中国ドラマ 天啓異聞録第1話・第2話・第3話のあらすじとネタバレ。
天啓異聞録 の内容
読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。
第1話
褚思鏡は寧海堡の奇病を調べ、謎の女性と海上の光を追ってバヤンと烏暮島へ渡ります。
第2話
褚思鏡は島で鱗に覆われた患者と刀が通じない怪物を発見し、弟を知る沈淙を保護します。
第3話
褚思鏡は弟が烏暮島を訪れていたと知り、寧海堡で拘束された後、アンジェリカを監視する任務を命じられます。
他のエピソードを見たい方は
天啓異聞録 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。
天啓異聞録 1話
あらすじ
錦衣衛の褚思鏡が寧遠へ
天啓3年、寧海堡で奇病が広がり錦衣衛の褚思鏡が調査に向かいます。途中で生薬を運ぶ兵たちに襲われますが、全員を倒して寧遠城に到着。参将の龍澄から案内役として韃靼出身の武官バヤンを紹介されました。
病人の皮膚に現れた鱗
褚思鏡は寧海堡の徐宗器と雷燧に患者との面会を求めます。翌朝に確認すると患者は高熱を出して皮膚が鱗のように変化していました。さらに海辺なのに魚を食べず七日ぶりの獣肉で飢えをしのいでいることが分かります。
謎の光を追って烏暮島へ
夜。褚思鏡は自分の姓を知る烏暮島の女性を見つけますが、雷燧に妨害されて逃げられます。役人を信用できない褚思鏡は、バヤンと海を泳いで島へ向かいました。褚思鏡は途中で溺れかけますが、見えた光を頼りに上陸。バヤンに感謝するとバヤンは自分は合図を出していないと言うのでした。
注目:寧遠城は明朝時代に実在した城
ドラマは架空の話ですが舞台になった寧遠城は実在します。『明史』の袁崇煥伝を見ると、天啓3年9月に遼東の防衛を任された孫承宗が反対する役人たちを説得して寧遠を守る決断をしました。孫承宗は満桂と袁崇煥を現場へ派遣して城壁の建設を進めました。城が完成したのは翌年ですから、天啓3年11月を描いた第1話で城を造っている最中なのは時期としてはぴったり重なります。
朝廷や現地の役人が築城を嫌がったのも当時の記録通りです。この頃の明の軍隊は後金に押されっぱなしで、山海関の向こう側へ兵士や物資を送る余裕なんてありませんでした。寧遠まで進出して防壁を作れば後金を食い止める拠点になりますが、もし城が落とされたら、せっかく運び込んだ山ほどの食料も工事費用も無駄になってしまいます。なのでもっと安全な場所まで引き返すべきだという慎重な声があったのです。
劇中でも築城に批判的な意見が出ますし、疫病がはやったのもそのせいと言われれてしまいます。ドラマは架空ですが、そうした反発心が疫病にこじつけられる雰囲気があったのは納得いきます。
天啓異聞録 2話
あらすじ
魚を食べた男への鞭打ち
烏暮島へ上陸した褚思鏡とバヤンは、柱に縛られた男を賀子礁が鞭打つ場面に遭遇します。罪は魚を食べたことでした。島では海の生き物を口にすると海神の祟りを受けるとされ、丘芷も掟を変えるつもりはありません。
鱗の病人と黒衣の集団
褚思鏡は洞窟で、寧海堡と同じく皮膚が鱗状になった患者を発見します。賀子礁たちは島が発生源だという疑いを否定しました。少年の賀六宏は化け物と黒衣の者たちについて話し、バヤンは焚き火の跡から軍隊の暗号を見つけます。
褚思鈺を知る沈淙
褚思鏡は寧海堡で会った女性が、行方不明の弟・褚思鈺を知っていると考えます。賀六宏の案内で奥へ進むと、その女性・沈淙の悲鳴が聞こえました。
火矢が怪物を退却させる
褚思鏡とバヤンは沈淙を襲う怪物と戦いますが刀が通じません。そこへ笛の音とともに火矢が飛び、怪物は逃走。二人は姿を見せない救援者を捜しながら、沈淙を保護しました。
注目:褚思鏡の役目とバヤンの思惑
褚思鏡は切られた腕を観察して人間とは違う皮膚や爪の質感を確かめました。しかも怪物を追い払った火矢は島民が手作りしたものではなく明軍の正式な装備でした。怪物が出ただけでも大変ですが、明軍の武器が絡んでくるとなればさらに厄介です。軍の人間が島の裏事情に関わっている可能性がでたので錦衣衛の立場上どうしても見過ごすわけにはいきませんでした。
バヤンが報告を止めさせたのは、この情報が寧遠の城づくりに影響してしまうと思ったからです。当時の遼東では後金の近くに軍事拠点を広げることに根強い反対意見がありました。もし築城予定地のすぐそばで化け物が出たなんて話が都に届けば、反対派はここぞとばかりに撤退の口実として使ってしまうでしょう。
褚思鏡は任務として報告しようとしましたが、バヤンは報告した後にどんな政治的トラブルが起きるかまで見据えていました。どちらかが間違っているわけではなく、錦衣衛と遼東軍とで大切にしたいものが違っていたのです。
天啓異聞録 3話
あらすじ
褚思鈺が烏暮島に来ていた
褚思鏡は怪物の腕と明軍の火矢を調べて島に軍関係者が潜んでいると考えます。沈淙から双子の弟・思鈺が2年前に彼女の母親と渥旃へ向かい、そのまま戻らなかったと聞きました。
バヤンを捕らえた丘芷
丘芷たちは島の秘密を外へ漏らさないためバヤンを拘束します。褚思鏡は沈淙と賀六宏を連れて逃げますが怪物に追われて小舟へ乗り、沈淙を島に残したまま海へ出ました。
黒色海龍号のアンジェリカ
濃霧の中で漂流した褚思鏡と賀六宏はアンジェリカが率いる外国戦艦・黒色海龍号に救助されます。寧海堡へ戻ると徐宗器と雷燧は正式な派遣通知がないと言って褚思鏡を拘束しました。
楊瓚が新たな任務を命じる
楊瓚は褚思鏡を処刑せず、アンジェリカの案内役に任命します。目的は彼女の行動を監視して報告させることでした。思鈺を諦めるよう告げられた褚思鏡は密書と剣を受け取ります。
注目点:外国の船が遼東に現れることはあった?
明の時代の終わり頃、中国の沿岸にヨーロッパの大型船が姿を見せることは、決しておかしな話ではありませんでした。16世紀以降はポルトガル人やスペイン人、17世紀に入るとオランダ人やイギリス人も東アジアの海で盛んに活動していました。
明の側も彼らの大砲や船を造る技術に目をつけて後に「紅夷砲」と呼ばれる西洋の大砲を北方の防衛に取り入れています。
でも遼東は後金との戦争が続いていますから、どこの国の船か目的は何かも分からない武装船が近づいてきたら調べないといけません。楊瓚が外国船を警戒するのは、当時としては当然なのです。
1~3話の主な登場人物
- 褚思鏡
奇病の調査で寧遠へ派遣された錦衣衛。
弟の足跡を追う立場から、アンジェリカの監視役へ変わる。 - バヤン
韃靼出身の武官。
褚思鏡の案内役となり、烏暮島で軍関係者の痕跡を見つけるが、丘芷たちに捕らえられる。 - 沈淙
褚思鈺の行方を知る烏暮島の女性。
怪物に襲われたところを褚思鏡たちに救われる。 - 褚思鈺
褚思鏡の双子の弟。
2年前に沈淙の母と渥旃へ向かい、消息を絶っている。 - 丘芷
烏暮島の掟を守る女性。
島の秘密を外へ漏らさないため、バヤンを拘束する。 - 賀子礁
烏暮島の住民。
魚を食べた男を罰し、島が奇病の発生源だという疑いを否定する。 - 賀六宏
怪物と黒衣の集団を目撃した少年。
褚思鏡とともに島を脱出し、黒色海龍号に救助される。 - アンジェリカ
外国戦艦・黒色海龍号を率いる女性。
褚思鏡の監視対象となる。 - 楊瓚
褚思鏡に命令を下す人物。
褚思鏡の処刑を取りやめ、アンジェリカの監視を命じる。 - 徐宗器
寧海堡の役人。
正式な派遣通知がないことを理由に、帰還した褚思鏡を拘束する。 - 雷燧
寧海堡の役人。
謎の女性を追う褚思鏡を妨害し、徐宗器とともに褚思鏡を捕らえる。 - 龍澄
寧遠城の参将。
褚思鏡に案内役としてバヤンを紹介する。
関連記事
次のエピソード
天啓異聞録 4話・5話・6話 怪物の正体と横公の目的


コメント