扶揺 10話・11話・12話のあらすじネタバレ。
長孫無極が送り込んだ軒轅暉が御水の術を成功させて新たな世子として迎えられました。昆京では斉震が戦北野の暗殺と国王への接近を企て、宗越は15年前に殺された一族の仇を討つ決意を固めるのでした。
10~12話の内容
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第10話 もう一人の世子
軒轅暉が御水の術で嵐を止めて新たな世子となり、扶揺は小七を捜すため戦北野のもとから抜け出そうとします。 -
第11話 うごめく陰謀
扶揺と雅蘭珠が友情を結ぶ一方、斉震は宗越を利用して国王に近づこうとし、戦北野は部下の林易に毒を盛られます。 -
第12話 軒轅の血族
宗越が自分こそ軒轅越だと再確認して復讐を誓い、扶揺は裴瑗の罠で奴隷の闘技場へ連れ去られます。
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扶揺 10話 もう一人の世子
あらすじ
軒轅暉と章鶴年
章府を訪れた少年・軒轅暉は、自分は軒轅王族の血を引く者だと名乗り水を操る御水の術を使えると申し出ます。
その知らせを受けた斉震は章鶴年が新たな切り札を手に入れたと思い警戒します。
実は軒轅暉を章府へ送り込んだのは長孫無極でした。無極は部下に軒轅暉の命を守るよう命じます。
御鱗台での御水の術
病状が悪化した太淵国王・軒轅韌は軒轅暉と対面し、その血筋を喜びます。しかし、大臣たちは家系図に名がないことから身分を疑いました。そこで斉震は御鱗台で御水の術を披露させるよう提案します。軒轅暉は懸命に術を使い、激しい豪雨と暴風雨を止めることに成功しました。その結果、軒轅の血筋が認められ、新たな世子として迎えられます。
扶揺と戦北野
昆京へ向かっていた扶揺たちは豪雨に巻き込まれ、泳げない戦北野が川へ転落します。
扶揺は飛び込んで彼を助けました。その後、戦北野はお礼として金貨を渡しますが、摂坤鈴の疑いは晴れていないと言って扶揺は開放しません。扶揺は小七を捜すため抜け出すため、戦北野の通行証を手に入れようと部屋へ忍び込みます。しかし返り討ちに遭って柱へ縛られてしまうのでした。
感想:軒轅暉が突然世子になって大丈夫?
いくら長孫無極の作戦とはいえ、軒轅暉があっさり世子になってしまいましたね。
信南王・軒轅昰の子だと名乗りましたが家系図には名前がなく大臣たちが疑うのも当然です。でも御鱗台で豪雨を止める術を見せた途端にあっさり王族だと認められて世子にまで選ばれてしまいました。
この国では水を操る力が大事なのでしょうけど、いくらなんでも急すぎませんかね?王族なのを認めるくらいならまだしも素性も人柄も分からない人物をいきなり後継者にするのは、ちょっと乱暴な気がします。病気の国王と大雨が重なって朝廷に余裕がないのはわかりますが、さすがに焦りすぎじゃないかと思います。
扶揺 11話 うごめく陰謀
あらすじ
扶揺と雅蘭珠の友情
扶揺は勝負に勝って雅蘭珠が一緒についてくるのを認めさせます。二人は昆京の街を歩くうちにすっかり意気投合しました。雅蘭珠が以前から戦北野のことが好だと胸の内を明かすと扶揺はその恋が実るように手伝うと約束しました。
扶揺は連れ去られた小七を捜そうとしていましたが、しばらくは戦北野と行動を共にすることにします。
戦北野を巡る思惑
雅蘭珠が料理を戦北野は食べようとしません。それどころか「自分にとって扶揺が一番大切な存在だ」とわざと口にしたせいで雅蘭珠は扶揺を恋のライバルだと信じ込んでしまいました。それでも扶揺が事情を説明したので仲直りできました。
一方、戦北野は摂坤鈴が盗まれた裏には何か別の企みがあると踏んでいました。
上巳節とうごめく陰謀
上巳節を迎えた昆京の街は祭りの熱気で華やいでいました。斉震は医者の宗越を訪れ「太淵国王の軒轅韌の病気が良くなったように見せかけてほしい」と頼みごとをします。宗越は「代わりに国王と直接会わせてほしい」と条件を出して引き受けました。
戦北野は部下の林易が出した酒に毒が入っているのを見破ります。追い詰められた林易は「天煞国でずっと周りに譲歩ばかりしている姿に失望した」と裏切りの理由をぶちまけました。戦北野は黒幕と消えた摂坤鈴のありかを問い詰めます。
一方、扶揺は雅蘭珠から戦北野が王族の争いの中でどれほど厳しい立場に立たされてきたかを聞かされるのでした。
注目点:林易の失望も理解できるけれど
林易が戦北野を裏切ってしまいましたね。昔は悪事に立ち向かっていた戦北野が、いまでは戦南城に何度も譲歩して大切な兵や土地まで手放しているように見えたからでしょう。民や仲間が苦しんでいるのに黙って見過ごす情けない人に見えてしまったのでしょう。
でも林易は戦北野が置かれた苦しい状況をどれだけ知っていたのでしょうか。戦北野が強く出られない一番の理由は母が人質にされているからですが。
だからといって、不満をぶつけるだけでなく毒を盛ってまで敵の計画に乗っかったのはやりすぎですよね。戦北野を倒したところで民が救われる保証もありませんし、かえって敵を喜ばせるだけです。
扶揺 12話 軒轅の血族
あらすじ 12話
宗越と軒轅家の祭壇
宗越は長孫無極に案内され15年前に一族が命を落とした生家に来ました。彼は祭壇の前で世間では亡くなったとされている軒轅越が自分なのだと心に刻み、一族の仇を討つと誓いました。
戦北野を狙う斉震
斉震は戦南城と手を結び戦北野を消し去ろうと企んでいました。刺客たちは屋敷に火を放ち襲いかかりますが、戦北野は雅蘭珠を助け出し、刺客を一人残らず返り討ちにします。
実はこの直前に戦北野は紀羽に印符を預け天煞国へ戻って静妃を守るよう頼み込んでいたのです。
裴瑗の罠と扶揺
扶揺は小七が残した印をたどるうちに裴瑗の罠にかかり、奴隷たちの闘技場へ連れ去られてしまいました。
裴瑗は「扶揺を倒せば褒美と自由を与える」と奴隷たちをそそのかし、一斉に襲わせます。扶揺は裴瑗を追い詰めようとしますが、金に目がくらんだ人々に阻まれ、その間に裴瑗は逃げてしまいました。長孫無極は危ないからと扶揺を引き止めます。それでも扶揺は、捕まった小七を救い出すためにどこまでも裴瑗を追うと心に誓うのでした。
主な登場人物と結果
- 扶揺(玄元派の元下僕)
戦北野を川から救い、雅蘭珠と友人になります。小七の手がかりを追って裴瑗の罠にかかりますが、危険を承知で追跡を続けると決めます。 - 軒轅暉(軒轅王族の血を引く少年)
章府に現れて御水の術を使えると名乗り、御鱗台で豪雨を止めたことで新たな世子として認められます。 - 長孫無極(天権国の皇太子)
軒轅暉を章府へ送り込み、その命を守らせます。宗越には雲痕の出生に関する手がかりを渡し、扶揺には裴瑗を追わないよう忠告します。 - 章鶴年(太淵国の重臣)
軒轅暉を保護したことで、斉震から新たな対抗手段を得た人物として警戒されます。 - 斉震(太淵国の国公)
軒轅暉の登場を警戒し、宗越には国王の病状を偽るよう依頼します。さらに戦南城と手を結び、戦北野の命を狙います。 - 戦北野(天煞国の烈王)
扶揺に命を救われますが、摂坤鈴の疑いから同行を命じます。部下の裏切りや刺客の襲撃を受け、天煞国での厳しい立場が明らかになります。 - 雅蘭珠(穹蒼の宗主の娘)
扶揺との勝負をきっかけに行動を共にし、戦北野への恋心を打ち明けます。誤解を乗り越え、扶揺と親しい友人になります。 - 宗越(医師/軒轅越)
斉震の依頼を受ける条件として国王との面会を求めます。かつて滅ぼされた軒轅家の生き残りだと再確認し、復讐を誓います。 - 軒轅韌(太淵国王)
病状が悪化するなかで軒轅暉と対面し、その血筋を喜びます。御水の術を見届けた後、彼を世子として迎えます。 - 裴瑗(裴家の令嬢)
小七の印を利用して扶揺を闘技場へ誘い込み、自由と褒美を条件に奴隷たちをけしかけて逃走します。
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