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月に咲く花の如く40話・41話・42話 周瑩が図爾丹と沈星移の求婚を断る

周瑩が機器織布局に20万両を出そうとして一族から反対され大当主の座を失ってしまいます。さらに図爾丹や沈星移から出資を条件に求婚されますが断りました。

その結果、呉家は大口の取引まで失いますが、おの損失のおかげで呉蔚武たちが出資に認めるのでした。

呉蔚武たちも周瑩を大当主から降ろした直後に仕事の多さを思い知るとは、もう少し早く周瑩の苦労を認めてあげてほしかったです。

40・41・42話の内容

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第40話を見る
周瑩は機器織布局へ20万両を出そうとしますが叔父たちに反対され、大当主の座を呉蔚武へ譲ります。

第41話を見る
図爾丹が2万両の金と雪蓮を持って周瑩に求婚し、周瑩は結婚すれば機器織布局の資金を得られると迷います。

第42話を見る
周瑩は図爾丹の求婚を断り、呉家は迪化との取引を失いますが、呉蔚武たちは機器織布局へ20万両を出すことを決めます。

 

他のエピソードを見たい方は
月に咲く花の如く あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

この記事にはネタバレがあります。

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月に咲く花の如く 40話 傲慢と偏見

周瑩が20万両を出す決意をする

沈家と胡家が出資を取りやめたため、機器織布局は設立が難しくなりました。趙白石から必要な資金は20万両と聞いた周瑩は呉家東院ですべての株を買うと言い出します。

上海ではすでに機械を使った織物工場が利益を出していました。周瑩は西洋から輸入される洋布がこれだけ売れているなら、中国でも機械を使って布を大量生産すれば大きな商売になると考えたのです。

周瑩は呉蔚武と呉蔚全に東院の現金だけで足りなければ土地や屋敷を処分して商品の仕入れに使う金まで集めれば20万両を用意できると説明します。

でも、それでは東院のほぼ全財産を新しい事業につぎ込むことになります。叔父たちは猛反対。西洋の機械を信用していないこともあり、周瑩との話し合いはまとまりませんでした。

周瑩が大当主の座を失う

周瑩はジョゼフ神父を呼び西洋の機械や技術について叔父たちに説明してもらいます。それでも呉蔚武たちは納得しません。

さらに、これまでも周瑩が自分の判断で大きな商売を決めてきたことを問題にして大当主から降りるよう求めます。周瑩は大印を返して呉蔚武が新しい大当主になりました。

呉蔚武はさっそく趙白石へ連絡。呉家は機器織布局への出資を取りやめると伝えます。

ところが実際に東院の仕事を引き継いでみると簡単ではありません。図爾丹との取引だけでも大量の商品を扱い、得意先や輸送業者との連絡が必要です。さらに各地から次々と商談や報告が届きます。

叔父たちは周瑩がこれまで毎日どれほど多くの仕事を処理していたのかを初めて知るのでした。

 

感想

周瑩はさすがにやりすぎではないでしょうか。

確かに上海では機械を使った織物工場が利益を出していますし、洋布が中国で売れている以上、自分たちで大量生産しようと考えるのも商人としてはわかります。

でも20万両という大金は東院のほぼ全財産ですからね。リスクが高すぎます。成功すれば大きな利益になりますが、失敗したらどうするのでしょうか。せっかく立て直した東院が、また経営難になる可能性があります。叔父たちが反対するのは当然でしょう。

もちろん叔父たちにも問題があります。西洋の機械だから信用できないという偏見があるので事業として採算が取れるのかを冷静に検討しているとは言えません。

結局、周瑩は自信が強すぎるし、偏見が強すぎます。どちらも相手の話を十分に聞かないまま対立してしまったのでしょうね。

 

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月に咲く花の如く 41話 愛かお金か

千紅が周瑩に再婚を勧める

千紅は助けてもらった礼を言いに周瑩を訪ね、二人は改めて義姉妹になります。周瑩が千紅の派手な服装を注意すると、千紅は逆に、若い周瑩が寡婦だからと地味に暮らす必要はないと再婚を勧めました。一方、呉漪には冷家の長男との縁談が持ち上がります。ところが呉漪が想っているのは、機器織布局の設立に力を注ぐ趙白石でした。

図爾丹が2万両の金と雪蓮を差し出す

迪化から図爾丹が呉家東院を訪れます。歓迎の宴が始まると、図爾丹は涇陽へ来た目的は周瑩だと明かし、金2万両と天山で手に入れた雪蓮を差し出して求婚しました。呉蔚武と呉蔚全は周瑩が呉聘の寡婦だとして困惑しますが、大切な取引相手だけに強く拒むこともできません。周瑩はすぐに答えを出さず、考える時間を求めました。

周瑩が欲しいのは結婚ではなく機器織布局の資金

周瑩が迷う理由は図爾丹への恋愛感情ではなく、2万両の金でした。銀に換算すれば機器織布局への出資に必要な20万両を用意できるからです。千紅は好きでもない男性と金のために結婚しないよう忠告します。
やがて求婚を知った沈星移も駆けつけます。図爾丹が2万両なら自分はさらに多く出すと言いますが、周瑩は金額に関係なく星移には嫁がないと即答しました。星移が帰ったあと、周瑩は同じ大金の話でも図爾丹と星移では自分の反応が違うことに気づきます。韓三春は、それだけ二人に向けている思いが違うのだと指摘しました。

感想:清代の寡婦は再婚できなかったの?

千紅は周瑩に再婚を勧めましたが、呉蔚武や呉蔚全は猛反対。呉聘の妻だった周瑩が別の男性に嫁ぐことを、呉家の名誉に関わる問題だと考えていました。

明時代には儒教的価値観がさらに強まり、夫の死後も再婚しなかった女性を国家が表彰する制度が発達しました。清朝もこの制度を受け継いでいます。そのため、夫の家や地域社会が寡婦の生活を支えて再婚せずに夫の家に残ることを求めることもありました。

とはいえ、寡婦の再婚が法律で禁止されていたわけではなく。周瑩が再婚するのは可能です。現実に再婚する寡婦もかなりいました。

でも、儒教的価値観を大切にする人たちにとっては不名誉なことに思えました。とくに名家ほど気にする傾向が強かったようです。

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月に咲く花の如く 42話 怪我の功名

沈星移が周瑩との結婚を家族に宣言

沈星移は母に呉家へ縁談を申し込んでほしいと頼みます。母は相手を呉漪だと思っていましたが、星移が結婚したいのは周瑩でした。

周瑩は呉聘の未亡人です。しかも沈家と呉家には長い因縁がありますから母は猛反対。沈四海も認めようとしません。それでも星移は諦めず周瑩と結婚できないなら生涯誰とも結婚しないと言い切りました。

周瑩が図爾丹の求婚を断る

周瑩は図爾丹を涇陽の商店へ連れて行き洋布を見せながら陝西機器織布局への出資を持ちかけます。ところが図爾丹は周瑩が自分の妻になるなら必要な金を出すと条件を出しました。

図爾丹なら商売にも理解があり周瑩が必要としている資金も持っています。それでも周瑩は結婚を受け入れません。呉聘への思いは今も変わっておらず、自分の心は夫とともに土の下にあると伝えて求婚を断りました。

図爾丹は周瑩を思い出してしまうという理由から、呉家との取引をすべてやめると告げるのでした。

呉家が20万両を機器織布局に出資する

図爾丹との取引がなくなり、呉家は大きな収入源を失いました。ここで呉蔚武は、それまで反対していた機器織布局への出資を決断します。呉蔚全も最終的には賛成しました。

周瑩は趙白石のもとを訪れ呉家から20万両を出すと申し出ます。趙白石は資金不足を補うため中古機械を購入することも考えていましたが、周瑩は新しい機械を買うよう勧めました。

図爾丹の出資を得られず実現が難しくなっていた機器織布局でしたが、今度は呉家が資金を出すことになり、計画を続けられることになりました。

 

感想

図爾丹の求婚を断る周瑩を見ていると、やはり呉聘の存在は大きいですね。図爾丹は商売にも理解がありますし、周瑩が必要としている20万両も用意できます。条件だけ考えれば、かなり相性のいい相手です。

それでも周瑩は金のための結婚はしませんでした。しかもこのとき思い出したのが、呉聘から教わった商売の考え方です。呉聘本人はもういませんが周瑩が商人として何を選ぶのかという部分には今もかなり影響を与えています。

でも、ドラマ的には図爾丹まで周瑩に求婚させる必要があったのでしょうか?なんで周瑩はこんなにもてるんでしょう?商売のドラマなんですから、このまま商売仲間の方が面白かったと思います。

 

主な登場人物と結果

  • 周瑩:呉家東院の若奥様・商人
    機器織布局の将来性を信じ、東院の全財産に近い20万両を出そうとします。その強引さから大当主の座を失いますが、図爾丹との結婚で資金を手に入れる道は選ばず、最後まで自分の気持ちを曲げません。

  • 趙白石:地方官・機器織布局設立の中心人物
    機器織布局を設立するため資金を集めています。沈家と胡家が離れたことで資金不足に苦しみますが、最後は呉家から20万両の出資を得られることになります。

  • 図爾丹:迪化の商人・呉家の大口取引相手
    金2万両と雪蓮を持って周瑩に求婚します。機器織布局への資金提供も結婚を条件にしますが、周瑩に断られたため、呉家との取引をすべてやめると告げます。

  • 沈星移:沈家の次男
    図爾丹の求婚を知ると、自分も周瑩と結婚すると家族に宣言します。図爾丹以上の金を出すと言いますが、周瑩からは金額に関係なく結婚しないとはっきり断られます。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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