扶揺(フーヤオ) 37話・38話・39話では扶揺と長孫無極の誤解が解けました。ところが長孫無極は長孫迥危篤の知らせを受けて扶揺に姚城を託して天権へ向かいます。残された扶揺はわずかな兵で黒戎寨の五万を超える軍勢に立ち向かい、最後は一人で敵陣へ入り赤鬼を討ち取ります。しかし姚城を守ってきた扶揺は裏切り者と疑われ、城門を閉ざされたまま隠衛たちと城外に取り残されます。
37~39話の内容
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扶揺と長孫無極の誤解が解けたものの、雅蘭珠が長孫無極の過去を知って襲いかかり扶揺が彼をかばって負傷します。
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長孫無極が天権へ向かったあと、扶揺は三千人ほどしかいない姚城で五万を超える黒戎寨の軍勢を迎え撃ちます。
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扶揺は単身で黒戎寨へ乗り込んで赤鬼を討ち取りますが、姚城の住民から裏切り者と思われて城内へ戻れなくなります。
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この記事にはネタバレがあります。
扶揺 37話 真実の行方
37話のストーリー
扶揺と長孫無極の誤解が解ける
扶揺は仏蓮との婚姻を気にして長孫無極を避けていました。長孫無極は玄霊真葉を使って自分が璇璣との婚姻を断り、仏蓮にも婚約解消を求めたことを明かします。扶揺が長孫迥の禅房で見た光景は二人を別れさせるために作られた幻でした。真相を知った扶揺は長孫無極と仲直りします。
雅蘭珠が長孫無極を襲う
二人は賊に襲われていた雅蘭珠を救出しました。ところが長孫無極が鎖情毒に苦しむ扶揺へ魂熄術を使うと雅蘭珠は彼の正体に気づきます。長孫無極は邛葉族の南北の争いを引き起こした人物でした。雅蘭珠は長孫無極を狙いますが、扶揺がかばって負傷します。
鉄成が扶揺に求婚
姚城では沙神節が開催されました。鉄成は弓術で扶揺に敗れた後、彼女を妻にしたいと言い出します。そこへ長孫無極が現れ、見事な弓術を披露して鉄成を負かしました。
雅蘭珠はなぜ長孫無極を殺そうとした?
雅蘭珠が長孫無極を襲ったきっかけは魂熄術でした。雅蘭珠はこの術を使えるのは長孫無極だと知っています。
雅蘭珠の父・雅蘭止は邛葉族の北王でした。ところが長孫無極は五洲の利益を守るために邛葉族の南王と北王の戦争を引き起こしていました。その争いのため邛葉族は衰退しました。雅蘭珠にとって長孫無極は仇です。
長孫無極も自分のしてきたことは分かっているのでしょう。雅蘭珠に一度だけ自分を殺す機会を与え、将来彼女が北王を継いだ後なら正式に戦うと約束しました。
ヒロインの相手だからといって、どこまでも良い人ではないんですよね。太淵にいたときから何となく思っていましたが、国のためには他国や他人を犠牲にすることもするという、けっこう厳しい一面があるんですよね。
扶揺 38話 愛の誓い
38話のストーリー
長孫無極が姚城を離れる
扶揺は鎖情毒が治らないと思い、長孫無極を遠ざけていたと告白します。長孫無極は必ず解毒薬を見つけると約束しました。ところが長孫迥危篤の急報が届きます。長孫無極は鉄成を弟子にして扶揺を守るよう頼み、姚城を彼女に託して天権へ向かいました。
長孫平戎と赤鬼が姚城を狙う
長孫平戎は赤鬼に南戎を与える条件で出兵を求め、姚城攻略後に皇城を狙う計画を進めます。一方、伏兵に追われた長孫無極は宗越と別れ、一人で危険な葛雅砂漠へ入りました。
扶揺が五万の軍勢を迎え撃つ
黒戎寨側は五万を超える兵を集めますが、姚城は全住民を合わせても三千人ほどで、食糧も五日分しかありません。扶揺は姚城を守る人々を励まし、敵を城内へ誘い込んで火を放ちます。兵力で圧倒する黒戎寨は扶揺の策によって大きな被害を受けました。
感想
長孫迥のやり方はどこか編ですよね。君主ですから長孫無極が命令に従わないことに腹を立てるのはわかります。でも、そのために長孫平戎の待ち伏せまで認めるのはどういうこと?息子同士に殺し合いをさせて何が得られるというのでしょうか?
それに長孫平戎は長孫迥が期待するほど立派な競争相手には見えません。赤鬼に南戎を与えると約束しては兵を借り、扶揺への恨みから姚城まで攻撃しています。試練のつもりでしょうけど、本当は朝廷内で支持のある長孫無極を亡き者にしたいんじゃないかと思ってしまいますね。
実際、こういう皇帝っているんですよ。後継者の有能さより、自分の権威や地位安泰を優先する君主って。
扶揺 39話 姚城の攻防戦
39話のストーリー
赤鬼が投降した住民を殺害
黒戎寨に包囲された姚城では食糧と水が不足。赤鬼は三日以内に投降すれば助けると知らせます。住民たちは扶揺の制止を聞かず城外へ出ますが、黒戎寨は約束を破って矢を放ちました。少女を助けた扶揺も背中に矢を受けます。
扶揺が一人で黒戎寨へ
扶揺は小七と雅蘭珠を援軍要請に向かわせ、自分は姚城の官印を持って赤鬼のもとへ行きます。投降すると見せかけて盟約を結ぶ場へ入り、赤鬼が警戒を解いたところを襲撃。長孫無極が残した隠衛にも助けられ、赤鬼の首を持って脱出しました。
姚城が扶揺を締め出す
扶揺は赤鬼の首を掲げて城門を開けるよう求めます。しかし住民は扶揺を裏切り者と思い、受け入れません。鉄成だけは扶揺を信じますが城門を開けられず、城外では隠衛たちが扶揺を守って次々と命を落としていきます。
主な登場人物と結果
- 扶揺:姚城を守る中心人物
長孫無極との誤解が解け、鎖情毒への不安も打ち明けます。無極が去ったあとは姚城を守るため黒戎寨と戦って赤鬼を討ち取りました。しかし住民に疑われて城外へ締め出されます。 - 長孫無極:天権の皇太子
璇璣との婚姻を断って仏蓮にも婚約解消を求めたことを扶揺へ明かして仲直りします。長孫迥危篤の知らせを受けると鉄成に扶揺を守るよう頼んで姚城を離れて天権へ向かいます。 - 雅蘭珠:扶揺の仲間で邛葉族に関わる人物
魂熄術を見て長孫無極の正体に気づき、彼を襲います。しかし扶揺が無極をかばって負傷したのでで、その場では無極を討てませんでした。 - 鉄成:姚城の青年
沙神節で扶揺に求婚しますが、現れた長孫無極との弓術勝負に敗れます。その後は長孫無極の弟子になり扶揺と姚城を守る役目を任されます。 - 長孫平戎:姚城攻略を企てる人物
赤鬼に南戎を与える条件で出兵を求め、姚城を落としたあとは皇城まで狙う計画を進めます。 - 赤鬼:黒戎寨の首領
5万を超える兵で姚城を包囲。投降した住民まで殺害します。扶揺を受け入れるふりをして盟約の場を設けますが、逆に扶揺の襲撃を受けて討ち取られます。
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