蜀紅錦 7話・8話・9話では季英英が花容の不正を暴きますが、牛五娘から協力を迫られます。英英が誘いを断ると牛五娘は彼女を監禁。その後も牛五娘は花容を切り捨てて季家に圧力をかけてきます。
趙修縁は季英英への想いはあるものの趙家の利益を優先する祖父から牛五娘と結婚するよう命じられるのでした。
蜀紅錦 7~9話の内容
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季英英が飛花会を率いて花家に挑み、楊静瀾は帳簿から花容の不正を突き止めて逮捕します。
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季英英は牛五娘の誘いを拒んで監禁されますが、暗号を受け取った玉玲瓏と楊静瀾に救出されます。
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牛五娘が紅花餅を買い占めて季家を追い込むなか、桑十四郎が朱顔酡の正式な登録書類を届けて英英一家を救います。
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蜀紅錦 7話 闇夜の刺客
7話のストーリー
飛花会が花家に挑戦
闘芳菲では今回も花家が首位になります。楊静瀾は花家が贈った品を賞品として返し買収を皮肉りました。
そこへ季英英が飛花会を率いて現れ、二百五十貫の注文を受けた絹糸を披露。仲間の糸を花にして配りって益州一の錦糸を作ると宣言します。
牛五娘も離れた場所から英英を見ていました。
牛五娘が花容を切り捨てる
季英英と趙修縁が会っているところへ矢が飛んできますが、楊静瀾が助けました。矢は軍用品で刺客の遺体は花家の別邸から発見されました。牛五娘は勝手に刺客を動かした花容に裏帳簿を渡せと命じ、季英英にも山の件にも関わるなと通告します。
帳簿から花容の不正が発覚
楊静瀾は押収した帳簿を季英英に調べてもらいます。英英はすぐ不自然なところを見つけて、花容の税逃れの疑いが濃くなりました。逮捕された花容は英英への嫌がらせを白状します。
楊静瀾は自分が誤解していたことを知って季英英のもとへ謝罪に向かいくのでした。
花容の税逃れはどれほど問題なの?
7話では花容の帳簿から税をごまかした疑いが出てきますが、現在でも脱税は罪ですが唐の時代でももちろん罪になります。
唐では12代皇帝 徳宗の建中元年(780)に税の改革を行い両税法が始まり、財産や経済力によって税を負担する仕組みが重視されました。
各地を移動して商売する商人にも取引した州県で課税する規定があります。花容が売上や取引額を帳簿から隠していたなら、朝廷に納める税を意図的に減らした疑いが出てくるわけです。
唐時代には商取引を記録させ、申告しなかった財産に没収や杖刑を科した例もありました。さすがにこれは厳しすぎると言うので変更になりましたが、唐の時代では税逃れは重罪でした。
ただしドラマのように季英英が帳簿の異常を発見してそのまま楊静瀾が花容を逮捕するというほど簡単にはいきません。ここはドラマむけに単純に脚色していますね。
蜀紅錦 8話 岐路
8話のストーリー
牛五娘の誘いを拒否
楊静瀾は季英英に誤解していたこと謝り、白紙に模様が浮かぶ染料を贈ります。英英は染色に打ち込みますが、牛五娘の侍女に呼ばれ屋敷へ向かいました。牛五娘は朱顔酡の評判を持ち出して趙修縁との婚姻や季家の再興まで約束して協力を求めます。でも英英は飛花会の仲間を捨てられないと断りました。
季英英を屋敷に監禁
牛五娘は長安へ送られたはずの朱顔酡の登録書類を見せ、英英を屋敷に閉じ込めました。蜀紅糸を染めるまで帰さないと言われた英英は家族へ手紙を送る許可を取りつけました。その後、牛五娘は趙修縁にも近づきますが、修縁は季英英しか娶らないと拒みます。それでも修縁の祖父は牛家との縁が趙家の利益になると考え、修縁に牛五娘との結婚を命じました。
「二貫」の暗号で救出
季耀庭のもとへ届いた英英の手紙には玉玲瓏へ二貫を返してほしいと書かれていました。玉玲瓏は「二貫」が自分と楊静瀾に助けを求める暗号だと気づきます。二人は牛家へ向かい、閉じ込められていた英英を見つけ出しました。
蜀紅錦 9話 謀略戦
9話のストーリー
牛五娘が花容を始末
楊静瀾は錦王府へ戻り花容が死亡したことを知ります。牛五娘が秘密を隠すため始末したと考えました。一方、季英英は楊静瀾から父・季帰南の事件について聞かれます。英英も父の罪には疑問を持っていましたが、父の死後は母の病と生活で真相を調べる余裕がなかったと話しました。
紅花餅が市場から消える
牛五娘は朱顔酡を注文した商人を季家へ向かわせました。さらに玉縁に命じ、染色に必要な紅花餅を市場から買い占めました。趙修縁は季家へ入ることさえできず、英英を守るには牛五娘の条件を受けるしかないと考えます。一方、英英は楊静瀾に送ってもらい陳三郎を訪ねました。
桑十四郎が登録書類を届ける
商人たちが再び納品を迫ると陳三郎たちが大量の朱顔酡を運び込みます。ところが今度は登録書類がないと問題にされ、桑長史が季英英一家を連行しようとしました。そこへ桑十四郎が正式な登録書類を持って現れ、英英たちは連行を免れるのでした。
牛五娘はなぜ朱顔酡ではなく紅花餅を狙った?
牛五娘は出来上がった朱顔酡をダメにしたり奪ったりするのではなくて、染色に必要な紅花餅が手に入らないように仕向けました。これではいくら季英英が染めものを作りたくても原料がなければ注文分を追加生産できません。しかも商人には納期を迫らせています。
大量注文を受けたのに全く生産できなかったら信用問題に関わります。商品を盗んだり壊したら罪なのでバレたときのリスクが高いですが。買い占めるだけなら倫理的に問題はあっても罪には問われません。自分は手を汚すことなく、商売をできなくして信用も一気に落としてしまうというかなり悪賢い方法ですね。
とはいえ英英はそこも計算していたようです。必要な材料はすでに確保済みでした。牛五娘の思惑は失敗です。でも、趙修縁の縁談の件までは英英も予想できてないでしょうね。
主な登場人物と結果
- 季英英:季家の娘・飛花会の中心人物
飛花会を率いて花家に挑み花容の帳簿から不正を見抜きます。牛五娘から季家再興と趙修縁との婚姻を持ちかけられても協力を断り、監禁や朱顔酡をめぐる妨害にも屈しません。 - 楊静瀾:錦王府に関わる官人
英英の協力で花容の税逃れの証拠をつかみます。英英への誤解を認めて謝罪、監禁された彼女の救出にも向かいます。 - 牛五娘:牛家の娘
独断で刺客を動かした花容を切り捨て、英英には協力と趙修縁との婚姻を持ちかけます。拒まれると監禁や紅花餅の買い占めによって季家に圧力をかけ英英と敵対することになります。 - 花容:花家の人物
刺客を勝手に動かしたことで牛五娘から見放され、裏帳簿から税逃れの疑いも発覚します。逮捕後は英英への嫌がらせを認め、その後、秘密を守ろうとする牛五娘によって始末されました。 - 趙修縁:趙家の青年
牛五娘から接近されても季英英しか娶らないと拒みます。しかし祖父から牛家との婚姻を命じられ、英英を守るため牛五娘の条件を受けるべきか苦しい選択を迫られます。 - 玉玲瓏:季英英の仲間
英英の手紙に書かれた「二貫」が救助を求める暗号だと気づき、楊静瀾とともに牛家へ向かって英英を救い出します。
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