春花焔 1話・2話・3話・4話のあらすじとネタバレを紹介します。
青州の大火で父を失った眉林は、仇と信じる第三皇子・慕容璟和を討つため、刺客として都へ潜入します。ところが、璟和の令牌が放火犯のものと異なることが判明。眉林は青州の民を殺した真犯人を探すため、命懸けで璟和へ助けを求めるのでした。
1~4話の内容
- 第1話:青州の大火で父を失った眉林が刺客となり、慕容璟和の暗殺に失敗した末、彼が足の不自由を装っている秘密を知ります。
- 第2話:眉林は二つの令牌の違いから璟和が放火犯ではない可能性に気づきますが、暗廠の主から再び暗殺を命じられます。
- 第3話:眉林は青州事件の真犯人を探すため、急所を外して璟和を刺し、牢の中で生き抜く決意を取り戻します。
- 第4話:璟和は眉林を狙う刺客と太子の思惑を見抜き、処罰を装って彼女を牢から救い出します。
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春花焔 1話 虐殺将軍の戯れ
あらすじ
青州の大火と眉林の復讐
青州の大火で父を失った眉林は放火犯から奪った令牌を手がかりに、第三皇子・慕容璟和を仇と決めます。
十年後、暗廠で刺客となった眉林は同じように家族を失った少女を密かに逃がした後、西焉の和親使節に紛れて都へ入りました。
慕容璟和の帰京
炎帝は太子・慕容玄烈の本心を確かめながら、長く都を離れていた慕容璟和を迎親使に任命します。帰京した慕容璟和は紙銭をまき、子顧公主を怒らせたうえ眉林を含む四人の女性を自邸へ連れ帰りました。
浴場で失敗した暗殺
夜、眉林は寝宮へ忍び込みますが別の覆面者と鉢合わせになります。さらに慕容璟和が来たので計画を変更します。浴場まで近づいたものの、慕容璟和に取り押さえられました。さらに眉林は足が不自由だと思われていた彼が普通に立って歩く姿を目撃します。慕容璟和は眉林の正体にも気づいた様子を見せ、二人は互いの目的を隠したまま取り決めを交わすのでした。
注目:子顧公主に紙銭をまいた慕容璟和の狙いとは?
西焉の子顧公主が城門へ着くと、慕容璟和は祝いの品ではなく紙銭をまきました。紙銭は死者に供えるものです。婚姻を進めようとやってきた使節への対応としては、明らかに失礼です。子顧が怒るのは当然です。
中国の和親は王朝と周辺国が婚姻関係を結んで戦争を避けたり国境の関係を保ったりする手段でした。漢以降のいくつかの国が和親を行っています。唐にも吐蕃や吐谷渾などとの婚姻が行われています。もちろん公主本人の希望より国家間の都合が優先されます。
でも、その場で紙銭をまく慕容璟和の行いは、歓迎ではなく弔いを連想させます。子顧本人への嫌がらせだけというより、この婚姻が誰かの犠牲で成り立っていると周囲に知らせる意図もありそうです。
春花焔 2話 鬼のうごめく都
あらすじ 2話
慕容璟和が眉林を生かした理由
慕容璟和は雨の中で青州の仇討ちを宣言した眉林との出会いを思い返します。眉林は力の差を思い知らされても立ち上がり、両親の仇を討つために生きると言い切りました。慕容璟和は彼女を殺さず、憎しみだけでは目的を果たせないと告げます。
太子が広めた青州の童歌
子顧は眉林を助けるため慕容璟和の勝負を受けます。ところが、璟和は護衛を皆の前で射殺します。その男は昨夜の刺客でした。
一方、慕容玄烈は子どもたちに青州の虐殺を責める童歌を広めさせました。慕容璟和は歌った子どもへ金を渡し、さらに広めるよう命じて太子の策を逆手に取ります。
皇后を弔う夜と偽の令牌
夜、慕容璟和は婚礼衣装を着て亡き母が生前に望んだ姿を位牌へ見せます。屋敷へ忍び込んだ眉林はその様子を隠れて聞きました。さらに青州の放火犯から奪った令牌と屋敷にある本物の令牌を比べ、細部が違うと気づきます。しかし暗廠の主は眉林に再び毒を飲ませ、慕容璟和の暗殺を命じるのでした。
注目:眉林が見つけた令牌の違いは、青州事件とどう関係する?
眉林は十年前に父を殺した者から令牌を奪いました。その印が慕容璟和につながる証拠と考えて暗廠で訓練を続けてきました。ところが慕容璟和の屋敷にあった本物と比べると、形や細工にわずかな違いがあります。
この違いが偶然でなければ青州の放火犯は慕容璟和の部下ではなく、第三皇子の名を使った別の者だった可能性があります。令牌を偽造して現場へ残せば、事件の責任を慕容璟和になすりつけることができます。
慕容玄烈が童歌を用意したことまで考えると、太子側が十年前から事件に関わっていた可能性もあります。ただし第2話の時点では詳しいことはわかりません。暗廠の主が眉林に毒を飲ませて急いで暗殺させようとしましたし、暗廠と令牌の偽造がつながっている可能性もあります。
春花焔 3話 揺れる和親の宴
あらすじ 3話
慕容玄烈を欺く慕容璟和
慕容璟和は酒に溺れ脚を嘆く姿を兄の慕容玄烈へ見せ続けていました。
太子は弟への警戒を弱めますが、慕容璟和は会話から兄の敵意を確かめます。その後、慕容璟和は青州の死者を弔い当時の民が兵へ襲いかかった日のことを思い返しました。
眉林が刺した本当の理由
式典で毒が効き始めた眉林は腕を傷つけて意識を保ちます。慕容玄烈が玉佩を与えようとすると、慕容璟和が止めました。眉林は彼へ近づき、青州の民を殺した者は別にいると伝えます。さらに助けを求めるため、急所を外して慕容璟和を刺すのでした。
牢で生きる意志を取り戻す眉林
眉林は捕らえられ、慕容玄烈から取り調べを受けます。慕容璟和は眉林を知らない女として扱い、太子に利用させませんでした。その後、張印を酒席へ呼び青州事件について圧力をかけます。
牢で弱り始めた眉林は石の隙間に咲いた花を見つけ、真相を知るまで生きると自分に言い聞かせるのでした。
春花焔 4話 死ねない花
あらすじ 4話
越秦が進める救出計画
越秦は愛蔵の棋譜を皇帝へ献上して眉林の助命を願いますが、許しは得られません。それでも諦めず、牢番を買収して食事を届け、翌日に仮死薬で眉林を連れ出す計画を立てました。しかし重箱には別の者が刺客を潜ませており、眉林は牢内で襲われます。
慕容璟和が牢へ現れる
慕容璟和は刺客から眉林を救います。眉林は証拠を材料に釈放を求めました。仮死薬を持って来た越秦も牢へ現れ慕容璟和に協力を頼みます。慕容璟和は表向きには拒絶しますが、越秦と眉林の過去を清宴に調べさせるのでした。
鞭の刑を利用した救出
慕容璟和は皇帝に青州の遺民を利用する者を調べるため、眉林を今すぐ処刑すべきではないと進言します。子顧も助命を求めたため皇帝は釈放を検討します。
眉林を消そうとする慕容玄烈の考えに気づいた慕容璟和は、鞭の刑を執行します。処罰した形を作ったうえで眉林を抱き上げ太子の前から連れ去るのでした。
主な登場人物と結果
- 眉林:青州の大火で父を失った暗廠の刺客。璟和を仇と信じていましたが、偽の令牌に気づき、真犯人を追う道を選びます。
- 慕容璟和:炎帝の第三皇子。青州虐殺の罪を着せられた「威北将軍」で、足が不自由なふりをしながら太子の本心を探っています。
- 慕容玄烈:炎帝の太子で璟和の兄。童歌や刺客を使って青州事件への非難を弟に集め、眉林を消そうとします。
- 越秦:西焉の人物で眉林を大切に思う青年。棋譜の献上や仮死薬を使い、牢から彼女を救おうとします。
- 子顧公主:西焉から来た和親公主。眉林を守ろうとし、皇帝にも助命を願い出ます。
炎帝:大炎の皇帝で玄烈と璟和の父。皇子たちの本心を探りながら、眉林の処分を決める立場にあります。 - 清宴:慕容璟和の側近。命を受け、眉林と越秦の過去を調べ始めます。
- 暗廠の主:眉林を刺客に育てた人物。毒で彼女を支配し、慕容璟和の暗殺を繰り返し命じます。
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