安寧録 1話・2話・3話・4話のあらすじとネタバレを紹介します。
別院から羅家へ戻った七番目の孫娘・羅宜寧が、喬月嬋の罠を見抜き、不利な縁談を自ら破談へ導きます。
1~4話の内容
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第1話
羅宜寧は還暦祝いで爆竹の罠から蔣大娘子を守り、羅慎遠が自分を救った黒衣の男ではないかと疑います。 -
第2話
祖母のため羅家に残った宜寧は、喬月嬋が広めた悪評によって蔣家から側室として迎えられそうになり、婚約を壊す方法を探し始めます。 -
第3話
宜寧は蔣家の若様と羅宜憐の関係を明らかにして婚約を破談にし、喬月嬋から林海如へ家政を戻させます。 -
第4話
宜寧は湿疹を起こす薬を使った罠を見破りますが、喬月嬋と宜憐は李婆やに罪を負わせて処罰を逃れます。
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安寧録 1話 七番目の孫娘
あらすじ
羅宜寧が羅家の還暦祝いへ
別院で育った羅宜寧は、祖母である大奥様の還暦祝いに出席するため京城へ戻ります。道中で李応龍に人質にされますが、追跡中の羅慎遠に助けられました。羅家では側室の喬月嬋が正妻のように客を迎え、林海如を脇へ追いやっていました。
爆竹に仕込まれた罠
宜寧は切り絵と祖母の若い頃を描いた絵を贈り祖母を喜ばせます。その後、使用人が細工した爆竹を宜寧へ渡しました。慎遠が異変を知らせますが、羅宜憐が爆竹を奪って点火します。宜憐は爆音に驚いて蔣大娘子の前へ投げ、宜寧が間に入って彼女を守るのでした。
祠堂で知った慎遠の傷
計画に失敗した喬月嬋は宜憐をかばい羅成章も娘を許します。
一方、慎遠は還暦祝いに出たことを責められて祠堂で正座を命じられました。宜寧も父に反論したため同じ罰を受けます。宜寧は慎遠の腕にある傷を見て、昼間に李応龍を追っていた黒衣の男と同じ人物ではないかと考えるのでした。
注目:喬月嬋はなぜ林海如より先に羅家の客を迎えたのでしょうか?
喬月嬋は側室です。でも目立つふるまいをして客人を案内して正妻のようにふるまっています。李夫人が彼女を正妻だと思っても訂正せず、林海如へ渡すはずの贈り物まで受け取ってしまいまいました。
喬月嬋は客の応対を自分して、羅家を仕切っているのは自分だと思わせたかったのでしょう。羅成章から特別扱いされているので屋敷の使用人も喬月嬋を咎めようとしません。
実際の宋時代の家では正妻と妾の立場は違います。喬月嬋のふるまいは当時の常識からいうと外れていますが、それだけ羅成章が喬月嬋をひいきしているということです。だから正妻の子の羅宜寧が冤罪をかけられてしまうのですね。
安寧録 2話 不利な縁談
あらすじ 2話
宜寧が祖母のため羅家に残る
祠堂で目を覚ました羅宜寧は羅慎遠が服をかけてくれたことを知りました。祖母は慎遠の母が侍女だったことを理由に彼を遠ざけました。
その後は宜寧に羅家で暮らしてほしいと頼みます。宜寧は祖母の病状を徐氏から聞いて、病気がちな祖母のために屋敷に残ると決めました。
喬月嬋が側室に?
宜寧は母の品を調べて爆竹に赤リンを仕込んだ人物が喬月嬋の侍女 李婆やだと考えます。一方、蔣家は宜寧を正妻ではなく側室として迎える条件を出しました。喬月嬋が宜寧の悪い噂を広めていたためです。
祖母が倒れる
羅成章は蔣家へ嫁ぐよう宜寧に迫り、拒めば祖母の病気は宜寧の責任だと責めました。喬月嬋は庭師を使って側室婚の話を祖母へ伝えます。それを聞いた祖母は怒りで倒れてしまいます。宜寧は蔣家との婚約を破談にしようと動き出すのでした。
感想
羅成章は嫡女を側室にするのは羅家への侮辱だと怒っていたはずなのに、喬月嬋から出世に役立つと言われるとコロッと態度を変えて、宜寧へ結婚を迫りましたよね。考えが変わるのが早すぎますよね。しかも宜寧が断ったら祖母が病気になった責任まで負わせるつもりです。自己中心的すぎます。こんなのだから側室の喬月嬋がのさばるのでしょう。
安寧録 3話 三兄上の秘密
あらすじ 3話
宜寧が蒋家の若様を隣室へ呼ぶ
羅成章は宜寧が宿で蒋家の若様と会っているとの知らせを聞いて娘を連れ戻そうとします。しかし蒋家の若様がいたのは宜憐の部屋でした。蒋家の若様は宜憐と相思相愛だと認め、宜寧は二人のために婚約は辞退すると宣言します。
羅成章は蒋家の若様の評判と科挙への影響を理由に婚約を破談にしました。
噂の犯人は呂氏
宜寧は祖母へ噂を伝えた人物を調べ、呂氏の巾着から喬月嬋が使う蘇合香の香りを確認します。呂氏の息子が喬月嬋の弟の下で働いていたことも分かりました。
羅成章は喬月嬋に一か月の謹慎を命じます。
林海如が家政権を取り戻す
宜寧は喬月嬋に家政を任せられないと訴え、祖母も林海如へ権限を戻すよう命じました。林海如は側室の毎日の挨拶や支出の確認を決まりに加えます。
宜寧は支給されていなかった月給を慎遠へ届けますが、その夜、慎遠は祖父の絵を探すため宜寧の部屋へ忍び込むのでした。
感想
喬月嬋の行いがばれましたが、処分は一か月の謹慎だけでした。呂氏を使って祖母を倒れさせた疑いがあるのに、ずいぶんと簡単に終わらせようとしますよね。宜寧が家政権を戻すように言わなかったら喬月嬋は謹慎明けに元の立場へ戻っていたと思います。
その後の林海如は実に楽しそうですね。毎日の挨拶を決まりにして、予定の記録まで喬月嬋に担当させます。これまで正妻の役目を奪ってきた相手に側室としての作法を一つずつ確認させるわけです。穏やかな顔で始めていますが、林海如はかなり根に持っていますよね。
安寧録 4話 悪賢い母娘
あらすじ 4話
慎遠が鶯児の細工を目撃
羅慎遠は宜寧の部屋で祖父の絵を探します、でも目的の品は見つかりませんした。
その時、鶯児が香料箱へ粉を入れる姿を目にしました。少安は鶯児の香袋を取り慎遠は宜寧が発見しやすい場所へ置かせます。一方、宜寧は床に粉をまき、侵入者の足跡を確認しました。
林海如が帳簿と使用人を確認
林海如は喬月嬋の部屋にいる使用人が多すぎるとして、宜憐や軒哥の部屋から人数を減らします。さらに帳簿を調べて購入品の多さや喬家へ安く貸している店舗を問題にしました。羅成章は宜憐のために使用人を残そうとしますが、林海如は認めません。
李婆やが罰を受ける
宜寧は香料箱の粉が湿疹を起こす薬だと確認します。青渠は林海如への挨拶の席で喬月嬋にも薬をかけ、宜寧はかゆみが出たふりをしました。解毒薬が一つしかないと聞いた喬月嬋が慌てると、宜憐は薬を仕込んだことを口にします。しかし最後は李婆やが命じたことにされて彼女だけが罰を受けました。
注目:陳蘭が娘たちに女戒を書写させた理由
陳蘭は家政権をめぐる話に娘たちが口を出すと女戒を書写するよう命じました。女戒は後漢の班昭が結婚する女性のために書いた文章です。その女戒の中では班昭が娘たちへ婦人の礼を教えないまま嫁がせれば、婚家で失敗して一族の恥になると書いてます。そのため七章を作って娘たちに一通ずつ書き写してほしいと述べています。
劇中で陳蘭が書写を書き写すよう命じたいのは、この女戒の中にある班昭の言葉を意識した演出かもしれません。
ただし陳蘭は娘たちを教育するためというより、羅家の争いごとに加わることへの戒めとして罰を与えたようにみえますね。
主な登場人物
- 羅宜寧(羅家の七番目の孫娘)
別院から羅家へ戻り、爆竹の罠や悪評の出どころを調べます。蔣家との不利な婚約を破談にし、林海如が家政を取り戻すきっかけを作りました。 - 羅慎遠(羅家の三男)
母の身分を理由に冷遇されています。宜寧を危機から救い、陰から手を貸す一方、祖父の絵を探すため宜寧の部屋へ忍び込みます。 - 喬月嬋(羅成章の側室)
正妻のようにふるまい羅家の家政を握っていました。宜寧を陥れようとしますが、企みを見抜かれて謹慎となり、家政権も失います。 - 林海如(羅成章の正妻)
喬月嬋に押しのけられていましたが、宜寧と祖母の後押しで家政を取り戻します。帳簿や使用人を調べ、喬月嬋への優遇を正し始めました。 - 羅宜憐(喬月嬋の娘)
宜寧に渡された爆竹へ火をつけ、湿疹を起こす薬を仕込んだことも口にします。蔣家の若様との関係が明らかになり、宜寧の代わりに縁談の当事者となりました。 - 羅成章(羅宜寧の父)
喬月嬋と宜憐をひいきし、宜寧へ蔣家との結婚を迫ります。婚約が科挙に悪影響を与えると知ると破談を認め、喬月嬋には一か月の謹慎を命じました。 - 羅家の祖母(羅家の長老)
宜寧の帰宅を喜び、羅家に残るよう頼みます。宜寧を側室として嫁がせる話に倒れますが、後に林海如へ家政を戻すよう命じました。 - 蔣家の若様(宜寧の婚約相手)
羅宜憐と相思相愛であることを認めます。その告白によって宜寧との婚約は破談になりました。 - 李婆や(喬月嬋に仕える使用人)
爆竹や薬の細工に関わったと疑われます。第4話では喬月嬋と宜憐の身代わりとして罰を受けました。
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