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安寧録 29話・30話・31話・32話 英国公の嫡女になった宜寧

安寧録 29話・30話・31話・32話のあらすじとネタバレを紹介します。

羅宜寧が実の父・魏凌と会って羅家を離れ、英国公の嫡女として迎えられます。羅慎遠は三元及第を成し遂げて大理寺寺正となりました。

 

29~32話の内容

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第29話 あらすじ
宜寧は英国公・魏凌が実父だと知り、羅家を離れて自分の店で商売を続ける道を選びます。

第30話 あらすじ
三元及第を果たした羅慎遠が、宋子芸に誘拐され陸嘉学に連れ去られた宜寧を取り戻します。

第31話 あらすじ
青城県君となった宜寧は商売を続ける自分を守ってくれた魏凌を、初めて「父上」と呼びます。

第32話 あらすじ
英国公府へ移った宜寧に、羅慎遠が実の兄妹ではないと知っていたことと、以前から好きだったことを告白します。

 

他のエピソードを見たい方は
安寧録 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

 

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安寧録 29話 門出の時

あらすじ

宜寧が実父の魏凌と対面

羅宜寧は羅家の大奥様から実父が英国公・魏凌だと知らされます。魏凌は賊を討伐中に負傷して、顧明瀾をさらって看病させたこと。二人は恋に落ちたが、お互いに素性を隠したまま別れたこと。長年彼女を探していたことを話しました。「宜寧」という名前も二人が以前から決めていた名前でした。

魏凌は宜寧を嫡女と認めこれから償うと言います。

でも宜寧は突然のことに戸惑うのでした。

 

羅家を離れて商売へ

宜寧は羅成章をこれまで通り父上と呼び、林海如にも感謝を伝えて羅家を去ります。魏凌は英国公府へ迎えようとしますが、宜寧は林茂と始めた店で商売を続けたいと言います。

 

陳蘭は投獄されても反省しない

牢の陳蘭は宜秀に韓炤との縁談を頼れと迫ります。宜秀は反省しない母に怒り、宜玉は沈家に助けを求めますが断られます。そんな宜玉を劉静が慰めるのでした。

 

開店日に陸嘉学が現れる

新しい店は客が来ず困りますが、突然女性客が押し寄せます。宜寧は陸嘉学が客を連れてきたと気づきます。それでも自分は「眉眉」ではないと言って彼を拒むのでした。

 

注目点:魏凌の都合で始まり終わった顧明瀾との関係

魏凌はかつて重傷を負っていた自分を看病させるために人のよさそうな顧明瀾をさらいました。顧明瀾が倒れている魏凌を気の毒に思って自発的に看病したわけではありません。
一緒に過ごすうちに互いに惹かれ合ったと言いますが、語られるのは魏凌の一方的な思いです。しかも傷が治ると魏凌は父を救うため戦場へ向かいます。
さらに二人は娘の名前を「宜寧」と決めるほどの関係になったのに、魏凌は自分の名前や素性を明かしていません。そんな関係ありえます?
それで後から「探したが見つからなかった」と言われても、そもそも再会できる手掛かりを残していなかったのだからその時は再会する気はなかったのでは?と思ってしまいます。
もちろん顧明瀾も魏凌に恋心を抱いていた可能性はありますが、ストックホルム症候群のように、その状態に追い込まれたために拉致した相手に同情心から出たものかもしれません。顧明瀾が死んでる以上、彼女の本音は不明です。
顧明瀾は羅成章に虐待されてたので、別の環境を与えられ頼られたり優しくされたら心が動く可能性はあるかも知れません。
でも魏凌の一方的な都合で顧明瀾が振り回されているように見えるのです。

 

ストックホルム症候群
誘拐や監禁事件などで被害者が加害者に同情や好意を抱く心理現象。生きるのに困る状態で、外部から孤立、加害者の小さな親切を過大評価して、そういう状態に置かれた自分を正当化する心理が働くと言われます。

 

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安寧録 30話 成功と償い

あらすじ 30話

宜玉が劉静との結婚を決意

劉静は母とともに羅家を訪れ、宜玉へ正式に求婚します。迷っていた宜玉も家が苦しいときにも離れなかった劉静の妻になると決めました。

陳蘭はこの日、辺境へ流されることになりました。山哥は自分に学問の才能がないと考え、武官を目指すことにして、近いうちに辺境へ向かうと言います。

 

羅慎遠が三元及第

羅慎遠は三度の試験すべてで首席となり、状元になります。慎遠は大理寺寺正に任命され、着任直後から恩師・陳九衡に関係する古い事件の記録を調べ始めました。

宜寧が宋子芸に誘拐される

羅宜寧は街ですりに遭い、青渠が犯人を追った隙に宋子芸にさらわれます。宋子芸は、かつて陸嘉学が眉眉を殺せと命じたように偽装したのは自分だったと明かしました。

陸嘉学が眉眉の正体を知る

宋子芸を尾行していた陸嘉学は宜寧こそが探し続けた眉眉だと知ります。

彼女を連れ去りました。

しかし羅慎遠が追いつき、英国公の立場も利用して宜寧を取り戻しました。彼女を抱きかかえて、連れ出します。宋子芸は自分が利用されていたのだと知り希望を失うのでした。

その後、少安は監禁場所から羅慎遠が探し続けていた帳簿の半分を発見するのでした。

 

注目:羅慎遠の「三元及第」は、宋代でも本当に特別だったのでしょうか?

羅慎遠は地方から中央、皇帝の前で行われる試験まで三度続けて首席になって状元(首席)となりました。
これを「三元及第」と言います。首席になるだけでも凄いのに、3度の試験すべてで1位になるのですから非常に頭がいいのは確かでしょう。ここまでくれば将来有望な人物として注目され、役人になっても最初から良い地位が約束されるでしょう。縁談が殺到するはずです。
ただしドラマでは「郷試・会試・殿試」という呼び方になってますが、宋代は地方段階は「解試」、中央の試験は「省試」、皇帝が行うが殿試です。郷試、会試というのは明清時代の呼び方です。
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安寧録 31話 大晦日の団欒

あらすじ 31話 

宜秀が林茂の求婚を受け入れる

羅山遠が従軍し、羅宜玉も劉家へ嫁いだため、羅家には宜秀が残されます。

元宵節の日、林茂は赤い灯籠や宜秀の好物を用意して求婚。親族たちが見守る中で宜秀も結婚を受け入れました。

 

宜寧が青城県君に

羅宜寧は英国公府で新年を迎えていると、聖旨が届き青城県君の称号が与えられます。魏老夫人は県君が人前で商売するのは家の体面に関わるので店を閉めるよう言いますが、宜寧は断りました。

 

英国公が宜寧を守ると違う

魏庭まで商人を見下す発言をすると、英国公は宜寧が自分で正当に稼いでいるのだと叱ります。

さらに母にも宜寧が商売して世間から批判されるのは、かつて母が女性の身で戦場へ出たときと同じだと言います。当時も周囲から非難されましたが、それでも自分の道を切り開いたではないか。孫娘にも家族として力を貸してほしいと説得するのでした。

 

宜寧が初めて「父上」と呼ぶ

英国公は店を続けても構わない、自分が守ると宜寧に伝えます。宜寧はついに彼を「父上」と呼びました。その後、店へ戻った宜寧は待っていた羅慎遠を抱きしめ、二人で花火を上げて新年を迎えます。

 

宜寧が与えられた県君とは?

宜寧は「青城県君」の称号が与えらえました。
宋時代の「県君」の称号は臣下の妻や母に与えられる称号です。夫や子の官位によって県君・郡君・夫人などの種類があります。県君は称号のランクとしては低いです。
下 県君 < 郡君 < 郡夫人 < 国夫人 上
でも称号が付くこと自体が名誉なことなので、十分すごいです。
しかも臣下の未婚の娘に称号が付くことは普通はありません。
陸嘉学が皇帝に願い出て勅命でつけたものですから、それだけ陸嘉学の影響力が大きいということでしょうね。
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安寧録 32話 心ときめく告白

あらすじ 32話 

宜寧が英国公府へ

羅宜寧は英国公府の大奥様に女でも自分で生きる道を持てると考えて店を始めたと説明します。祖母もその考えに自分の若いころを思い出し、宜寧は正式に英国公府へ移りました。

 

軍馬の不正を調査

戦況が緊迫する中、英国公は戸部に軍費と軍馬の問題を訴えます。羅慎遠も軍馬の品質低下を把握しており、戸部侍郎・楊凌は軍資金が抜かれている可能性を疑います。一方、慎遠は八王の遺骨を発見して皇帝への報告に向かいました。

 

羅慎遠が宜寧に告白

英国公が宜寧の教師に選んだのは状元の羅慎遠でした。慎遠は二人きりになると、実の兄妹ではないことを以前から知っていたと告白。さらに宜寧への思いは兄としてのものではなく、ずっと前から好きだったと伝えます。

 

陸嘉学が婚礼部屋へ

陸嘉学も英国公に宜寧を妻に迎えたいと申し入れますが英国公は認めません。その後、宜寧は明珠に誘われて侯爵府へ行き、着替えのため案内された部屋で陸嘉学と対面。そこは彼が何年も前に眉眉との婚礼のため用意した部屋でした。

 

感想:暴走しがちな英国公

英国公は羅宜寧を取り戻してから、とにかく何かをしてやろうとしますよね。娘を大切にしたい気持ちは分かりますが、極端です。英国公は幼い頃に何もしてやれなかった罪悪感を今から何でもしてやるという形で埋めようとしているようにも見えます。
でも英国公府にいた趙明珠や魏庭への配慮はかなり薄いです。宜寧が悪いわけではありませんが、今までいた子供たちからすれば父を取られたような気がしても不思議ではありません。
こうして見ると顧明瀾との関係にも似ています。魏凌は自分の看病が必要だから顧明瀾を連れてきて、恋をして、戦があるからと去っていきました。
今回も相手のことより自分の意思を尊重しすぎ。愛情は強いのですが一方的になりやすい人物なんですよね。
こういうタイプなら本来は娘にも「父親の言う通りにしろ」と迫る危ない親になってもおかしくありません。
でも宜寧が店を続けたいと言えば最後には認め、英国公府に来るのも待ちます。自分の愛情はかなり暴走するのに、最後のところでは宜寧の意思を尊重します。このあたりは英国公を嫌な父親にしすぎないためのドラマらしい調整なのでしょう。
不遇なヒロインの逆転劇としてはスカッとするかもしれませんが、突っ込みどころだらけです。
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主な登場人物

  • 羅宜寧:羅家で育った娘/英国公・魏凌の実の娘。
    出生の秘密を知り、のちに英国公府へ移って青城県君となる。
  • 魏凌:英国公/宜寧の実父。
    失った娘を取り戻し、商売を続けたいという宜寧の意思を認めて父娘として受け入れられる。
  • 羅慎遠:羅家の三男。
    三元及第を果たして大理寺寺正となり、宜寧へ恋心を告白する。
  • 陸嘉学:侯爵。
    宜寧が長年探していた眉眉だと知り、彼女を妻に迎えようとする。
  • 顧明瀾:宜寧の実母。
    魏凌とかつて愛し合い、宜寧を産んだがすでに亡くなっている。
  • 林海如:羅成章の妻。
    羅家を去る宜寧から、これまで支えてくれたことへの感謝を伝えられる。
  • 羅宜玉:羅家の娘。
    母・陳蘭が罪に問われる中でも支えてくれた劉静との結婚を決める。
  • 劉静:宜玉の婚約者。
    羅家が苦しい時期にも宜玉から離れず、正式に求婚して結婚が決まる。
  • 陳蘭:宜玉と宜秀の母。
    投獄後も反省せず、最終的に辺境へ流される。
  • 羅宜秀:羅家の娘。
    林茂から求婚され、家族が見守る前で結婚を受け入れる。
  • 林茂:宜寧と店を始めた青年。
    元宵節に宜秀へ求婚し、結婚の約束を交わす。
  • 宋子芸:陸嘉学に執着する女性。
    宜寧を誘拐して過去の真相を明かすが、自分も利用されていたと知る。
  • 魏家の大奥様:英国公府の大奥様。
    最初は県君となった宜寧の商売に反対するが、魏凌から自身の過去を重ねて考えるよう説得される。
  • 趙明珠:英国公府の養女。
    宜寧を侯爵府へ誘い、陸嘉学が待つ部屋へ向かわせる。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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