荊棘の花 10話・11話・12話では沈丹青と羅雪児がよる酒造ビジネスで対立。さらにかつて丹青を苦しめた毒薬が再び使われ、サスペンスも一気に動き出しますよ。
今回はドラマの第10話から第12話までのあらすじとネタバレをご紹介します。
10~12話の内容
-
第10話:徐程風の流した偽情報に怡親王の間諜である緑竹が引っかかる一方、羅雪児は羅家の墓から財宝を掘り起こして活動資金を手に入れます。
-
第11話:酒造組合の夏会長を買収した羅雪児に対し、沈丹青は利害関係を逆手に取って組合加入と神泉の使用権を勝ち取りますが、隙を突かれて秘伝書を盗まれてしまいます。
-
第12話:羅雪児は盗んだ秘伝書で新商品を売り出し攻勢をかけますが、沈丹青の仕掛けた罠により酒が変質して破滅に向かい、同時に事件を追っていた情報屋が暗殺されます。
他のエピソードを見たい方は
荊棘の花 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。
荊棘の花 リスト
読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。
荊棘の花 10話
あらすじ
偽情報に振り回される緑竹
緑竹は徐程風の書斎で天昊が郊外の寺に目的の人物が現れると話すのを聞きます。夜に寺へ行った緑竹は何も得られず、翌日も同じ場所へ向かいました。でもその情報が徐程風と天昊が用意した偽物で怡親王へわざと伝えさせるための策だったのでした。
徐程風が大切にしている玉佩
沈丹青は将軍府を訪ねて徐程風と今後の捜査を話し合います。徐程風は緑竹が怡親王の間諜だと説明しました。沈丹青は書斎で徐程風が羅愛蓮の玉佩を今も大切にしていると知り、羅愛蓮としての過去を思い出して体調不良を理由に帰ります。
羅家の墓から財宝
羅霜霜は周氏を助けたいと羅雪児に頼みます。羅雪児は牢で周側室に会い、二十万両で出られると伝えました。周側室は羅家の墓に埋めた金銀財宝の場所を教えます。羅雪児は一人で墓地へ行き、財宝を掘り起こしてさら山泉水を見つけたのでした。
羅雪児の妨害
沈自山は沈丹青のために甘露堂の向かいの店を借りて酒問屋の開店を助けました。これを知った羅雪児は家主を唆し、家主は風水が壊れたと言って沈丹青に賠償金を要求しました。侍女の水仙が通りにいた徐程風を見つけ、沈丹青が将軍府の主の想い人であると嘘をつきます。徐程風はその話に合わせて想いを寄せていると認めたため、家主は請求を取り下げたのでした。
荊棘の花 11話
あらすじ 11話
神泉をめぐる対決
沈丹青は自作の酒を徐程風に届けて心の友として認め合いました。一方の羅雪児は赤字の甘露堂を救うために聊城の酒造組合の夏会長を金塊で買収。羅雪児が発見した山泉水を独占するため、夏会長は酒神の祭祀を執り行って神託の儀式を行いました。しかし沈丹青が事前に仕掛けを見破っていたため、神託は丹青酒問屋を示します。羅雪児は規則を盾に拒否しようとしますが、沈丹青が山泉水を全員で分かち合うと提案しので他の酒商たちが賛成、丹青酒問屋の組合加入と神泉の使用権が認められました。
新店舗の開業と毒薬の調査
沈自山は沈丹青の毒と宝の地図の鍵穴を腐食させた二つの毒薬が、西域へ逃亡した破門弟子の仕業であると突き止めます。緑竹は徐程風が沈丹青のために菓子を焼いたと知って嫉妬、店に乗り込みますが沈丹青にあしらわれました。この報告を受けた怡親王は、沈丹青が徐程風の弱点になると考えて沈家の監視を命じます。
秘伝書盗難の罠
繁盛する丹青酒問屋に対し羅雪児は男を雇って薔薇露に問題があると店内で騒がせました。沈丹青は名医の繆先生を呼んで男の体に異常がないことを証明し、客の狂言を暴きます。
しかし羅雪児の本当の狙いはこの騒動の隙に配下を忍び込ませることで、店から薔薇露の醸造秘伝書を盗み出すことに成功したのでした。
注目:職人社会における行会(ギルド)
劇中で羅雪児が所属して沈丹青が加入しようとした酒造組合は、中国の宋代から明代にかけて都市部で発達した行会と呼ばれる職業ギルドが基になっています。
当時の中国では、特定の業種で商売を行うには行会への登録が必須でした。未加入の者が勝手に営業することは厳しく制限されていました。行会は役所との仲介を行う一方で、価格の統制や原材料の独占購入権を持つなど、非常に強い影響力をもっていました。ドラマ内で羅雪児が「組合員でなければ神泉を使えない」と主張したのは、当時の行会規則に基づいた自然な演出です。沈丹青が他の業者に利益を分配して味方につけたのは行会内部の利害関係を利用した駆け引きと言えますね。
荊棘の花 12話
あらすじ 12話
偽の新商品と強気の買収劇
甘露堂が売り出した新商品「玫瑰酔」は、丹青酒問屋の「薔薇露」と全く同じ味でした。沈丹青は先日の騒動で羅雪児に醸造秘伝書を盗まれたのだと確信します。
注文が途絶えた丹青酒問屋ですが沈丹青は赤字を避けるために値下げを拒否しました。徐程風は部下を労うためとして丹青酒問屋に200斤もの薔薇露を高値で注文します。利益を上げて得意絶頂の羅雪児は、丹青酒問屋に乗り込んで酒麹や原料の売却を要求し、さらに店を買収して沈丹青を売り子として雇おうと持ちかけました。怒った沈丹青は羅雪児の頬を叩いて激しい口論になります。
執拗な妨害工作
羅雪児は夏会長を動かして他の酒商が沈丹青に酒麹や原料を売ることを禁じました。さらに沈自山が隣町の孟大旦那から持ち帰った大口の注文に対しても、羅雪児は先回りをします。孟大旦那に手付金の補償まで申し出て取引を強引に奪い取るのでした。
秘伝書の罠と情報屋の死
羅雪児は資金をすべて投じて酒麹と原料を買い占めますが、客から大量の返品を突きつけられます。実は沈丹青は事前に企みに気づいており、重要な工程を省いた秘伝書をわざと盗ませていたのです。
梅雨の気候によって不完全な酒はすぐに変質してしまいました。騙されたと知った羅雪児は3日後の返金を客に約束します。
一方、事件の調査を進めていた百事通が沈自山と徐程風を呼び出しましたが、二人が駆けつけると百事通はすでに毒入りの銀針で暗殺されていました。その銀針はかつて沈丹青の体を蝕んだものと全く同じ形状でした。
注目:かなり都合のいい酒作りの描かれ方
ドラマとしては面白いのですが。酒造りの商売ドラマとして考えると、かなり都合のいい展開ですよね。羅雪児は薔薇露の秘伝書を盗んで数日で玫瑰酔を売り出しました。普通、仕込みから販売までは何か月も、場合によっては年単位で時間がかかります。秘伝書が盗まれたのが数日前ですから。異常な速さで新製品が誕生しています。
しかも沈丹青が秘伝書から大事な工程を抜いていたなら、完成直後の味にも違いが出るはずです。数日だけ薔薇露と同じ味で、その後に梅雨で一気に変質するというのは都合良すぎますよね。
まあこれは沈丹青の反撃を分かりやすく見せるための演出なんですけど。テンポを優先するとこうなるのでしょうね。
主な登場人物と結果
-
沈丹青(元・羅愛蓮):丹青酒問屋の店主
羅雪児の執拗な妨害や秘伝書盗難に遭うも、裏をかく罠を仕掛けて甘露堂を返り討ちにし、商人としての地位を確固たるものにする。 -
羅雪児:甘露堂を仕切る羅家の娘
墓から得た財宝と盗んだ秘伝書で沈丹青を買い占めにより潰そうとするが、偽のレシピに騙されて大量の返品を抱え、莫大な負債を負う。 -
徐程風:将軍府の将軍
緑竹の正体を暴くために罠を仕掛けつつ、沈丹青のピンチには大量の酒を発注したり、恋人役の芝居に付き合ったりと彼女を裏から支える。 -
沈自山:沈丹青の兄
妹の店舗開店を全面的にサポート、彼女を苦しめた毒薬が西域の破門弟子に関係があることを突き止める。
関連記事
- 次回のエピソード
荊棘の花 13話・14話・15話 沈丹青が羅雪児を追放 - 前回のエピソード
荊棘の花 7話・8話・9話 羅霜霜の出生の秘密が暴かれる - ドラマ全体の流れを知りたい方はこちら。
荊棘の花 あらすじネタバレ

コメント