PR

後宮の涙 最終回(45話) 陸貞と高湛はどうなる?衝撃のラストと感想

中国ドラマ「後宮の涙」の最終回のあらすじと感想の紹介。ネタバレ注意!読む前に確認してください

後宮の涙」もいよいよ最終回。婁氏との激しい権力闘争や反乱を経て隣国をも巻き込む波乱の展開を迎えます。

最終回では陳からの要求という危機を迎え、陸貞と高湛は究極の選択を迫られます。愛する人をそして国を守るために彼らが下した決断とは?

この記事では『後宮の涙』の最終回のあらすじとネタバレ。主要登場人物たちのその後の運命、そして史実との違いにも触れながら最終回を詳しく振り返ります。

 

他のエピソードを見たい方は 後宮の涙 全話あらすじ ネタバレ一覧 をご覧ください。

 

スポンサーリンク

後宮の涙 最終回(45話) 最後の選択 あらすじ

隣国・陳からの援助の見返りとして、陳の文帝は「娘の同昌公主を皇后にしろ」と要求してきました。しかも都の郊外には陳国の兵が駐留しているため、この要求を断るのは容易ではありませんでした。

高湛と陸貞にとっては過去最大の危機がやってきました。

史実ではこの時期の北斉は陳より強いので、陳の皇帝が介入してくることはありませんでした。史実の高湛がドラマのような圧力を受けることもありません。というか太后の反乱そのものが架空です。
歴史上、皇位争いに敵国が介入。援助した皇子が即位した後には妃や臣下を送り込んでくることがあります。

 

一方、皇帝は持病の頭痛が悪化し服用している薬に中毒性があることが判明します。しかも越国夫人は解毒剤は自分の手元にしかなく、あと二日で公主を連れて国に帰り、その時には陳国の大軍が攻めてきて、皇帝も終わりだと言われてしまいます。

陸貞はついに愛する高湛を救うため、そして北斉の平和を守るために自身の幸せを犠牲にする決断をするのでした。

 

五石散(ごせきさん)って中国史でもでてきますが、けっこうヤバい薬なんですよね。というかほぼ毒ですよ。それにしても陳は卑怯な。さらに陸貞の体にも異変が。もうここまできたら陸貞にもどうにもなりませんね。

 

陸貞は自ら都を去り、同昌公主が高湛の妻となりました。ところが同昌公主にまつわるある衝撃的な事実が明らかになるのでした。

越国夫人はひざまずき、その真相を語ります。その夜、高湛は一人で陸貞が作ってくれた婚礼の服を抱きしめ、彼女のことを深く思いながら眠りにつくのでした。

 

正直、この演出はどうなんでしょうね。中国ドラマってときどき障害者をネタにしてきますが。史実にもそんな記録はないのに、なんでわざわざそういう設定にするのでしょうね。

 

スポンサーリンク

主要登場人物たちの結末は?後宮の涙 最終回 その後の行方

陸貞と高湛の最後

陸貞は越国夫人との取引によって宮廷を離れますが、沈嘉彦からの手紙をきっかけに高湛と再会。二度と離れないことを誓い合いました。

陳の文帝の死後、高湛は念願叶って陸貞を皇后にしようとします。でも陸貞は罪のない同昌公主への配慮と自身が子供を産めない体であることから辞退。女官として高湛を支える道を選びます。

高湛はその決断を尊重。陸貞に一品の官位を与え国の商業や農業を担当する要職を任せました。

二人は正式な夫婦でなくても精神的なパートナーとして深く結ばれ、共に国を支えていくことになります。

これは、後宮のしがらみを超えた二人らしい愛の形と言えるかもしれませんね。

 

でも幸せな時間は長くは続きませんでした。3年が経ち、河清四年(西暦565年)高湛は古傷が再発して病に倒れました。

彼は幼い太子に位を譲り、陸貞を国の政治を補佐する女侍中に任命。その3年後、高湛は愛する陸貞に見守られながら亡くなります。

愛する高湛に先立たれた陸貞でしたが、悲しみに暮れるだけでなく、高湛から託された国の未来を担うという志を胸に、女侍中として政治に携わり続けます。

高湛の死からさらに15年。陸貞にも最期のときがおとずれたのでした。

「終わり」

 

蕭喚雲と高演、その他の人々の最後

物語の中で重要な役割を担った蕭喚雲は幼い皇子を産み落とした後に命を落とし、高演も戦の中で矢を受けて亡くなりました。

悪役だった婁氏一族は高湛の帰還によって野望を打ち砕かれ。彼女たちも命を失います。

同昌公主はハンデをかかえながらも皇子の面倒を見るなど、皇后としての日々を全うしました。

沈嘉彦は最後まで陸貞と高湛を陰ながら支え続け、彼らの絆を見守った人物でした。

 

史実の陸女官と高湛死後の北斉

高緯は高湛の実の息子

ちなみに史実では武成帝・高湛が崩御した後、その息子の高緯(ドラマにも幼い皇子として登場)が皇帝に即位しました。高緯は高湛と胡皇后の息子。

高緯は愚かな皇帝

この後主・高緯は愚かな皇帝とされ、政治は混乱を極めます。蘭陵王として有名な高長恭などを自害に追い込み、北周を滅亡させました。

陸貞のモデル・陸令萱は悪女

ドラマの主人公・陸貞のモデルとされる陸令萱は高緯の時代に女侍中として大きな力を振るった人物。歴史上は政敵を陥れて殺害したり、都合のいい人事や賄賂や官位の売買で懐を肥やし。皇帝の寵愛する側室を養女にして胡皇后を失脚させ。皇太后の地位を狙った悪女として歴史に名を残しています。

北斉の滅亡

政治が乱れ有能な臣下を失った北斉は北周に攻められ滅亡。陸令萱は自害。高緯は逃亡したもの北周に捕らえられました。

そして北周の宮殿は廃墟となったのです。

ドラマとの違い

ドラマでは陸貞は清廉潔白で国のために尽くす人物として描かれ、高湛と共に国を治める姿が描かれました。史実の陸令萱は全く違う人物です。ドラマは史実を大胆に脚色していることがわかります。

このような史実との違いを知ると、ドラマが描きたかった「陸貞」という女性像の意味をより深く考えさせられますね。

 

後宮の涙を最終回まで見た感想

『後宮の涙』を最終回まで見て印象に残ったのは、陸貞と高湛の強い絆でした。困難な状況でも互いを信じ合う二人の姿には心を動かされました。最終回もそんな二人の覚悟が見える締めくくりだったと思います。

陸貞の成長と疑問の出世

陸貞はドラマを通して大きく成長しました。最後に個人的な復讐心や幸せよりも、高湛や国のために苦渋の決断を下す姿は切なかったです。

でも、その異常な出世早さには疑問が残ります。名門出身でもない見習い宮女がたった2年あまりで六品女官になるのは安直すぎます。彼女の出世は実力以上に高位の人物の強い引き立てによる部分が大きかったように見えます。にもかかわらず陸貞がことあるごとに私の実力のおかげと自慢するのは違和感を感じました。

高湛への複雑な思い

高湛も陸貞を深く愛するがために苦悩する姿が印象的でした。史実の高湛はドラマよりも残酷でモラルも低い人物ですが、ドラマの中ではいい男でしたよね。

ただ、思いが強すぎてモラハラ的に感じる部分もありました。彼の行動が時としてヒロインを苦しめてしまうように見えたのは私だけでしょうか?

その他の気になるキャラクターたち

沈碧の意地悪な役どころもすごかったですね。いい加減消えて欲しいと思っていたこともありますが。彼女の最後の行動には驚かされました。

蕭喚雲の人生も切なかったですよね。単純な善悪では割り切れない部分はあります。彼女の置かれた境遇は気の毒だと思います。想いが強すぎると思ったこともありますが、最後は和解できて良かったと思います。

あと、一部の悪役の「往生際の悪さ」には、思わず突っ込みたくなった場面もありましたね。

形にとらわれない愛と史実

陸貞と高湛が形にとらわれない絆を選び、共に国を支える道を見つけたのは希望を感じましたが、高湛の早すぎる死には切なさが残りました。

でも史実では二人は愛し合っていませんし、高湛の早死も史実通りです。史実では君臣関係だった二人を、これほど恋愛ドラマとして描けたのはすごいと思います。

無理のある設定と時代考証の甘さ

陸貞と蕭喚雲の「瓜二つ」な設定は、女優さんの雰囲気が似ているとしても正直無理があると感じました。

そして、このドラマは時代考証の甘さがどうにもならないレベルで気になります。北周は6世紀の国ですが、あの鮮やかすぎる衣装の色遣いは化学合成染料のない時代には不可能ですし、時代の技術を無視しています。

人間関係や国家間の関係も史実とかなり違います。歴史を知る者には疑問符がつく点が多すぎました。

終盤の皇太后の反乱からのラストも、あまりに唐突でご都合主義的な展開でした。

まとめ

とはいえ、歴史的な正確さを重視する人には不満が残る作品ですが「エンタメ」として割り切れば楽しめる部分もあります。

ドロドロした愛憎劇が多い中で、二人の絆にはある種の爽やかさも感じられました。

ドロドロすぎる愛憎劇は苦手だけど、ロマンスも楽しめる宮廷劇が見たい。中国ドラマで「トンイ」や「チャングム」のようなドラマが見たい。という人にはお勧めできるドラマかもしれません。

 

前回のエピソード
後宮の涙 41・42・43・44話 婁太后の反乱

 

・後宮の涙 あらすじ 全話一覧とネタバレ

 

宮廷劇
スポンサーリンク
この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

著者 自画像

2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールをご覧ください。

運営者SNS: X(旧Twitter)

この記事が役立った方は、ぜひシェア&ブックマークをお願いします!
フミヤをフォローする

コメント

error: