許七安が打更人に誘われて試験で合格。正式に銅鑼となりました。初任務では魁獣を倒し、臨安を懐慶だと思い込んだまま忠誠を誓いってしまいますが、臨安もその勘違いを利用して万国詩会の詩を書かせることになるのでした。
大奉打更人 7~10話の内容
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第7話を見る
許七安は打更人の適性試験で魏淵から「甲上」を与えられ、最後の洗髄池へ進みます。
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許七安は洗髄を終えて銅鑼となり、妖物を調べる初任務を任されます。
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許七安たちは魁獣を倒し、教坊司では許七安が「楊凌」だと判明したうえ、本人は臨安を懐慶だと勘違いします。
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臨安は懐慶になりすまして許七安に万国詩会の詩を書かせ、許七安は公主の後ろ盾を得たと思い込みます。
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この記事にはネタバレがあります。
大奉打更人 7話 適性試験
臨安が司天監で実験して大騒ぎに
臨安公主は宋卿と税銀を作る実験に挑戦しますが失敗。司天監で爆発まで起こしてしまいます。宮殿へ帰ると母の陳貴妃に叱られ、優秀な懐慶公主と比べられました。臨安は手を負傷していたのに、母はそのことにも気づきません。
周立を陥れた許七安を打更人が勧誘
一方の許七安は突然二人の打更人に連行されます。連れて行かれた先には楊硯と南宮倩柔がいました。二人は張雲鷹を利用して周立を陥れた許七安の行動を最初から把握していたのです。
処罰されると思った許七安ですが、楊硯たちは逆にその判断力を評価して打更人へ誘います。許七安は以前助けてもらった恩を理由に楊硯を選びました。
問心で跪かない許七安
打更人になるため許七安は適性試験を受けます。知力試験ではわずか三息で正解。続く「問心」では過去の人物の像を見ても敬う気持ちが起こらず、何階進んでも跪きません。
問題になると聞いて慌てて跪こうとしても、本心ではないことまで試験に判定されてしまいます。
魏淵から「甲上」の評価
最後の試験で許七安は何を試されているのか考えたうえで民生について答えを書きます。その内容を読んだ魏淵は許七安に「甲上」を与えました。
その後は洗髄池での適正試験に進むのでした。
感想:7話でようやく打更人
7話まで来てようやく許七安が打更人になる話が出てきました。タイトルが『大奉打更人』なのにここまで長かったですね。
もちろん許七安が突然スカウトされるよりは税銀事件を解決したり、周立を陥れたりして、能力を打更人に認められる方が納得できます。打更人は誰でも入れる組織ではないようなので、許七安が選ばれるだけの働きを見せる必要があったのでしょう。
原作が長編ということもあって序盤で世界観や人物関係を紹介しなければいけない事情も分かります。ただコメディ的な場面がかなり入りますし、余計に長く感じます。
それでも7話で採用試験まで来たので、ここからはようやくタイトル通り許七安が打更人として活躍する話が始まりそうです。
大奉打更人 8話 初めての任務
許七安が打更人の銅鑼になる
許七安は洗髄池での適性試験を終え、予想より早く姿を現します。飛び出した勢いで水しぶきを浴びた李玉春は驚きますが、楊硯は許七安の資質を認め、今後は銀鑼の李玉春の配下で働くよう命じました。許七安はそこで、李玉春が以前自分を捕らえた打更人だったと思い出します。こうして許七安は正式に打更人の銅鑼となりました。
臨安公主が「甲上」の許七安を意識
一方、懐慶公主のもとには許七安の評価が届いていました。自分が推薦した人物の「乙上」を誇ろうとやって来た臨安公主は、懐慶が推薦した許七安が「甲上」と知って悔しがります。さらに臨安は万国詩会で姉に勝とうと考え、侍女の小剛に詩才のある客卿を探させることにしました。
許家も許七安の採用に驚く
許七安が家へ戻ると叔父の許平志と叔母の李茹は彼が使っていた小院を貸し出そうとしていました。許七安が打更人になり、洗髄を経て練気境に進んだと知ると家族は驚きます。かつて打更人を目指していた許平志はうらやましがり、自分にも可能性があるのではと考えますが、許七安が出した知力問題には答えられません。許新年は懐慶が許七安を推薦したのは以前の詩を評価したためだろうと考えました。
初出勤で任されたのは書類仕事
初出勤の日、許七安は新しい制服と銅鑼を身につけ、家族に見せてから意気揚々と役所へ向かいます。打更人は官吏の監視や都の警備を担うと教えられ、事件捜査を期待した許七安でしたが任されたのは大量の文書仕事でした。数日間、書類に追われた許七安はすっかり不満を募らせます。
妖物が現れ許七安に初任務
そんな中、近郊で妖魔が現れたとの知らせが入り、許七安たちに調査命令が出ます。ようやく外で働けると喜ぶ許七安。司天監からは褚采薇も同行することになり、彼女は許七安を同じ馬車に誘います。宋廷風たちは二人が親しいことに驚きつつ、一行は妖魔が出たという現場へ向かいました。
「打更人」は実在したが、ドラマの組織とは別物
許七安が打更人になりました。
中国王朝でも「打更」は実際に使われた言葉で、夜間に町を巡り、時刻や火の用心などを知らせる仕事を指します。「更夫」は夜回りをする人物で、拍子木のような道具を鳴らしながら巡回しました。
でもドラマの打更人はそれに加えて特殊警察の役目もあります。官吏の監視や捜査、逮捕、都の警備まで担当する強力な官庁です。実際の中国王朝でいえば、錦衣衛や皇城司に近いかも知れません。
大奉打更人 9話 山での戦い
許七安たちが魁獣と戦う
妖物を調べるため山へ入った許七安たちは、洞窟で石灰石や硝石が採掘された跡を見つけます。さらに許七安だけに正体不明の声が聞こえてきました。
朱広孝が打更人への報告を決めて引き返そうとすると練神境の魁獣が現れます。許七安たちは苦戦しながら応戦し、褚采薇の術も加わって魁獣を退治しました。
村の灰戸たちは感謝して卵を差し出します。
李玉春が許七安の提案を誤解
許七安は山を封鎖すれば灰戸の暮らしに影響すると考え、その事情も考慮してほしいと李玉春に頼みます。しかし李玉春は上司に気に入られようとしていると受け取り、許七安に厳しい仕事を命じました。ところが魏淵は許七安が村人を気遣った点を評価し、李玉春にも先入観だけで判断しないよう話すのでした。
教坊司で「楊凌」の正体が知られる
一方、万国詩会で姉の懐慶に勝ちたい臨安は教坊司で優れた詩を作った「楊凌」を探していました。任務の褒賞を宋廷風、朱広孝と平等にした許七安は二人と教坊司へ出かけます。浮香と再会した許七安は、そこで自分が楊凌だと知られてしまい即興の文章を披露することになります。
臨安を懐慶だと思い込む許七安
臨安の侍女は探していた楊凌が許七安だと知って本人を呼び出します。ところが許七安は対面した公主を臨安ではなく懐慶だと思い込んでいました。そのため臨安本人を前にして懐慶への忠誠を語り、臨安を怒らせてしまいます。
臨安公主はなぜ万国詩会にこだわる?
臨安公主は異母姉の懐慶公主を非常に意識しています。懐慶公主は優秀な公主と評判が高いです。懐慶はそんな姉と比較されて懐慶に強い対抗心と劣等感をもっています。母は自分が手を負傷していることにも気づてもらえず、また姉と比べられる。
しかも自分が推薦した打更人候補は「乙上」でしたが、懐慶が推薦した許七安は「甲上」。またしても姉に負けてしまいました。そこで今度こそ姉に勝とうと、万国詩会では自分が良い結果を出そうと考えました。
その結果、臨安は姉が推薦したはずの許七安と関わりをもつことになるのですね。
大奉打更人 10話 偽りの長公主
臨安が懐慶になりすます
許七安は臨安を懐慶だと思ったまま懐慶への忠誠を繰り返します。面白くない臨安は許七安を捕らえて刑具で脅しますが、許七安は考えを変えません。解放されても屋敷の外に座り込んで長公主との面会を求めるため、臨安は彼の勘違いを利用することにしました。自分が懐慶であるかのように振る舞い、万国詩会で使う詩を書かせようとします。
公主の後ろ盾があると思い込む許七安
許七安は長公主に気に入られたと思って上機嫌になります。打更人の仕事に戻っても宋廷風たちと麻雀をし、以前より楽な仕事になったのも長公主の口添えだと思いました。臨安から三日に一度屋敷へ来るよう命じられると、許七安は詩作のため頻繁に通うようになります。
李玉春に打更人の問題点を指摘
勤務態度を李玉春に叱られても許七安は公主が自分を守ってくれると思っているため引き下がりません。それどころか打更人の決まりの欠点をまとめた冊子を出し、犯人を捕らえる前に銅鑼を鳴らせば逃げられるなど、現場で感じた問題を指摘します。冊子を読んだ魏淵は提案を認めました。
許七安と臨安がそろって詩に苦労
許七安は臨安に渡す詩を考えますが現代で覚えていた作品も少なくなってきました。許新年からも詩を頼まれているため、さらに困ります。
一方の臨安も才女の懐慶になりすます以上、許七安の詩を評価できなければなりません。そのため自分も詩の勉強を始めます。許七安が届けた作品は陳貴妃からも高く評価され、臨安は万国詩会へ向けて手応えを得るのでした。
主な登場人物と結果
- 許七安:長楽県衙の元捕快/打更人の銅鑼
適性試験で「甲上」と評価され、打更人の銅鑼になります。初任務では魁獣退治に加わり村人への配慮も魏淵から評価されました。さらに打更人の規則の問題点を冊子にして提出、その提案も認められます。 - 臨安:元景帝の次女、皇太子の実妹
司天監での実験に失敗、母の陳貴妃から懐慶と比べられます。その後、万国詩会で姉に勝つため「楊凌」を探し、正体が許七安だと判明すると彼の勘違いを利用して懐慶になりすまし詩を書かせます。 - 懐慶:元景帝の娘、大公主
許七安を打更人に推薦しており、彼が適性試験で「甲上」を取ったことで臨安を悔しがらせます。 - 魏淵:打更人を率いる人物
許七安の試験答案に「甲上」を与えます。さらに灰戸を気遣った許七安の考えや打更人の規則を改めようとした提案も認め、能力だけでなく物の見方も評価します。 - 楊硯:打更人の金鑼、魏淵の義子
周立を陥れた許七安の判断力を評価して打更人へ誘います。洗髄を終えた許七安の資質も認め、李玉春の配下に入るよう命じます。 - 南宮倩柔:打更人の金鑼、魏淵の義子
楊硯とともに許七安を呼び出し、周立を追い込んだ一件を把握していたことを明かします。 - 李玉春:打更人の銀鑼、許七安の上司
銅鑼となった許七安を部下に迎えます。村人を気遣う許七安の申し出を出世目的だと誤解しますが、魏淵から先入観で判断しないよう諭されます。 - 褚采薇:司天監・監正の六弟子
妖物調査で許七安たちに同行し、魁獣との戦いでは術を使って討伐を助けます。 - 宋廷風:打更人の銅鑼
許七安、朱広孝とともに初任務へ参加します。任務後は褒賞を三人で分け許七安と教坊司へ向かいます。 - 朱広孝:打更人の銅鑼
妖物調査に同行し、魁獣と戦います。危険を察して報告のため引き返そうとするなど、現場では慎重な判断を見せます。 - 宋卿:司天監・監正の四弟子
臨安とともに税銀を作る実験に挑みますが失敗、司天監で爆発騒ぎを起こします。 - 許平志:許七安の叔父、御刀衛百戸
許七安が打更人となり練気境へ進んだことを知って驚きます。自分も打更人になれるのではと期待しますが、許七安の知力問題には答えられません。
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