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安寧録 21話・22話・23話 陳道衍の訴えで陳九衡事件の再審が決定

安寧録 21話・22話・23話・24話のあらすじとネタバレを紹介します。

陳道衍が陳九衡の冤罪を訴えようと行動を起こし、陳九衡事件の再審が決定。羅慎遠も英国公・魏凌を味方につけて汪遠を再審の主審から外すことに成功しました。

汪遠の手の内にあった陳九衡事件が、簡単には握りつぶせないところまで来たのはかなり大きいです。

その裏では宜寧が楊卿画の兄を捜しに行って誘拐され、慎遠が救出。さらに23話では解元となった慎遠に縁談が殺到。本人は宜寧に「結婚したい相手がいる」と伝えるのですが、宜寧はまったく自分だと思っていません。

宜寧は自分好みに整えた店まで贈られて結婚したい相手が自分だと気づかないのは、慎遠もさすがに報われなさすぎます。

 

21~24話の内容

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第21話 あらすじ
陳道衍の訴えで陳九衡事件の再審が決まり、羅慎遠は英国公を調査に巻き込む一方、宜寧が罠にはまり誘拐されます。

第22話 あらすじ
宜寧は誘拐の裏に陳蘭側の人間がいたと知り、母・顧明瀾を陥れた人物を調べると決意します。

第23話 あらすじ
英国公が陳九衡事件の主審となり汪遠は外され、慎遠は宜寧との将来を考えて店や財産を準備します。

 

他のエピソードを見たい方は
安寧録 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

 

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安寧録 21話 正義の行方

あらすじ

陳九衡事件の再審が決まる

陳道衍は登聞鼓を打ち続け恩師・陳九衡の冤罪を訴えました。陸嘉学は刺客を送りますが、羅慎遠が撃退。皇帝の命で大理寺と汪遠による再調査が決まりました。陳道衍は宋応山の証文を用意、さらに皇帝へ渡す証拠があると告げたため汪遠も簡単には手を出せません。

羅慎遠が英国公を動かす

羅慎遠は汪遠より力のある英国公・魏凌を巻き込むため、前線で不足する薬と陳九衡の調査帳簿を届けます。軍への物資が滞っていた魏凌は帳簿に疑問を持ちます。さらに羅慎遠は祖父が残した証言書を直接渡しました。

楊卿画の兄を捜した宜寧が誘拐される

羅家を出た楊卿画は宜寧の勧めで明瀾堂を手伝うことになります。そこへ兄・楊志傑を見たという物乞いが現れました。足を痛めた楊卿画に代わり、宜寧が腕輪を持って難民小屋へ向かいます。でもそれは罠で、宜寧はさらわれて棺の中へ。羅慎遠が救出しますが、出口で二人とも眠り薬を嗅がされてしまいました。

 

注目:陳道衍が登聞鼓を打ち続けた意味は?

陳道衍は登聞鼓の前で訴え続けました。宋時代には通常の役所では処理されない訴えや冤罪の申し立てを直接朝廷へ届けるため、登聞鼓院などの仕組みがありました。『宋史』職官志にも冤罪を訴える案件を受け付けたことが記されています。

ただし、登聞鼓を叩けばすぐ再審査が始まるというわけではなく、まず鼓院などが訴状を受けて調査が行われます。ここで採用されると通常の役所を飛ばして朝廷での再審が行われますから、陳九衡の事件は汪遠が揉み消せる問題ではなくなりました。

しかも陳道衍は訴状を民衆にも広めています。町中で事件が知られれば、突然本人が消えた時にも「なぜ死んだのか」「誰が口を封じたのか」と疑われます。だから陸嘉学は皇帝が本格的に動く前に陳道衍を消そうとしました。

ドラマでは登聞鼓から再審までかなり早く進みますが、ここはドラマ的な演出です。

 

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安寧録 22話 愚直な想い

あらすじ 22話

陳蘭の暗躍

眠り薬を吸った羅慎遠は犯人を殴り倒して宜寧と脱出します。賊が狙っていたのは楊卿画で、陳蘭の乳母が依頼していました。楊卿画から羅成文と顧明瀾の過去を聞いた宜寧は母を陥れた人物を調べる決意を固めます。

林海如が追いはぎから家族を守る

寺から戻る林海如と羅成章は追いはぎに遭います。体面を守ろうとする羅成章に対して林海如は金品を渡して要求された服まで脱がせて全員を連れて逃げました。この出来事を境に羅成章は林海如を気にするようになります。

林茂が科挙とは別の道を選ぶ

行方不明だった林茂が羅家へ戻ってきました。宜秀のために貴重な香料を持ち帰った林茂は戦乱の中で命を落としかけた経験から考えを変えました。科挙だけにこだわらず、自分の得意な商いで人を助け、林家を大きくすると宣言。慎遠と宜寧も林海如を説得します。

 

安寧録 23話 首席を祝う宴

あらすじ 23話 

英国公が陳九衡事件の主審に

英国公は汪遠を避けて皇帝へ直接を奏上、陳九衡事件の再審を任されます。汪遠は審理から外されました。

一方、羅家では解元となった羅慎遠の祝宴が開かれて縁談が殺到。慎遠は宜寧にすでに結婚したい相手がいると伝えますが、宜寧は自分のことだとは気づきません。

陸嘉学が宜寧の正体を探る

陸嘉学は趙姑娘とともに宴に現れ、宜寧の筆跡や切り絵から眉眉との関係を探ります。宜寧の手までつかんだところへ慎遠が割って入りました。その後二人は囲碁を打ちながら、陳道衍の事件について互いの腹を探ります。

宜秀の結婚問題

宜秀は韓炤との結婚を拒否して林茂を選ぶと言います。しかし陳蘭は家のために公主府との縁談を進めると譲りません。さらに慎遠を殿試で成功させないよう乳母へ命令。慎遠は陳道衍救出に備えて財産を少安へ託し、自分に何かあれば宜寧へ渡すよう頼みます。そして宜寧好みに整えた店を嫁入り支度として贈りました。

 

注目:慎遠が解元になると、なぜ縁談が殺到するの?

慎遠は科挙の郷試で解元(首席)になりました。そのせいで祝宴ではそれまで林海如に見向きもしなかった人々まで娘や姪の縁談を持ち込みましたす。
かなり露骨ですよね。実際に科挙の上位合格者になればドラマのように縁談が殺到することはありました。郷試合格でも地方なら十分インパクトがあります。
慎遠はまだ最終的試験までは進んでませんが。解元になるくらいなら中央での試験も突破する可能性は高いです。
しかも今の慎遠は羅家の嫡子扱いですし、皇帝から文章を評価されています。となると、これから中央官僚として出世する可能性があると人々は考えたのです。そうなれば将来は安泰、一族から合格者を出して朝廷の役人になれば一族もそのおこぼれにありつけます。

ドラマでは難しい制度説明を省き、慎遠は地方で非常に高い評価を受け、あとは殿試へ進む有望株と分かりやすく表現しているのでしょう。

 

主な登場人物

  • 羅慎遠:羅府の庶出三公子
    陳九衡の冤罪を晴らすため魏凌を動かし、汪遠を再審から外すことに成功します。科挙では解元となって羅家での存在感も大きくなり、宜寧には嫁入り支度のつもりで店まで贈りました。
  • 羅宜寧:羅府の嫡女・七姑娘
    楊卿画の兄を捜しに行って誘拐されますが慎遠に救われます。楊卿画の話から母・顧明瀾を陥れた人物がいると知り、自分でも過去を調べると決めました。
  • 陳道衍:陳九衡の弟子
    恩師の冤罪を晴らすため登聞鼓を打ち続け、宋応山の証文などを用意して皇帝へ再審を訴えます。その行動によって陳九衡事件が再び朝廷で扱われることになります。
  • 魏凌:英国公
    慎遠から軍への物資不足を記した帳簿と証言書を受け取り、皇帝へ直接奏上します。その結果、汪遠に代わって陳九衡事件の主審を任されました。
  • 汪遠:宰相
    当初は陳九衡事件の再審を担当しますが、慎遠と魏凌の働きかけによって審理から外され、自分の思い通りに事件を処理できない立場になります。
  • 陸嘉学:安北侯
    陳道衍を消そうとする一方、羅家の宴では宜寧の筆跡や切り絵から彼女と眉眉の関係を探ります。宜寧への疑いをさらに強め、慎遠とも正面から牽制し合うようになります。
  • 楊卿画:羅家を離れた女性・明瀾堂の手伝い
    行方不明の兄・楊志傑を捜していましたが、その話を利用されて宜寧が誘拐されます。その後、羅成文と顧明瀾の過去を宜寧に話します。
  • 林海如:羅成章の妻・林茂の姉
    追いはぎに遭った際には体面より家族の命を優先し、金品や服を渡して全員を逃がします。この一件で羅成章から見る彼女の存在がこれまでとは違うものになります。
  • 羅成章:羅家の二老爺
    林海如と寺から帰る途中で追いはぎに遭い、家族を守る彼女のたくましさを目の当たりにします。それまでとは違って林海如を意識するようになります。
  • 林茂:林家の息子・林海如の弟
    危険な旅から戻り、科挙だけを人生の道とは考えず、自分が得意な商いで人を助けながら林家を大きくすると決めます。
  • 羅宜秀:羅家の娘
    韓炤との縁談を拒み、林茂と結婚したいとはっきり口にします。母・陳蘭が望む公主府との縁より、自分の気持ちを選びました。
  • 陳蘭:羅宜秀の母
    宜秀の意思に反して韓炤との縁談を進め、さらに慎遠が殿試で成功しないよう乳母へ命じます。慎遠の評価が高まるほど、自分たちの立場を守ろうと手を打つようになります。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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