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瓔珞 16話・17話・18話・19話 金瞳の皇子と嫻妃の決断

中国ドラマ「瓔珞<エイラク>」第16話・17話・18話・19話。

家族を失った真相を知った嫻妃が嘉答応を絞殺。皇后は隠していた体の不調を瓔珞に明かします。皇后の留守中には愉貴人が金色の瞳を持つ五皇子を出産して瓔珞が高貴妃から母子を守ります。

ネタバレ要素もあるのでご注意下さい

瓔珞 16~19話の内容

読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。

16話 
嫻妃が家族を失った原因を知って嘉答応を殺し、皇后が純妃に隠れて針灸を受けていた理由も明らかになります。

17話 
愉貴人が金色の瞳を持つ五皇子を出産し、高貴妃から母子を守るため瓔珞が皇后の金印を持ち出します。

18話 
五皇子の金瞳が黄疸だと判明し、純妃が高貴妃を陥れるため事件を仕組んでいたことを瓔珞に認めます。

19話 
高貴妃が乾隆帝のもとへ戻りますが、瓔珞は皇帝の病を治すため激しく挑発、怒らせる役目を引き受けます。

他のエピソードを見たい方は
瓔珞 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

 

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瓔珞 16話 堕ちた妃

あらすじ

嫻妃が嘉答応を殺害

冷宮に落とされた嘉答応を嫻妃が訪ねました。嘉答応は高貴妃に従ったのは四皇子と自分が宮中で生き残るためだったと告白。さらに怡親王への密告も高貴妃の指示だったと明かしました。

家族を失った原因を知った嫻妃は挑発を続ける嘉答応を布で絞め殺し、自害に見せかけるのでした。

 

皇后と純妃に怪しい噂

皇后は「寛容」ではなく「忍耐」を書き続ける瓔珞を注意します。その後、純妃を寝室へ何度も呼ぶようになりました。高貴妃は二人の関係を疑う噂を流し、芝居を使って乾隆帝にも聞かせます。乾隆帝は長春宮へ乗り込みますが、皇后と純妃は誕生日の贈り物を準備していました。

 

皇后が隠していた体の問題

騒ぎが収まると、皇后は瓔珞に事情を説明します。第二皇子を産んだ後から体に冷えが残り、純妃に針灸を頼んでいたのでした。妃嬪が子供を産めないと思われれば立場に関わるため、太医にも知らせず治療を続けていたのです。

 

注目:史実では嘉答応は死なない

ドラマでは嘉答応が嫻妃に殺されてしまいます。でも史実上の金氏は、ここで亡くなってはいません。

金氏は乾隆2年に嘉嬪になり、乾隆4年に皇四子永珹を出産。乾隆6年には嘉妃になります。その後も皇八子永璇、皇九子、皇十一子永瑆を産み、乾隆20年に亡くなっています。

ドラマでは金氏の生涯を姉と妹に分けて表現しています。そのため一度、姉が死んで妹が入宮して金氏の経歴を受け継いでいるのですね。

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瓔珞 17話 母子の受難

あらすじ

阿満の事件を追う瓔珞

瓔珞は正月初十の当直を調べるため海蘭察を訪ねます。傅恒はその日、乾清宮で王公を招いた宴が開かれていたため容疑者を絞るのは難しいと忠告しました。それでも瓔珞は姉・阿満の死を諦めず、傅恒も乾清宮の侍衛を調べると約束します。

皇后が愉貴人を長春宮へ

皇后は出産を控えた愉貴人を長春宮で保護します。瓔珞は問題が起これば皇后の責任になると心配しますが、皇后は後宮を預かる者として妃嬪を守るのが役目だと答えました。その後、皇后は太后に同行して暢春園へ向かいます。

金色の瞳を持つ皇子

皇后の留守中、愉貴人が突然産気づき男児を出産します。ところが赤子の瞳は金色でした。高貴妃は不吉な子として処分しようとしますが、瓔珞は長春宮では皇后の判断を待つべきだと抵抗。ついには皇后の金印を持ち出します。そこへ乾隆帝が現れ、まず太医に診察させるよう命じるのでした。

 

注目:愉貴人が五皇子は実在するが「金瞳」の事件は創作

愉貴人は史実でも乾隆6年に五皇子 永琪を出産しています。

でも、生まれた永琪が金色の瞳だった、高貴妃が不吉な皇子として生き埋めにしようとしたという出来事は記録にはありません。ドラマの脚色です。

中国では実際に「金色の瞳は人ではない」という迷信はありました。「金睛(金色の瞳)」は古い物語では妖怪や不思議な生き物の描写にも使われました。元代の雑劇には「金睛百眼鬼」が登場、『西遊記』でも妖怪や霊獣に「金睛」という表現が使われています。つまり金色に光る目は人間離れした存在を印象づける表現としては実際にありました。

こうした普通とは違う目は人々を不安にさせ、不吉だと考える人もいます。だからといって金瞳の子は不吉だから殺すという習慣があったわけではありませんが。ドラマではこうした迷信を利用して「金瞳=不吉な皇子」という設定を作ったのでしょう。

 

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瓔珞 18話 涙の舞

あらすじ

五皇子の金瞳は黄疸だった

嫻妃の提案で名医・葉天士が呼ばれます。葉天士は五皇子の金色の瞳を病理性の黄疸と診断し、薬を飲めば治ると説明しました。純妃は御膳房の料理人の遺体を運ばせ、愉貴人の食事に細工していた証拠を示します。乾隆帝は高貴妃の関与を疑い、儲秀宮での謹慎を命じました。

黒幕は純妃

皇后から偽の懿旨について問われた瓔珞は金印そのものは使わず箱の中身を入れ替えていたと明かします。その後、瓔珞は高貴妃を陥れた方法に不自然な点があると考えて純妃を追及。純妃は料理人を使った一件を自分が仕組んだと認めました。

高貴妃が乾隆帝の心を動かす

愉貴人は愉嬪へ昇格。五皇子と永和宮で暮らせることになります。

一方、高貴妃の父・高斌は治水を任され、謹慎中の娘との面会を許されました。高貴妃はその後、乾隆帝の前で母の過去を訴えます。乾隆帝は事情を知って高家の継母の娘を後宮へ入れないと約束しました。

 

注目:高斌が治水を任されるのは史実通り

高貴妃の父・高斌h実在の人物です。高斌は清朝を代表する治水官僚の一人で、雍正年間から河川行政に関わっていました。

『清史稿』の疆臣年表では乾隆6年に高斌が直隷総督になり直隷河道総督も兼ねたことがわかります。ドラマの乾隆帝が高斌の治水能力を高く評価しているのも史実とかなり近い設定です。

高斌の娘が乾隆帝の慧賢皇貴妃なのも史実通りです。子のいない高氏が貴妃なのも本人への寵愛もありますが、父親の功績のおかげです。

ドラマのように高貴妃が謹慎した時に高斌が面会して彼女が母の悲惨な過去を芝居のように乾隆帝へ訴えたというのはドラマの演出です。

高斌・高貴妃の父は治水の専門家
高斌 は清朝の第6代皇帝・乾隆帝けんりゅうてい時代の役人。慧賢皇貴妃 高氏(高貴妃)の父親。「河道総督」という役職を務め治水対策で成果をあげました。史実の 高斌(こう ひん) はどんな人物だったのか紹介します。高斌 の史実いつの時代の人?生...

 

瓔珞 19話 決死の大芝居

あらすじ

皇后を待たせた乾隆帝

乾隆帝は高貴妃を訪ねてそのまま儲秀宮に泊まります。

長春宮で待っていた皇后を気の毒に思った瓔珞は傅恒に不満をぶつけました。傅恒は五皇子の事件が仕組まれたものだと乾隆帝も承知しており、高斌への配慮もあって高貴妃を許したのだと説明します。

 

瓔珞が乾隆帝を看病

乾隆帝が疥瘡を患うと、皇后は感染を恐れず看病を続けます。瓔珞も養心殿に入り、李総管から正月初十の宴について聞き出しますが、途中で退出した人物はいませんでした。瓔珞は皇后が自分の身を顧みず乾隆帝を支えていると訴えますが、乾隆帝を怒らせてしまいます。

 

皇帝を怒らせて治療

乾隆帝の病状が改善しないため、葉天士は別の治療を考えます。瓔珞は皇后を突き飛ばした乾隆帝を責め、高貴妃への扱いまで持ち出して激しく挑発しました。怒った乾隆帝が血を吐くと、葉天士は治療が成功したと説明。瓔珞は許しを求めますが皇帝の怒りは収まらず、病気のふりをして逃げるのでした。

 

注目:葉天士は実在した清代の名医

第18話に続いて登場する葉天士は実在の人物です。本名は葉桂、字が天士。康熙五年(1666)に生まれ乾隆十年(1745)に亡くなった蘇州の医師でした。

葉天士は特に温病の診療で知られ『温熱論』などにまとめられた考え方は後の中医学にも大きな影響を与えています。ドラマでも「太医院には分からない病気を知る名医」という役割を与えられています。

ただし葉天士が乾隆帝の疥瘡を治したというのはドラマの脚色です。さらに乾隆帝を怒らせて血痰を吐かせれば疥瘡が治るという治療もドラマ独自のもの。疥瘡は現在ではヒゼンダニによる感染症と分かっています。血を吐かせて治る病気ではありません。

葉天士 は努力家で医術に厳しい清朝最高の名医
葉天士は 清朝時代の医者。中国医学(漢方医学)の発展に貢献しました。人びとからは「天から降りてきた医者」ともよばれ、清朝時代に非常に評判の高かった医師です。「瓔珞<エイラク>」では 瓔珞に招かれて宮中で治療を行ったりしています。史実の 葉天...

 

主な登場人物

  • 魏瓔珞:長春宮の宮女
    姉・阿満の死を調べながら、五皇子を処分しようとする高貴妃に抵抗します。乾隆帝の病気では皇后を守るため皇帝を挑発し、治療にも一役買います。
  • 嫻妃:乾隆帝の妃
    嘉答応から家族を失った原因が高貴妃にあったと聞き、嘉答応を絞め殺して自害に見せかけます。これまで耐えてきた嫻妃が、自ら相手を手にかける立場へ変わります。
  • 富察皇后:乾隆帝の皇后
    第二皇子を産んでから続く体の冷えを隠し、純妃から針灸を受けています。愉貴人を長春宮で守り、乾隆帝が疥瘡を患うと感染を恐れず看病します。
  • 純妃:乾隆帝の妃
    皇后の体を密かに治療する一方、五皇子の事件では料理人を使って愉貴人の食事に細工し、高貴妃に疑いが向くよう仕組んでいたと認めます。
  • 高貴妃:乾隆帝の妃
    五皇子を不吉な子として処分しようとし、事件への関与を疑われて謹慎となります。その後は母の過去を乾隆帝に訴え、再び皇帝のもとへ戻ります。
  • 愉貴人/愉嬪:乾隆帝の妃
    長春宮で男児・五皇子を出産します。息子の金色の瞳を理由に命を狙われますが無事に守られ、愉嬪へ昇格して五皇子と永和宮で暮らすことになります。
  • 乾隆帝:清の皇帝
    五皇子を太医に診せて処分を止め、高貴妃には謹慎を命じますが、のちに事情を知って彼女を受け入れます。疥瘡を患った際には瓔珞の挑発によって血を吐き、それが治療につながります。
  • 傅恒:皇后の弟・侍衛
    瓔珞から阿満の事件について相談を受け、正月初十に乾清宮へ出入りしていた侍衛を調べると約束します。
  • 五皇子:愉貴人が産んだ皇子
    金色の瞳を理由に不吉な子と疑われますが、葉天士によって病理性の黄疸だと診断され、命を救われます。

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

著者 自画像

2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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