「孤高の花」第13話・14話・15話では、白娉婷と楚北捷の愛が深まるものの、楚北捷が捉えられ、白娉婷にも過酷なの命令が下ってしまいます。
13~15話の内容
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第13話:追手から逃れる中で崖底へ転落した2人は洞窟で生涯の愛を誓い合いますが、裏で何侠が白娉婷の知識を利用して晋の皇子を毒殺していました。
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第14話:皇宮の策略で皇子殺しの罪を無視して着せられた楚北捷が投獄される一方、病床の皇后は皇帝に真実を見直すよう命を削って諫言します。
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第15話:白娉婷は楚北捷の助命を求めて単身皇宮へ乗り込み兵法を献上しますが、最終的に楚北捷の剣に自ら飛び込んで貫かれます。
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孤高の花 あらすじリスト
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孤高の花 13話 月夜の誓い
あらすじ 13話
崖底への転落
白娉婷は則尹将軍の援軍が山を囲んでいると考え楚北捷に逃亡を促します。則尹の追手が迫り、楚北捷は白娉婷を馬に乗せて吊り橋を渡るものの、橋が壊れれて2人は崖底へ落下。楚北捷は白娉婷をかばって負傷しました。
洞窟での誓い
高熱を出した楚北捷を救うため、白娉婷は衣服を脱いで体温で彼を温め妻になることを決意。楚北捷が時間稼ぎの理由を尋ねると、白娉婷は晋の皇宮からの知らせを待っていたと答えました。
しかし涼軍の捜索の手が迫り、白娉婷は楚北捷を守るために1人で洞窟を出ます。
皇子毒殺
白娉婷が涼軍に戻ると晋軍の撤退が伝わり、将兵は勝利を喜びます。しかし撤退の理由は、晋の皇子2人が毒殺されたためでした。
絶望して気絶した白娉婷が目を覚ますと、そこには何侠がいました。何侠は白娉婷の薬の知識を利用して涼王に密告、皇子を殺害していたのです。
孤高の花 14話 勝利の誤算
あらすじ 14話
白娉婷の晋への旅立ちと何侠の襲撃
白娉婷は則尹の将軍府を出て楚北捷に会うために晋へ出発します。しかし移動中の森の中で何侠が放った刺客に襲われました。
そこへ則尹が駆けつけ刺客を撃退。則尹は白娉婷を晋まで送り届けることを約束しました。
張貴妃の偽証工作と楚北捷の投獄
晋の皇宮では張貴妃が拷問によって太監に偽の証言をさせます。太監は晋の皇帝・司馬弘の前で白娉婷の指示で皇子を毒殺したと嘘を言いました。
さらに張貴妃は楚北捷が白娉婷と内通していると晋の皇帝に吹き込みます。都に戻った楚北捷は兵権を奪われ投獄されて拷問を受けました。
皇后の懸命な諫言と晋の皇帝の葛藤
病床の皇后は太監の証言だけで楚北捷を罪人として扱うのは不自然だと気付きます。皇后は晋の皇帝のもとへ赴き、真犯人を見つけるよう強く諫めました。
楚北捷が唯一の肉親であることを指摘された晋の皇帝は、宗廟で先祖の位牌を前にして幼い日の楚北捷との思い出を振り返りながら葛藤します。
孤高の花 15話 命に代えても
あらすじ 15話
晋の皇帝司馬弘の葛藤と楚北捷の出自
晋の皇帝司馬弘は宗廟で過去を思い出していました。
かつて楚北捷の母である楚妤は先皇への殉死を命じられていましたが、太后が懐妊に気付き逃がしました。生活に困窮した楚妤は幼い北捷を連れて戻り、太后は司馬の姓を名乗らせない条件で北捷を養子にします。楚妤は息子のために命を絶ちました。
当時、司馬弘が必死に命乞いをしたため北捷は生き延びて名将となったのです。
白娉婷の皇宮潜入作戦と則尹への配慮
都の建康に楚北捷の処刑を告げる高札が出回ります。白娉婷は則尹の連れてきた120名の兵とともに竹凧を製作、上空から皇宮へ侵入する計画を立てました。
しかし楚漠然から楚北捷の清白への信念を聞いた白娉婷は強行突破による則尹たちの犠牲を避けるため作戦を中止、1人で皇宮へ向かうことにします。
血書の兵法と宮殿の悲劇
白娉婷は司馬弘の前で忠臣の助命を訴え、鞭打ちを受けて床に血で『武侯兵法』の一節を書き、兵法の献上と引き換えに楚北捷の無事を求めます。
しかし司馬弘は白娉婷の死を条件にしました。
注目:楚北捷の出自はなぜ司馬弘を苦しめるのか
第15話では楚北捷の出生に隠されていた秘密が明かされました。
楚北捷は晋の皇族 司馬家の血を引く人物です。けれども表向きには司馬姓を名乗ることを許されていません。皇族の系譜にも彼の名は入れられていないのです。
楚北捷の母・楚妤は先代の皇帝の子を身ごもっていました。しかし先帝の死後、殉死を命じられます。埋葬の直前に太后は楚妤が懐妊していることに気づきました。
そこで太后は密かに身代わりを立て、楚妤を国境の外へ逃がしました。
その後の楚妤は一族に受け入れられませんでした。一人で楚北捷を育てていくことになります。けれど生活に行き詰まった楚妤は幼い楚北捷を連れて晋の皇宮へ戻りました。
息子が司馬家の血を引く者であることを理由に太后へ保護を願ったのです。太后は楚北捷を受け入れる代わりに厳しい条件を出しました。楚北捷に司馬姓を名乗らせないこと。皇族として記録しないこと。太后の養子として育てること。そして晋の天子は司馬弘ただ一人だと認め、この秘密を誰にも明かさないことでした。
楚妤は息子を生かすには、自分が消えるしかないと悟ります。そして首を吊り、命を絶ちました。
このとき幼い司馬弘は実母の太后に強く反発します。太后は楚北捷を生かしておけば王位争いの火種になると考えていました。けれど司馬弘は楚北捷の命を助けてほしいと必死に願ったのです。
その願いによって、楚北捷は処分されずに済みました。そして晋を守る鎮北王へと育てられていきます。
つまり楚北捷は、司馬弘にとってただの臣下ではなく、幼いころに自分が命を救った相手で血のつながった身内です。第15話で司馬弘が宗廟の前で苦しむのは、この過去があるからです。
注目点:武侯兵法はどんな意味を持つの?
白娉婷は鞭で打たれながら、血で武侯兵法の一節を書きました。武侯とは三国時代の諸葛亮の呼び名です。諸葛亮は三国時代の名軍師として有名な人物です。でも兵法書として伝わる武侯兵法は諸葛亮の名を借りて後世にまとめられたもの。成立した時期や内容には諸説あります。
ドラマでは白娉婷が武侯兵法を知っていることが彼女の軍師としての価値を高めています。今の白娉婷が使える取引材料は皇帝が欲しがっている知識と命だけ。血で書くのは自分の命と引き換えにする覚悟のあらわれといえます。
ただし現実の兵法書は貴重には違いありませんが、国家機密といえるほどのものではなく。知識人なら入手は可能です。兵法書が国を揺るがすほど貴重に描かれるのはドラマの演出と言えますね。
主な登場人物と結果
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白娉婷(はくへいてい):女軍師
変化・結末:楚北捷の妻になる覚悟を決め、彼の処刑を止めるために単身で晋の皇宮へ潜入。最後は楚北捷の無実を証明し彼を救うため、自ら皇子殺しの罪を認めて楚北捷の剣に貫かれる。 -
楚北捷(そほくしょう):晋の将軍(鎮北王)
変化・結末:白娉婷への生涯の愛を誓うが、帰国後に張貴妃らの偽証によって皇子暗殺の首謀者とされ、兵権を奪われて拷問を受ける。処刑直前に朝廷へ引き出され、目の前で白娉婷に自分の剣で刺される悲劇に見舞われる。 -
何侠(かきょう):敬安王府
変化・結末:白娉婷の薬の知識を悪用して涼王に密告、晋の皇子2人を毒殺する。さらに晋へ向かう白娉婷を刺客に襲わせるなど、復讐のために暗躍を強める。 -
司馬弘(しばこう):晋の皇帝
変化・結末:2人の皇子を失った絶望の中、楚北捷の裏切りを疑い葛藤する。面会に来た白娉婷から兵法を提示されるが、楚北捷の剣で彼女が死ぬことを条件に突きつける。 -
則尹(そくいん):涼の将軍
変化・結末:楚北捷らを追い詰める立場だったが、何侠の策略を離れ、白娉婷の晋への旅路を警護。兵120名を率いて彼女の皇宮潜入作戦をサポートしようとする。
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