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花間令 16話・17話・18話 内通者の脅威と沈慈の身代わり

花間令 第16話・17話・18話では事件の鍵を握る顧雍が県役所内で毒殺され、十年前の惨劇の根深さを思い知らされます。さらに、ある童歌がきっかけになって上官芷の正体がわかり、二人の距離が縮まり始めまるのでした。

この記事では第16話から第18話までの見どころや、劇中の気になるポイントを紹介します。

 

16~18話の内容

  • 第16話:顧雍が毒殺されて黒幕への手がかりが途絶える一方、潘樾は危険から遠ざけるために楊采薇を県役所から遠ざけるのでした。

  • 第17話:潘樾が偶然耳にした童歌から上官芷の正体が楊采薇であると気づき始めます。卓瀾江は危機を救った楊采薇に真剣な求婚を断られます。

  • 第18話:正体を察した潘樾と共に新鄭書院のからくり裏山へ挑んだ楊采薇は、土中から本物の沈慈の白骨遺体を掘り当てました。

 

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花間令 エピソードリスト

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花間令 16話 黒幕の手がかり

あらすじ 16話

霜霜を守った潘樾

卓瀾江は組織内にまだ内通者がいると考え、秘密裏に調べさせます。楊采薇は霜霜に危険が及んだと聞いて急いで氷菓子店へ向かいました。

人々は霜霜を犯人の妹として追い出そうとしますが、潘樾は三姑娘に線香を上げ、この店を県役所専属の氷菓子店にすると宣言します。

顧雍が残した楊の一文字

潘樾は牢で顧雍を問い詰めます。顧雍は十年前の楊氏一家殺害を認めますが、楊采薇殺害は否定しました。令牌に四の字があったため、潘樾は上に三人いると考えます。

顧雍は都へ移送される直前に印肉に仕込まれた毒で死亡、楊という一文字を残しました。

楊采薇が県役所を去る

潘樾は県役所内に内通者がいると考えました。楊采薇は過去に自分を救ったのが潘樾だと知りますが、潘樾は公務だったと突き放しました。

さらに都へ行けと言われた楊采薇は自分を追い払いたいのだと受け止めます。卓瀾江が彼女を連れだし、楊采薇は県役所を去るのでした。

 

感想:
潘樾はさすがに言い方が下手すぎますね。楊采薇を危険から遠ざけたい気持ちは分かりますが、公務だからとか。理由も言わずに異動しろと言われても納得いきませんよね。
ただ、顧雍の毒殺の件でもわかるように県役所の中も敵の内通者がいるのは間違いない。潘樾がどれだけ頑張っても、相手は役所の中に手下を入れて動かせるわけです。こんな状態で楊采薇を守れるのかと言われると、潘樾本人が自信をなくすのも分かります。

 

注目点:県の役所が犯罪者を守ることはあるのか?

潘樾は霜霜を守るため、氷菓子店を県役所専属にすると宣言しました。史実上は県の役所が菓子店をこのような形で公的に保護したとは考えにくいです。

犯罪者の身内に対する社会的な制裁はかなり強かったはずです。家族、親族、同郷者がまとめてひどい扱いを受けることはありました。役人もいちいちそれを咎めたりはしません。

ただし暴力や集団騒ぎになれば別です。役所が止める可能性があるのは民衆の行動が治安問題になった時です。店を壊したり、集団で騒いで通りを混乱させたり。こうなると犯罪者の家族かどうか以前に、社会の秩序を乱す行為になって取り締まりの対象になります。

ただしそれも霜霜がかわいそうだからというより、勝手な私刑を許すと役所の権威が弱くなるからです。処罰は官が行うもので民が勝手にするな、という発想ですね。

 

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花間令 17話 山林の幽霊

あらすじ 17話

白小笙を救った卓瀾江

楊采薇は上官蘭の店に水波紋の印がないか探らせます。そこへ白小笙が港で銀雨楼に拘束されたとの知らせが入り、楊采薇が駆けつけました。卓瀾江は彼女を未来の少主夫人だと言い、白小笙を助けます。

卓瀾江の告白

楊采薇は卓瀾江に少夫人と呼ばないでほしいと伝えます。卓瀾江は本気で妻に迎えたいと告白しました。しかし楊采薇は彼を友人としか見ていないため断ります。

鬼火事件を追う潘樾

潘樾は顧雍の死後も四大宗族への疑いを捨てません。記録室で鬼火事件を調べ、新鄭書院の沈慈が関わる失明と転落死の事件を知ります。牢で沈慈に会うと、沈慈は事件の真相が分かれば水波紋について話すと答えました。

童歌でつながる楊采薇の正体

潘樾は霜霜から楊采薇が卓瀾江と行動していると聞いて落ち着かなくなります。

その直後、霜霜たちが歌う童歌を耳にしました。それが楊采薇から教わったものだと知り、潘樾は今の上官芷がなぜ楊采薇に似ているのか考え始めるのでした。

 

感想:
卓瀾江は一気に踏み込みましたね。白小笙を助けるためとはいえ、いきなり未来の少主夫人扱いはやりすぎです。楊采薇からすると助かったことには感謝しても、勝手に話を進めないでくださいと言いたいところですよね。しかも本人はかなり真剣です。冗談ですまないのが困りものですね。

 

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花間令 18話 奇妙な書院

あらすじ 18話 

潘樾が楊采薇の正体に気づく

潘樾は上官芷の姿をした女性が楊采薇だと気づき、彼女の屋敷へ向かいます。

しかし正体が知られれば楊采薇が危険になると考え、名乗り合うのを我慢しました。

翌日、楊采薇は事件捜査のため県役所へ戻ります。

新鄭書院の裏山へ

潘樾と楊采薇は新鄭書院を訪ね、陳院長から陳賦の部屋を見せられます。その後、二人は裏山へ入りました。楊采薇は木に目印を刻みますが、同じ場所に戻されます。さらに蔓のからくりに襲われ、潘樾が彼女を助けました。

白骨が本物の沈慈だった

楊采薇は土の一部が不自然に肥えていると気づき、潘樾と掘り返します。そこから新鄭書院の札を持つ白骨が見つかりました。

検屍の結果、歯の治療痕と水銀が確認され、歯科医の証言から遺体は本物の沈慈だと判明します。そうなると牢にいる沈慈の正体が新たな謎となるのでした。

感想
潘樾は楊采薇の正体に気づいた途端に態度が分かりやすすぎますね。本人は平静を装っているつもりでも、態度が怪しいです。しかも楊采薇はまだ潘樾が真実に近づいたとは思っていません。嫌がらせに見えてしまうのも無理はありませんね。
 

注目点:歯の治療で身元確認は可能か?

楊采薇は白骨の歯に治療痕があって水銀が使われていたことを確認。そこから死者の身元にたど里尽きました。この展開は、かなり現代の法医学に近いやりかたです。
古代中国にも検屍の知識はあって南宋の宋慈『洗冤集録』には死因や傷の調べ方がまとめられています。でも歯の治療の記録を照らし合わせて個人を特定するような方法があったとは言いにくいです。
水銀を使った歯科材料は唐代の医学書『新修本草』に記録があるとされるので、歯の治療痕そのものは完全な作り話ではありません。それでも、それを理由に身元確認までたどり着くのはドラマ的な演出と考えたほうがよさそうです。

 

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主な登場人物と結果

  • 潘樾(禾陽県令):県役所内の内通者を警戒して一度は楊采薇を遠ざけるが、童歌をきっかけに彼女の正体を把握し、裏山の罠から身をてして守り抜く。

  • 楊采薇(上官芷の姿):潘樾の本心が分からず県役所を出るが、事件解決のために復帰し、優れた観察眼で書院の裏山から本物の沈慈の遺体を見つけ出す。

  • 卓瀾江(銀雨楼の少主):白小笙を救うために楊采薇を「未来の少主夫人」と呼んで真剣に告白するが、友人以上の関係にはなれず断られる。

  • 沈慈(新鄭書院の学生?):牢に囚われていたが、裏山から本物の遺体が発見されたことで、周囲を欺いていた正体不明の替え玉であることが発覚する。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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