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孤高の花 第52話・53話・54話 都陥落の危機と楚北捷の決起

孤高の花 第52話・53話・54話では離ればなれになっていた白娉婷と楚北捷が再会。何侠の攻撃で晋の都が陥落、そして楚北捷が国の危機に立ち上がります。

この記事では52から54話の注目点を紹介します。

52~54話の内容

  • 第52話:白娉婷は陽鳳を救うため薬のある嬌嬿楼へ向かい、楚北捷と顔を合わせぬまま盲牌囲碁でお互いの存在を知るのでした。

  • 第53話:何侠によって建康城が攻め落とされ、楚北捷は挙兵を宣言。墓前で白娉婷との再会を果たしました。

  • 第54話:楚北捷は息子の長笑の存在を知って喜び、白娉婷とともに新たな一歩を踏み出します。

 

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孤高の花 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

 

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第52話 勝負の裏側

第53話 めぐり逢う宿命

第54話 二人の再出発

 

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孤高の花 52話 勝負の裏側

あらすじ 52話

陽鳳の治療と嬌嬿楼の薬

名医の治療によって陽鳳の体から毒が排出されました。でも今は戦乱のために薬を調達できる場所がなく、嬌嬿楼にしか在庫がないといいます。白娉婷は陽鳳を救うために男装をして嬌嬿楼へ向かいました。

嬌嬿楼での賭けと十三娘の勝負

白娉婷は十三娘に面会するため、賭けの席で13回連続で勝ち続けます。報告を受けた十三娘は白娉婷の正体に気づき、薬と互いの命を賭けた勝負を提案しました。白娉婷は盤面を見ずに頭の中だけで打つ盲牌囲碁を逆提案します。

楚北捷との対局と十三娘の決断

十三娘に促された楚北捷は別室から盲牌囲碁で対局を行います。数十手で二人は互いの正体を確信し、楚北捷は部屋を飛び出しますが会えませんでした。

十三娘は白娉婷に薬を渡すときに楚北捷と夫婦になったと嘘を言って立ち去るよう命じます。すると白娉婷は楚北捷へ何侠と戦うよう伝言を託すのでした。

注目点:盲牌囲碁(暗碁)は本当にあるの?

劇中で白娉婷と楚北捷が盤面を見ずに頭の中だけで碁を打ちましたよね。こういう囲碁は実際にあって盲棋、暗碁とよばれます。小説でも高い知性と記憶力を持っている表現として使われます。

中国の伝統的な文人社会では囲碁は「琴棋書画」の一つとして数えられ、娯楽ではなく兵法や精神修養の道具とされていました。

特に北宋時代の史料『棋品』や後世の随筆などには、高段位の打ち手が目隠しで対局したことが記録されています。

ドラマではお互いが生きていることの確認の場面として使われます。さすがにこれはドラマの演出ですが、二人が高い記憶力と知性を持っているという演出にもなっています。

 

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孤高の花 53話 めぐり逢う宿命

あらすじ 53話 

司馬弘の逃亡と建康城の陥落

何侠が率いる白蘭軍が晋の都 建康城へと迫りました。将軍から一時撤退を懇願された皇帝 司馬弘は苦渋の決断で退去を命じます。

何侠が建康城を攻め落とす中、司馬弘は火の海となった皇城を山頂から見つめてその場に崩れ落ちるのでした。

十三娘の支援と楚北捷の決起

十三娘は白娉婷の仮住まいを訪れて病床の陽鳳のための馬車や薬草、通行手形を渡して出発を促します。

一方の楚北捷は涼に潜伏していた義兄弟たちを招集しました。楚北捷は晋を取り戻すために立ち上がることを宣言、兵を率いて国境へと向かいます。

 

墓前での再会と陽鳳の書き置き

白娉婷は十三娘の手紙から彼女の真意を知り、自身の命日に楚北捷が墓を訪れると確信して向かいます。墓前で二人は再会。楚北捷は白娉婷に行かないでほしいと懇願しました。白娉婷が住処に戻ると陽鳳は子供たちを連れて十三娘と共に出発しており、楚北捷と手を組んで何侠を制服してほしいという書き置きが残されていたのでした。

 

注目:史実の東晋 建康城も陥落したことがある

なんと晋の都・建康が落城してしまいました。一国の都が外敵の攻撃で陥落することはめったにありませんが。史実でも建康が落城したことはあります。

何侠の晋攻撃は、史実にあった苻堅による晋攻撃を思い起こさせる設定です。でもこのとき苻堅は建康まで攻め込むことができず撤退しました。

むしろ史実の東晋の弱点は外敵よりも味方側の有力武将にありました。皇帝の力が弱く地方に兵を持つ将軍や名門貴族が強すぎたため、建康は何度も内部の軍事勢力に攻め込まれています。322年の王敦の乱。327年から329年の蘇峻の乱。402年の桓玄と何度も建康が占領され皇帝は囚われの身になっています。とくに桓玄は自分で皇帝を名乗っています。

でも、そのたびに見方の将軍が奮起して都を奪回しました。ドラマでは楚北捷がその役目をするのは間違いありませんが。東晋の弱さはよく表現されていると思います。

 

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孤高の花 54話 二人の再出発

あらすじ 54話 

楚北捷と白娉婷の再会と長笑の存在

白娉婷は楚北捷に3歳の息子・長笑と暮らしていることを明かします。楚北捷は大喜びして喜んで二度と離さないと誓うのでした。

楚北捷の出陣の決意と白娉婷の懸念

白娉婷は出陣の準備をして晋の民の苦しみを救うべきだと語る一方で、自分が同行すれば夫の名誉に泥を塗るのではないかと心配します。でも楚北捷は妻を抱きしめて安心させるのでした。

白蘭王宮の対立と耀天皇女の決意

何侠の健康城攻略の連絡が届き、白蘭の臣下は君主が何侠になるのではと心配します。でも耀天皇女は白蘭の王位を何侠ではなく身ごもっている子供に継がせると言います。

何侠は耀天が古参の大臣と何かを企んでいると考え、飛照行に監視を命じるのでした。

風音が耀天に進言

耀天は風音を呼んで何侠が謀反を起こすか尋ねました。風音は起こすと断言。何侠が軍を雲安城外に置いたまま帰還しないため、耀天に決断を促すのでした。

涼軍の苦境と楚北捷夫妻の到着

涼の上将軍 若韓は何侠を阻止するため将兵に檄を飛ばしました。降伏を唱えた兵士を若韓が斬り捨てて士気を引き締めようとした時、白娉婷と楚北捷が現れたのでした。

 

注目:中国ではどのみち白蘭王室は滅亡

耀天は臣下に自分の子を即位させるから白蘭王室の血脈は絶えないと言いました。

でも、これは中国の王朝では考えられないかなり苦しい言い分です。何侠を王にしなくても、耀天の腹の子(父は何侠)が即位すれば、その時点で王朝は交代してしまいます。

ヨーロッパと違って父系だけで血統をみている中国の価値観だと、子は母の家ではなく父の家に所属します。なので耀天は皇女ですが、耀天の子は皇族ではなく何家の子になってしまいます。

耀天の子が君主になれば白蘭王室は実質的に何家に移ることになります。そうなれば何侠本人が即位しなくても、何侠の子が王座についた時点で白蘭王室は滅亡です。

史実でも

李治(唐)→武曌(周)→李顕(唐)

のように皇帝の姓と国号が変わるだけで朝廷は同じで国そのものに変化がない場合もあります。

武則天が即位したときも李家の王朝(唐)は終わったと言われましたし。武曌(母)から李顕(息子)に皇帝の座が移ったときも国名は変わりました。

なので、臣下にとっては朝廷が残っていても王朝が滅亡したのと同じ感覚なのです。

耀天の言い分はかなりドラマ的な都合の良い解釈と言えます。だから白蘭という中国らしくない王朝名にしているとも言えますね。

 

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主な登場人物と結果

  • 楚北捷(鎮北王)
    盲牌囲碁や墓前での奇跡を経て、愛する白娉婷とついに再会します。さらに実の子である長笑の存在を知り、家族を守り大晋を取り戻すために再び戦場へ赴く覚悟を決めました。

  • 白娉婷(女諸葛)
    陽鳳の命を救うために奔走するなかで楚北捷と巡り合います。自分が同行することで夫の評判を落とすのではないかと悩みつつも、彼に戦袍を着せてその背中を押しました。

  • 十三娘(嬌嬿楼の主)
    白娉婷に楚北捷と夫婦になったと嘘をつきつつも、裏では陽鳳のための馬車や手形を手配します。切ない嘘で二人を引き合わせた影の立役者です。

  • 何侠(白蘭の将軍)
    破竹の勢いで大晋の都・建康城を攻め落とし、天下統一へと近づきます。しかし、妻である耀天皇女との間には不穏な空気が流れ始めています。

  • 耀天皇女(白蘭の王女)
    何侠の勢力が拡大し、白蘭の乗っ取りを危惧する臣下の声を受けて自立を促されます。お腹の子に王位を継がせることを決意し、何侠との対立姿勢を強めました。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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