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溥儀の料理番 37話・38話・39話 容児が毒殺容疑で逮捕される

溥儀の料理番 37話・38話・39話では、薛衍生に酷評された劉氏小館を立て直すため容児が口蘑肥鴨に挑み、妨害を乗り越えて料理人として認められます。李琪は容児に結婚を申し込み、劉爾と李玉枚も互いの気持ちを確かめます。ところが薛家の寿宴では料理に毒を入れられ、容児が毒殺を疑われて警察に連行されてしまうのでした。

 

37~39話の内容

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第37話を見る
劉氏小館が薛衍生に酷評され、再挑戦する容児のために李泰豊が口蘑を買い占めます。

第38話を見る
容児が薛衍生を料理で納得させ、李琪は容児に求婚し、劉爾と李玉枚も恋人同士になります。

第39話を見る
容児の料理に毒が入れられて大阿哥が倒れ、容児が疑われますが、李琪が実行犯の小三子を捕らえます。

 

他のエピソードを見たい方は
溥儀の料理番 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

 

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溥儀の料理番 37話 劉氏小館が酷評される

ストーリー

劉氏小館が酷評される

容児と李琪は燕翅楼で、生活に困る元太監たちへ粥を配ります。その間、劉氏小館では客を取らないよう伝えていました。

ところが留守中に食通の薛衍生が訪れました。劉守貴は客を帰したくないため、多羅媽に料理を作らせます。薛衍生は期待していた御膳の味と違うと言って怒りだし、店内を壊して帰ってしまいます。

容児が薛衍生に再挑戦

薛衍生が新聞で劉氏小館を批判すると容児は点心を持って謝罪に行き、自分の料理をもう一度食べてほしいと頼みこみます。すると薛衍生は八品の料理と口蘑を使った肥鴨料理を注文。三日後に改めて容児の腕を確かめることになりました。

李泰豊が口蘑を買い占める

劉氏小館に客を奪われていた李泰豊は容児が口蘑を必要としていると知って京城中の商品を買い集めます。容児は薛衍生への謝罪として料理を無料で出すつもりでしたが、必要な口蘑がどこにもありません。望月楼が買い占めたと知った劉爾と李玉枚は口蘑を手に入れるため望月楼へ向かうのでした。

 

解説:口蘑とはどんな食材?

37話では薛衍生が容児に口蘑を使うように指定しました。口蘑は中国の北方(内モンゴル自治区)で採れる食用キノコです。白くて肉厚なものが多く、香りや旨味があるので高級料理にも使われました。

「口蘑」の「口」は、河北省の張家口のことです。内モンゴル方面で採れたキノコが張家口に集められ、そこから北京などへ運ばれていたため、「張家口から来るキノコ」という意味で口蘑と呼ばれるようになりました。日本では「モウコシメジ」と訳されることもあります。

口蘑は肉厚で旨味が強く、香りもよいキノコと言われてます。

産地が限られるので値段の高い食材でした。なので、薛衍生が容児の料理の腕を確かめる材料として口蘑を指定しています。流通量が限られていますから李泰豊もそこを利用して北京中の口蘑を買い集めました。容児が材料を用意できなければ、指定された料理を作れなくなるからです。

現在の中国では白いマッシュルームを口蘑と呼ぶこともありますが、ドラマの時代に出てくる口蘑は内モンゴル方面から張家口を経て北京へ運ばれた高級品のことです。

 

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溥儀の料理番 38話 李琪が容児に求婚

ストーリー

劉爾が口蘑を入手

劉爾は運搬人を装って望月楼へ入り、買い占められた口蘑を発見しました。しかし倉庫に閉じ込められてしまい、窓から李玉枚へ口蘑を渡しました。李玉枚が劉氏小館へ届けて容児は薛衍生から指定された口蘑肥鴨を作ります。

薛衍生が容児の腕を認める

彩碧や双喜も厨房を手伝い容児は宴席を成功させました。薛衍生は料理を高く評価して容児も前回の謝罪として代金を受け取りませんでした。その後、薛衍生は劉氏小館を正式に認め、望月楼へ頼んでいた寿宴も容児へ任せます。

李琪と劉爾にも恋の進展

李琪は自分の刀を質に入れて容児の装飾品を取り戻し、裕得福を捕らえたら結婚してほしいと申し込みます。李玉枚も劉爾の本から自分の写真と「玲瓏骰子安紅豆」の句を見つけ、彼の気持ちを知りました。

さらにには李玉枚も劉爾を好きだと認め、二人は付き合い始めるのでした。

 

注目:玲瓏骰子安紅豆は、なぜ告白になるの?

李玉枚は劉爾の本に自分の写真が挟まれているのを見つけて「玲瓏骰子安紅豆」と書かれていることに気づきました。これは唐の詩人・温庭筠の詞に出てくる言葉です。

もともとは

「玲瓏骰子安紅豆 入骨相思知不知」がセットになっていて。

意味は、

骨で作ったサイコロの中に、恋しい人を表す紅豆を入れる。あなたを思う気持ちは骨の中まで入り込んでいる。

となります。ずいぶんと回りくどい表現ですね。要するに「あなたを思う気持ちは、骨の中まで入り込んでますよ。あなたは知っていますか?」という意味です。

唐の時代のサイコロには動物の骨で作るものがあったので、別に作者に猟奇的な趣味があるわけではありません。中国詩らしい大げさな表現ですが、純粋な恋の詩です。

紅豆そのものも中国古典では相手を思う気持ちの象徴とされています。

劉爾は「好き」とは直接書かず古典を使って李玉枚への思いを残していたんですね。

 

溥儀の料理番 39話 容児が毒殺犯にされる

ストーリー 39話 

大阿哥が毒入り料理を食べて倒れる

薛家の寿宴で、李泰豊の命令を受けた小三子が容児の口蘑肥鴨に毒を入れました。ところが客に出す前に大阿哥・溥儁が勝手に料理を食べて倒れました。料理を担当した容児が疑われて警察署へ連行されます。

李琪が小三子を捕らえる

厨房で不審な男を見たという証言から小三子が疑われます。裕得福は逃げてきた小三子に入院中の大阿哥を殺すよう命令しました。しかし李琪が病院で待ち構えて小三子を逮捕。小三子は料理に毒を入れたことを認めます。

容児が釈放され武天が宝物を奪う

小三子が捕まっても容児は解放されません。陸秋桐と劉爾から事情を聞いた薛衍生が上層部に働きかけ、ようやく容児は釈放されました。一方、裕得福は隠していた宝物を李泰豊に運ばせますが、武天たちが途中で待ち受けて奪います。

 

注目:小三子が犯行を認めても容児が釈放されなかったのはなぜ?

犯人の小三子が捕まり自白しました。これで容児の無罪がわかりそうなものですが。警察署長は容児を釈放しませんでした。

実は警察署には許司令から圧力がかかっていました。39話では裕得福が許司令と接触していて容児と大阿哥の過去の関係についても話しています。二人の間には因縁があるというわけですね。

そこで陸秋桐と劉爾が薛衍生に事情を知らせ、薛衍生が自分の人脈を使ってさらに上の人物へ働きかけました。そうして許司令の上司から直接「容児を釈放するように」と命令がでて許司令も従うしかありませんでした。

第37話でも警察が賄賂を受け取って常習犯を見逃そうとする場面がありました。第39話もその続きで、警察がいつも正しく動いているわけでなくて、汚職もあるし有力者の思惑でも影響されるという、厄介な存在として描かれているわけです。

 

主な登場人物

  • 容児:劉氏小館の料理人
    薛衍生から酷評されたあと、再挑戦を申し出ます。口蘑を使った料理を成功させて腕を認められますが、寿宴では料理に毒を入れられて連行されてしまいます。
  • 李琪:容児を支える武人
    質に入れた刀と引き換えに容児の装飾品を取り戻し、裕得福を捕らえたら結婚してほしいと求婚します。容児が疑われると小三子を追いかけ病院で捕らえました。
  • 薛衍生:名の知られた食通
    最初は劉氏小館の料理を酷評しますが、容児が作った宴席の料理を食べて実力を認めます。容児が逮捕された際には上層部へ働きかけて釈放にも力を貸しました。
  • 劉爾:劉氏小館の仲間
    望月楼へ忍び込んで買い占められた口蘑を見つけて容児を助けます。李玉枚への思いを古典の句に託していたことが知られ二人は付き合い始めます。
  • 李玉枚:劉氏小館を支える女性
    劉爾から渡された口蘑を容児のもとへ届けます。その後、劉爾が自分を想っていることを知り、自分も彼が好きだと認めます。
  • 李泰豊:望月楼の店主
    劉氏小館を邪魔するため京城の口蘑を買い占めます。さらに小三子へ命じて容児の料理に毒を入れさせますが、裕得福の宝物を運ぶ途中で武天に奪われます。
  • 小三子:李泰豊の手下
    薛家の寿宴で容児の口蘑肥鴨に毒を入れます。裕得福から大阿哥の口封じも命じられますが、病院で李琪に捕まり、毒を入れたことを認めます。
  • 裕得福:李琪たちが追う人物
    逃げてきた小三子に大阿哥を殺すよう命じます。隠していた宝物を移そうとしますが、運搬中に武天たちに奪われます。
  • 溥儁:大阿哥
    薛家の寿宴で客に出される前の口蘑肥鴨を食べて毒に倒れます。この事件では料理を担当した容児が疑われます。
  • 武天:宝物を狙う人物
    裕得福が李泰豊に運ばせた宝物を途中で待ち伏せして奪い取ります。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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