孤高の花 4話・5話・6話では、白娉婷は停戦を願って司馬弘に直訴しますが、司馬弘は彼女を処刑したことにして燕王へ引き渡すのでした。
4~6話の内容
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第4話:白娉婷が梅花粥で停戦を願い、司馬弘は彼女を死んだことにして燕王へ渡します。
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第5話:楚北捷と何侠が白娉婷をめぐって争い、楚北捷は冬灼を助けたことで司馬弘の罠にかかります。
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第6話:白娉婷は楚北捷を救うために戻り、楚北捷は軍営で彼女を妻として守ります。
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孤高の花 あらすじリスト
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孤高の花 4話 停戦の願い
あらすじ 4話
梅花粥に託した白娉婷の停戦交渉
白娉婷は自分で作った梅花粥を差し出して楚北捷に戦を止めるよう願います。しかし楚北捷は彼女の狙いを見抜いていました。粥に仕込まれた毒も、ここへ留まった理由も、すべては司馬弘に直接会って停戦を説くための計画だったと指摘します。
司馬弘の決断と死牢への投獄
司馬弘は白娉婷を問い詰めて打擲を命じました。それでも彼女は花家の安全と遺骨の返還を条件に「大燕を攻め続けるより、三年の停戦で大晋の国力を保つべきだ」と真っ向から訴えます。楚北捷も長引く戦で疲弊した国庫と民の現状を伝え彼女を庇いました。しかし司馬弘は白娉婷を大晋の脅威と考えて死牢へ送りました。
処刑場の異変と消えた姿
処刑の日、楚北捷は現場へ急ぎます。しかしそこに白娉婷の姿はなく残されていたのは血痕だけでした。運ばれた遺体を確認した楚北捷はそれが別人だと気づきます。
銅鉱山十五ヶ所との極秘取引
実は司馬弘は白娉婷を処刑したことにして、燕王へ密かに引き渡していました。燕王からの要求に応じる代わりに、司馬弘は十五ヶ所の銅鉱山を手に入れるという取引を成立させたのです。
注目:白娉婷はなぜ楚北捷に梅花粥を出した?
白娉婷はただ晋の皇帝に会うだけでは自分の言葉が届かないと分かっていました。そこで彼女は楚北捷の妻という立場を使いました。梅花粥は大燕で花嫁が結婚翌日に夫へ振る舞うものです。白娉婷はその作法に従って楚北捷を夫として扱いました。
彼女は楚北捷が残した紙を見て彼も戦を止めたいという思いがあると分かっていました。だから夫婦の形を使って楚北捷の心を動かして晋の皇帝への進言を狙ったといえますね。
孤高の花 5話 死刑執行の朝
あらすじ 5話
司馬弘の計略と白娉婷の燕への譲渡
晋の皇帝 司馬弘は処刑の前日に白娉婷と交わした会話を思い出していました。白娉婷は替え玉を用意する時間を稼ぐため、あえて卯の刻に処刑を執行してほしいと皇帝に頼んでいたのです。司馬弘は楚北捷へ「彼女は今ごろ慕容粛の馬車にいるはずだ」と告げます。その言葉を聞いた楚北捷は燕軍の馬車を追いかけました。
何侠と楚北捷が演じる白娉婷の争奪戦
燕軍の馬車に乗せられていた白娉婷は燕王が自分を救ったのは北伐に備えるためだと見抜きます。
そこへ何侠が現れて彼女を連れ戻そうとしますが、追いついた楚北捷が立ちはだかり激しい斬り合いが始まりました。二人の争いを白娉婷が剣で引き離します。彼女は何侠を逃がすために「私は鎮北王妃だ」と言い切りました。
楚北捷への一突きと洞窟での別れ
何侠が去った後、楚北捷は白娉婷を連れて行こうとしました。白娉婷は振り返りざまに、楚北捷の肩へ剣を刺します。楚北捷は傷を負いつつ馬を奪って彼女を連れ出し、山中の洞窟へ逃げ込みました。白娉婷は彼の傷を手当てしましたが、楚北捷が眠りにつくと一人で洞窟を去っていくのでした。
冬灼救出に潜む司馬弘の罠
慕容粛は司馬弘に書状を送り、白娉婷の引き渡しをさらに強く求めます。司馬弘は冬灼を拷問して、白娉婷が持つ兵法書の噂を聞き出しました。さらに冬灼を城門へ吊るし、助けに来る者を待ち伏せします。楚北捷は白娉婷の願いを汲んで冬灼を救出しますが、結果として牢に捕らえられました。そこで彼は自分から司馬弘の罠に飛び込んだのだと知ったのでした。
ここに注目:兵法書の噂は白娉婷を過大評価させている
冬灼は拷問に耐えきれず、白娉婷には代々伝わる兵法書があると白状します。さらに、その兵法書を得る者は天下を得るという噂まで口にしました。司馬弘はその言葉を聞き、慕容粛が白娉婷を欲しがる理由を知ったつもりになります。
兵法書を持っているだけで天下を取れるというのはかなり無理があります。史実でも孫子や六韜のような兵法書はありますが、戦の考え方や軍の動かし方を学ぶ材料にはなりました。でも実際に軍を動かすのは人です。それに兵、食糧、税、官僚、道路、補給、外交、君主の決断も必要です。
兵法書そのものも大事ですが、女の白娉婷が素晴らしい兵法を使えるのだから、彼女の持つ兵法書は凄いものに違いない。と周囲の人々が信じたことが問題になっているのではないでしょうか。もちろんそれでも兵法書がかなり誇張された設定になってるのは違いありません。
孤高の花 6話 恩に報いる時
司馬弘が下した白娉婷の捜索命令
司馬弘は白娉婷の助命を請う楚北捷を厳しく叱りつけ、三日以内に彼女の居場所を突き止めるよう命じました。軍の内部では楚北捷が敵と通じているという噂が広まり、不穏な空気が漂っています。この噂を仕掛けた何侠は白娉婷であればこの窮地を乗り越えるはずだと考えていました。
張貴妃が司馬弘に差し出した金丹
芳沁殿を訪れた司馬弘は張貴妃から金丹を受け取りました。彼女は父親がさらに効能のある薬を調合していると話し、司馬弘の機嫌を巧みに取ります。そのとき、宮殿の外に白娉婷が姿を現したという知らせが飛び込んできました。
楚北捷を救うための白娉婷の提案
なぜ逃げずに戻ってきたのかと問う司馬弘に対し、白娉婷は恩を返すためだと答えます。彼女は楚北捷が公衆の面前で自分を殺害する形をとれば、彼の潔白を証明できると提案しました。これを受けた司馬弘は白娉婷に兵法書の書き写しを命じ、その監視を張貴妃に任せることにします。
楚北捷の決意と軍営での宣言
張貴妃は白娉婷を侍女に打たせただけでなく、自分で鞭を振るって彼女を傷つけました。芳沁殿へ駆けつけた楚北捷は、倒れていた白娉婷を救い出し軍営へと連れ帰ります。楚北捷は全軍の前で、自分は決して国を裏切っていないこと、そして白娉婷は妖女ではなく自らの恩人であることを堂々と訴えました。将兵たちが楚北捷への支持を表明するなか、司馬弘もまたその場に立ち、彼の言葉を静かに聞いていたのでした。
主な登場人物と結果
- 白娉婷:燕の軍師的存在。停戦を願って司馬弘に訴え、楚北捷を救うため自ら危険な場所へ戻る。
- 楚北捷:大晋の鎮北王。白娉婷を守ったことで裏切りを疑われるが、軍営で彼女を妻としてかばう。
- 司馬弘:大晋の皇帝。白娉婷を処刑したように見せ、燕王へ渡して銅鉱山を手に入れる。
何侠:白娉婷を連れ戻そうとする人物。楚北捷と斬り合い、白娉婷の言葉でその場を去る。 - 慕容粛:燕側の人物。白娉婷の引き渡しをめぐり、司馬弘へ書状を送る。
冬灼:白娉婷に関わる人物。拷問を受け、城門に吊るされ、楚北捷を誘い出すために利用される。 - 張貴妃:司馬弘の寵妃。白娉婷を監視し、侍女に打たせたうえ自ら鞭で傷つける。
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