喬越が劉琰と結託して弟の喬平を捕らえ、大喬まで人質にして比彘を従わせます。その結果、魏梁は比彘たちに襲われ、最後は劉琰によって命を奪われてしまいました。
魏渠は魏梁の遺体を背負ったまま戦い左腕を失っても喬平を救出しました。漁郡では小喬が女の子を出産。迫る敵から町を守ることを決意するのでした。
魏劭は喬越のせいで魏梁を失いましたが、小喬を責めず喬平を救おうとします。家同士の恨みに縛られていた頃とは変わりましたね。
34~35話の内容
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喬越が劉琰と結託し喬平や大喬を拘束。魏梁は喬慈を逃がして命を落とします。
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魏劭が磐邑救援へ向かい、小喬は娘を出産。魏渠は魏梁の遺体を背負って戦い、喬平を救出します。
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この記事にはネタバレがあります。
折腰 34話 卑劣な裏切り
喬越が劉琰と手を組む
劉琰は喬越に魏劭を倒せば弟の喬平も後ろ盾を失い、焉州を自分のものにできると持ちかけます。民から慕われる喬平を以前から気にしていた喬越は誘いに乗り、酒席へ弟を呼び出しました。
喬平は小喬の結婚によって魏家と親族になった以上は今さら敵対するべきではないと反対しますが、張浦が酒に薬を入れていたため視力を失い、そのまま拘束されてしまいます。
喬慈も捕らえられ、喬越は焉州の兵を自分の指揮下に戻そうとしました。
大喬が人質になる
一方、子供を産んだ大喬のもとには父から「孫に会いたい」と手紙が届きます。ようやく比彘との結婚を認めてもらえたと思った大喬は夫と子供を連れて康郡へ向かいました。
ところが喬越は大喬を捕らえ、その命を盾に比彘を従わせます。劉琰は比彘に魏劭を殺すよう命令。大喬を人質に取られた比彘は拒むことができません。
そのころ魏梁は、喬平を漁郡へ迎えるため康郡を訪れていました。途中で小桃が欲しがっていた蘭草を買いますが、城内の兵が増えて喬平や喬慈たちにも会えないことから異変に気づきます。
魏梁の最後
比彘の攻撃を受けた魏梁は逃げてきた喬慈と合流しました。追っ手が迫る中、魏梁は喬慈に漁郡へ知らせるよう命じると小桃へ渡すはずだった蘭草も託して一人で残ります。
何度も傷を負った魏梁は最後まで戦いますが、劉琰はためらう比彘の手をつかみ、その刀を魏梁の胸へ突き立てました。
その後、喬越は「劉琰に追われて逃げてきた」と楊奉をだまして磐邑へ入り、比彘たちと城を占領します。
漁郡へ戻った喬慈から魏梁の死を知らされた小桃は受け入れられず、魏梟も喬家への怒りをあらわにしました。そこへ磐邑陥落の知らせも届き、魏劭は出兵を決めるのでした。
感想
魏梁は第33話であれだけ結婚の話をしていたので、嫌な予感はありました。でも本当にここで退場させるとは思いませんでした。
比彘は大喬を人質に取られていますし、魏梁へのトドメも比彘が自分で刺したわけではありません。比彘自身も魏梁を殺したくなかったはずです。ただ、魏家からすれば敵になったのは確かですし。この件があとでどう響くのかは気になりますね。
それより腹が立つのが喬越ですね。弟の喬平が民から慕われているのが気に入らないからといって、ついこの前まで焉州を攻めていた劉琰と手を組むとは。
自分の立場を守るためなら家族まで巻き込むのか、と。ここまでくると州牧としてどうなのか以前に、人として終わってると思います。
折腰 35話 それぞれの覚悟
魏劭が磐邑へ出兵
魏梁の死を知った魏渠は、兄を連れ帰るため康郡へ行かせてほしいと魏劭に願い出ます。魏劭はそれを許して喬平の救出も命じました。
その直後に小喬が腹痛を訴えて倒れます。魏梁を失ったことに責任を感じる小喬でしたが、魏劭は彼女を責めません。
磐邑を奪還するため魏劭は出産を間近に控えた小喬を漁郡に残して出陣しました。
楊奉が劉琰を襲う
劉琰は永寧渠の水門を壊し、その水を利用して魏劭軍を攻撃しようとします。しかし、それでは磐邑の住民まで巻き込まれてしまいます。
そこで楊奉は劉琰に協力するふりをして隙を突いて襲撃。しかし作戦は失敗に終わり、逃げようとしていた喬越を捕らえます。
ところが劉琰は喬越を助けることなく、楊奉とともに斬り捨てました。さらに永寧渠の水門も破壊されてしまいます。
小喬が女の子を出産
そのころ蘇娥皇と薛泰の軍が漁郡へ迫っていました。
小喬は住民を集めて防衛の準備を進めますが、その最中に産気づいて女の子を出産します。
敵の大軍が迫っても、小喬は徐夫人たちとともに漁郡へ残ることを決意しました。
魏劭にも漁郡が危機に陥っているとの知らせが届きます。それでも家族のもとへ戻らず多くの住民が残る磐邑を救うことを優先しました。
魏渠が喬平を救出
康郡へ入った魏渠は魏梁の遺体を発見します。兄の亡骸を魏家の旗で包み、背負って牢へ向かいました。
さらに喬平を救い出すため戦って左腕を失います。そこへ良崖側の将軍が焉州兵を率いて現れました。
魏渠は喬越がすでに死んだことを明かし、兵たちに問いかけました。焉州を治める喬平と良崖、いったいどちらに従うのか――と。
感想
魏劭は大きく代わりましたよね。喬家に見捨てられて父と兄を失い、今回は喬越の裏切りで魏梁まで亡くなりました。以前の魏劭なら、ここで喬家全体を敵にまわしてもおかしくありません。
ところが今回は小喬を責めずに喬慈も処罰しない。それどころか魏渠に喬平の救出まで命じています。
喬越個人の裏切りと喬家そのものをきちんと切り離して考えられるようになったようです。
……と、魏劭の成長には納得できるのですが、問題は魏渠です。
魏梁の遺体を背負ったまま牢へ突入して、その状態で喬平を救出。さらに戦闘で左腕を失っても、そのまま戦い続けます。
いや、さすがに盛りすぎでは。
兄を連れ帰りたい気持ちは分かります。喬平を救えという魏劭の命令を果たしたいのも分かります。でも、だからといって魏梁を背負ったまま戦って、片腕まで失わせるなんて。もう「魏渠の忠義がすごい」というより、制作側がこの場面をどこまで壮絶にできるかという思惑が強すぎてやりすぎでは?と思いました。
主な登場人物と結果
- 魏劭:巍国の君主・小喬の夫
魏梁を失いましたが小喬や喬慈を責めません。磐邑の住民を救うため出兵します。 - 小喬:喬平の娘・魏劭の妻
漁郡に敵軍が迫る中で女児を出産、その後も徐夫人たちと城に残ることを選びます。 - 喬越:焉州州牧・大喬の父・喬平の兄
民から慕われる弟の喬平を警戒して劉琰と手を組み、喬平を拘束。大喬まで人質にして比彘を従わせますが、逃亡しようとしたところを楊奉に捕らえられ最後は劉琰に斬られます。 - 喬平:喬越の弟・小喬と喬慈の父
魏家と姻戚になった以上は敵対すべきではないと兄を止めますが、薬を盛られて視力を失い拘束されます。その後、魏渠によって救出されます。 - 魏梁:魏劭の腹心の武将
小桃との結婚を控え蘭草を買って康郡を訪れます。喬越の裏切りを知ったあと喬慈を逃がすため一人で残り、劉琰によって致命傷を負わされ死亡します。 - 魏渠:魏劭の腹心の武将
魏梁の死を知って康郡へ向かい、遺体を魏家の旗で包んで背負います。さらに喬平を救出する戦いで左腕を失います。 - 大喬:喬越の娘・小喬の従姉・比彘の妻
父が結婚を認めてくれたと思い、夫と子供を連れて康郡へ戻りますが、喬越によって人質にされ、比彘を従わせるために利用されます。 - 比彘:大喬の夫・武将
大喬を人質に取られ、劉琰から魏劭を殺すよう命じられます。魏梁を殺すことをためらいますが、結果的に持っていた刀で魏梁の胸へ突き立てることに。 - 劉琰:魏劭と敵対する良崖側の人物
喬越の不満につけ込み魏劭を倒すため利用します。比彘にも大喬を盾に命令し、魏梁を死なせたあと磐邑では永寧渠の水門を壊して住民ごと魏劭軍を攻撃しようとします。
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