中国ドラマ「瓔珞<エイラク>紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」瓔珞 第12話・第13話・第14話・第15話では、
瓔珞が嘉嬪の罠を逆手に取って高貴妃まで巻き込んで罰を受けさせます。嫻妃は父と弟、母を相次いで失い、それまでの考え方を大きく変えることになります。
姉の死を追う瓔珞は犯人ではないかと疑っていた傅恒の胸を匕首で刺しますが、傅恒の態度を知って無実を信じ始めるのでした。
ネタバレ要素もあるのでご注意下さい
瓔珞 の内容
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12話
瓔珞は枯らされた茘枝と高貴妃の愛犬を利用して罠を仕掛け、高貴妃と嘉嬪を処罰へ追い込みます。
13話
嫻妃は父を救うことを拒み、弟の死と母の自害を経験して家族を一度に失います。
14話
姉の死の真相を追う瓔珞は慶錫と怡親王の罠にはめられますが、傅恒の助けによって罪を免れます。
15話
瓔珞は姉を殺したと疑う傅恒を匕首で刺しますが、彼の態度を知って疑いを持ち直し、嘉貴人は四皇子を病気にした罪で降格されます。
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瓔珞 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。
瓔珞 12話 復讐の果実
あらすじ
嘉嬪は瓔珞が毒に気づいた事を知りました。そこで逆に瓔珞を陥れようとします。
瓔珞が戻ってみると何者かが茘枝の木に熱湯をかけて枯らしていました。実は落ちていまってます。そこで瓔珞は対策を考えることに。
瓔珞は永和宮を訪ね、愉貴人に茶会に出席するように言います。愉貴人に怖がるから図に乗るのだと、高貴妃らとの対決するよう進言しました。愉貴人は茶会に出席しました。
そして瓔珞も茶会に茘枝の木を運び込みました。皇后たちは茘枝の実を摘もうと待ちかねています。そこで木を覆った布を取ると、中から高貴妃の愛犬・雪球(せつきゅう)が飛び出て大騒ぎに。
乾隆帝は雪球が茘枝の実をダメにしたと思い込みました。さらに犬が苦手な愉貴人が以前に御花園であったことを乾隆帝に訴えると高貴妃と嘉嬪(かひん)を厳罰に処します。
瓔珞から事情を聞いた皇后は瓔珞の頭の良さに感心して教育を受けさせることにしました。
嘉嬪は実在した?
『瓔珞』で高貴妃と行動をともにする嘉嬪は実在のモデルがいます。
モデルは乾隆帝の妃だった金氏。乾隆帝が即位した後に貴人になり、乾隆2年(1737年)には実際に「嘉嬪」になりました。その後は嘉妃、嘉貴妃へ昇進、亡くなった後には淑嘉皇貴妃の称号を贈られています。
史実の金氏は乾隆帝との間に皇四子・永珹、皇八子・永璇、皇九子、皇十一子・永瑆を産んでいます。ドラマでは高貴妃のそばで策をめぐらせる印象が強いですが、史実ではトラブルを起こしたり他の側室たちを陥れたという記録はありません。皇子を何人も産んで嘉貴妃にまでなった存在感の大きな妃嬪でした。

瓔珞 13話 親と法
あらすじ
瓔珞は雪球を殺すよう命じられましたが、密かにかくまって飼っていました。それを知った傅恒は瓔珞を信用して犬を宮殿の外から出すと協力をもちかけます。
一方、嫻妃は獄中に囚われたままの弟を心配していました。そこに乾隆帝がやってきて父親の那爾布(ナルブ)が弟を助けるため怡(い)親王に賄賂を渡し、投獄されたというのです。
でも父を信じる嫻妃は高貴妃と怡親王のつながりを批判しますが、乾隆帝から父に会ってこいと言われます。
嫻妃は獄中の父に会いに行きました。賄賂を渡し命乞いする父に失望した嫻妃は、父親を助けることを拒否してその場を立ち去ります。嫻妃は父や弟がこうなったのは母のせいに違いないと考えます。
嫻妃の母は親を助けようとしない娘に失望。さらに弟の死を知った母は自害してしまいます。
嫻妃の家族のことを聞いた皇后は乾隆帝のもとへ向かいます。
その後、那爾布が釈放されたのですが嫻妃は喜ぶ素振りをみせません。
清の宮廷では本当に犬を飼っていたの?
雪球は架空の存在ですが。歴史上の紫禁城の中では犬は飼われていました。
真の宮廷には犬を飼育・管理する内養狗処と外養狗処があります。また乾隆帝の時代には宮廷画家が犬を描いた作品が複数残り、乾隆帝の宮中で飼われていた犬を描いた『十駿犬図冊』も残っています。
ですから、雪球を使って瓔珞が高貴妃を陥れる事件は史実とは違いますが、皇族や宮廷の人々が犬を飼っているというのは実際の清朝文化にもあったことなのです。
第12話ではその宮廷犬を事件の小道具としてうまくドラマに取り入れたと言えますね。
瓔珞 14話 盗まれた書
あらすじ
皇后から書道を習うことになった瓔珞は悪戦苦闘しながら書道を練習。練習で使った紙に番号を振って保管していた。ことろがある日、その紙が1枚だけ消えていることに気づきます。
ある日。瓔珞は姉と恋仲だった慶錫から姉の死の真相が分かったから夜更けに御花園で会おうと誘われます。怪しいと思った瓔珞は太監をひきつれて御花園に行き、太監たちに命じて慶錫を袋だたきにしました。
すると怡親王が現れ、侍衛を誘惑した罪で瓔珞を慎刑司(しんけいし)へ連行すると言い出します。
そのとき、近くにいた傅恒が割って入り瓔珞を助けました。傅恒は慶錫と怡親王の様子が怪しいと思っていたのです。
瓔珞と慶錫、怡親王は乾隆帝の前で釈明することに。やがて慶錫と怡親王は責任のなすりつけ合いをはじめ。瓔珞は許されますが、乾隆帝に字が下手なことがばれて書道の練習をすることに。
慎刑司は本当に宮女や太監を取り調べる場所
ドラマでは怡親王が瓔珞を「慎刑司へ送る」と言います。慎刑司は清宮ドラマではよく出てくる部署ですね。慎刑司そのものは実在した役所でした。
慎刑司は内務府に所属して宮廷内部の刑事案件の審理などを扱いました。一般の行政を担当する刑部とは別に、皇帝の家政機関である内務府にも司法を担当する部署があったわけです。
そのため、宮中で働く者が問題を起こしたときは慎刑司が処理します。
ただしドラマのように皇族がその場で「お前を慎刑司送りにする」と言えば即座に有罪になるほど単純な仕組みだったわけではありません。様々な取り調べや手続きがあります。
瓔珞 15話 胸に刺した匕首
あらすじ
瓔珞は、傅恒(ふこう)が姉を殺したと疑っていました。傅恒はそんな瓔珞に「自分は姉を殺していない」と言い、信じられないならこの匕首で刺せと瓔珞に手渡します。匕首を受け取った瓔珞はの傅恒に胸に刺してケガを負わせました。
瓔珞は皇后に呼び出され覚悟を決めました。ところが皇后から言われたのは怡親王のことだけでした。
刺された傅恒は教練中の事故と偽って刺された事実を公にしていませんでした。瓔珞は皇后に命じられ傅恒に人参茶を届けました。傅恒から話を聞いた瓔珞は傅恒は無実を信じたい気持ちになり始めていました。
嘉貴人の生んだ瓔珞 四皇子は乾隆帝の命令で嫻妃が育てていました。その瓔珞 四皇子が風邪をひいてしまいます。熱心に世話をする嫻妃でしたが、皇子の容体が急変して騒ぎになります。
そこに乾隆帝と高貴妃がやってきました。嘉貴人は乾隆帝に泣きついて、息子を戻して欲しいと訴え、高貴妃も自分が育てると言い始めます。
そこに純妃と太医がやってきました。さらに乳母を問い詰めると嘉貴人に命令されて皇子に熱出させたと白状します。嘉貴人は答応に格下げになって異動になりました。
四皇子は実在した?
第15話に登場する四皇子には、実在のモデルがいます。乾隆帝の第四皇子 永珹(えいせい)です。
『清史稿』では永珹の母は淑嘉皇貴妃 金氏です。ドラマの嘉貴人のモデルとなった女性ですね。実際の金氏は永珹の他にも永璇、永瑆ら計4人の皇子を産みました。
ただし、ドラマのように永珹が嫻妃に預けられて金氏が病気を装わせて取り戻そうとしたという事件はドラマの脚色です。

主な登場人物
- 魏瓔珞(ぎえいらく):長春宮に仕える宮女。
嘉嬪の罠を逆手に取り、姉の死の真相も追い続けます。傅恒を犯人だと疑って刺しますが、その後は無実の可能性を考えるようになります。 - 富察皇后(ふちゃこうごう):乾隆帝の皇后。
瓔珞の頭の良さを認め、書道などの教育を受けさせます。 - 富察傅恒(ふちゃふこう):皇后の弟で侍衛。
瓔珞を何度も助け、刺されたあとも瓔珞をかばって事実を隠します。 - 嫻妃(かんひ):乾隆帝の妃。
父の不正を許さず助命を拒みますが、弟の死と母の自害によって家族を失います。その後、嘉貴人の四皇子を養育します。 - 高貴妃(こうきひ):乾隆帝の妃。
愛犬・雪球の件で乾隆帝から処罰を受けます。 - 嘉嬪/嘉貴人(かひん/かきじん):高貴妃に近い妃嬪。
瓔珞を陥れようとしますが失敗し、第15話では四皇子を病気に見せかけた罪が発覚して答応へ降格されます。 - 愉貴人(ゆきじん):高貴妃たちを恐れていた妃嬪。
瓔珞に背中を押されて茶会へ出席し、過去に受けた仕打ちを乾隆帝へ訴えます。 - 乾隆帝(けんりゅうてい):清の皇帝。
高貴妃や嘉嬪を処罰し、嫻妃の家族の事件にも関わります。 - 那爾布(ナルブ):嫻妃の父。
息子を救うため怡親王へ賄賂を渡して投獄されます。 - 怡親王(いしんのう):皇族。
慶錫とともに瓔珞を罪に陥れようとしますが、乾隆帝の前で責任を押しつけ合います。 - 慶錫(けいしゃく):瓔珞の姉と関係があった侍衛。
姉の死を口実に瓔珞を夜の御花園へ呼び出します。
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