花間令 第28話・29話は潘樾が長年追い続けてきた水波紋組織のトップの正体がわかります。卓瀾江は黒幕の懐に飛び込みあえて危険な道を歩むのでした。
この記事では第28話から第29話までの見どころや劇中の気になるポイントを紹介します。
28~30話の内容
-
第28話: 卓瀾江が父の仇を討つために黒幕の組織へ潜入、わざと急所を外して潘樾して信頼を得ようとします。
-
第29話: 賈太尉の正体を暴いた潘樾ですが、黒幕の手によって郡主が命を落とし現場にいた楊采薇が殺人犯として捕らえられてしまいます。
他のエピソードを見たい方は
花間令 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。
花間令 エピソードリスト
読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。
花間令 28話 父の無念
あらすじ 28話
卓瀾江と白小笙の束の間のデート
卓瀾江は父の仇を討つため、黒幕の近くに潜入しようとしていました。白小笙は卓瀾江に料理を作り、二人は縁結びの木に名前を書いた札を掛けました。しかし卓瀾江は白小笙を残し、黒幕に会うため立ち去ってしまいます。
姜族の香料から判明した黒幕の正体
青帝から協力を求められた潘樾と楊采薇は白小笙の家で黒幕と同じ香料を見つけました。それは姜族の店で買ったもので羊の角の紋様が彼らの印でした。
朝廷と戦ってきた姜族は洛西に移住して身分を偽って朝廷内に勢力を広げていたのです。
賈夫人の宴と卓瀾江による潘樾襲撃
太尉の妻・賈夫人は潘樾と楊采薇の関係を精算するため宴を開きました。食事の後に賈太尉と潘樾が庭を歩いていると、黒幕に忠誠を示した卓瀾江が突然現れます。卓瀾江は潘樾に斬りかかり、傷を負わせてその場から逃走するのでした。
楊采薇の看病と水波紋組織の動向
潘樾の傷は浅く楊采薇は郡主の助けを借りて太尉府へ見舞いに向かいます。潘樾は卓瀾江がわざと急所を外したことの彼が黒幕の懐に潜り込んだのだと気づきました。
卓瀾江は水波紋組織の一員となりますが黒幕からの監視は続いています。
花間令 29話 正義のために
あらすじ 29話
隠された戸籍の謎と楊采薇に迫る魔の手
阿澤は辺境の調査で、景昌十二年以前は戸籍管理が緩く、身分を偽る絶好の機会があったことを突き止めます。
一方、潘檜が酒の席で「上官芷の正体は楊采薇だ」と孫大人に漏らしたことで、生存を知った黒幕が彼女の抹殺へと動き始めました。
盧将軍の癖から見破った真の黒幕
姜族の反乱に関わったと疑われる盧将軍を見舞った潘樾は、彼から洛西出身者特有の「食事中に袖をまくる癖」について聞かされます。
潘樾はその特徴が太尉の賈太尉と一致することに気づき、彼が長年追い続けてきた水波紋組織の黒幕だと考えるのでした。
郡主の悲劇と仕組まれた楊采薇の罪
太尉の書斎で兵籍名簿を見た長楽郡主は賈太尉が黒幕だと知ってしまいます。賈太尉は左苑主を使って郡主を脅迫。絶望した長楽郡主は姉の賈夫人を守るために自害しました。
そこへ駆けつけた楊采薇は司馬小姐に発見されて郡主殺害の容疑者として捕らえられてしまいます。
激しい雨の中の懇願と潘家の過去
斬首刑を言い渡された楊采薇を救うため、潘樾は父の潘瑾に面会を取り次いでほしいと雨の中で跪き続けました。
冷酷に見えた潘瑾ですが、かつて潘樾の出生の噂が原因で妻を亡くした過去があり、心を痛めていました。泥まみれで懇願する息子の姿に潘瑾の心はついに動かされます。
解説:姜族は実在するの?
ドラマ『花間令』の第28話・第29話を観てドラマのカギを握る存在として「姜族(きょうぞく)」というものが出てきました。
姜族の特徴
ドラマの姜族には次のような特徴があります。
- 朝廷と長年敵対してきた、辺境に暮らす人々
- 洛西という土地に移り住み、身分を偽って朝廷に潜り込んでいる
- 羊をシンボルにしていて、彼らの店には「羊角雲紋」の印がある
- 食事のときに「袖をまくる」という癖がある
潘樾はこれらの要素を集めて賈太尉が黒幕だと突き止めました。
ズバリ、劇中の「姜族」は実在するの?
でも、ドラマに登場する姜族そのものは実在しない架空の部族です。
羊の角の紋様が彼らの印というのも、食事のときに袖をまくる癖があるというのも、すべてドラマを盛り上げるために作られたオリジナルの設定です。
でも中国の歴史を見ると似た民族はいます。
モデルになった?古代の民族「羌族」との共通点
中国の歴史書には、ドラマの「姜族」と名前の響きがそっくりな「羌族(きょうぞく)」という人々が登場します。
羌族はチベット系の遊牧民とされます。
- 西方・西北の辺境にいた: 羌族は古代中国の西のほうに暮らしていた人々で、当時の王朝(朝廷)とは何度も激しい戦いを繰り広げていました。
- 羊との深い結びつき: 「羌」という漢字をよく見ると、上に「羊」が入っていますよね。彼らは羊を飼って暮らす遊牧民の一種でもあったため、古くから羊と非常に縁が深い民族として知られています。
辺境の民族で、朝廷と敵対していて羊とかかわりがある。
こうして並べてみるとドラマの姜族はこの歴史上の「羌族」を強く意識して描かれていることが分かります。
似ているけれど別もの?
共通点が多いので「じゃあ、ドラマの姜族は、羌族!」と思ってしまいそうですが、ドラマの「姜」と歴史上の「羌」は、中国語(ジァン:jiāng)でも日本語(きょう)でも読み方こそ同じですが。意味は違う文字なのです。
- 「姜」: 主に中国の「姓(名字)」として使われる文字。
- 「羌」: 歴史書に登場する「民族の名前」を表す文字。
そのため、ふたつを完全に同じものとして結びつけるのはNG。
と、現代では姜と羌は区別されていのですが。実は文字の成り立ちを考えてみるとどちらも『羊』に由来していて、かつては同じ一族だったのではないか?という説もあります。もちろん本当のことはわかりませんが。
そう考えるとドラマが『姜族』という名前を選んだのも、ものすごく深い意味があるように思えますよね。
『花間令』の「姜族」は歴史上の「羌族」が持つミステリアスな辺境の民や羊のイメージをドラマのなかに上手く借りてきて新しく作ったドラマオリジナルの部族として楽しむのがよいと思います。
主な登場人物と結果
-
潘樾
盧将軍の言葉から賈太尉が黒幕だと確信します。斬首刑を言い渡された楊采薇を救うため、激しい雨の中で父に必死の懇願を続けます。 -
楊采薇(上官芷)
生存が黒幕に知られたことで命を狙われ、さらに郡主の自害現場に居合わせたことで、郡主殺害の容疑者として捕らえられてしまいます。 -
卓瀾江
白小笙に別れを告げて水波紋組織へ潜入します。賈太尉の前で潘樾を襲撃して負傷させ、監視されつつも組織の一員になります。 -
賈太尉
姜族としての過去を隠して朝廷に入り込み、組織を操っていた黒幕。秘密を知った郡主を自害に追い込み、楊采薇にその罪を着せます。 -
長楽郡主 劉箐
太尉の書斎で兵籍名簿を見てしまい賈太尉が黒幕だと知ります。脅迫されて姉を守るために絶望のなか自害を選びます。 -
潘瑾(潘樾の父)
過去の悲劇から冷酷に見えましたが、雨のなか泥まみれになって楊采薇の救助を求める息子の姿に心を動かされます。
関連記事
-
- 次回のエピソードはこちら
花間令 30話・31話 楊采薇救出と卓瀾江の最期 - 前回のエピソードはこちら。
花間令 第25話・26話・27話 潘樾の帰京と蒔蘿院の潜入
- 次回のエピソードはこちら
-
- 最終話のエピソードはこちら
花間令 最終回(32話)あらすじとネタバレ - 物語全体の流れを知りたい方はこちら。
花間令 あらすじネタバレ 全話紹介
- 最終話のエピソードはこちら

コメント