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折腰 10話・11話・12話 小喬が魏劭を夫として気遣い始める

朱夫人の美人計をきっかけに小喬と魏劭が互いを政略結婚の相手ではなく、一人の夫、一人の妻として気遣うようになっていきます。

小喬が徐夫人の寿宴を任され、魏劭も大切な玉を預けるほど彼女を頼るように。ところが帰ってきた魏儼が腕輪を隠し、小喬と魏劭に疑いを持たせようとします。それでも小喬と魏劭は相手に直接事情を聞いて魏儼の思惑にははまりません。

 

折腰 10~12話の内容

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第10話を見る
小喬が魏劭の生活を気遣い始め、朱夫人の美人計から逃れた魏劭の秘密も守ります。

第11話を見る
小喬が徐夫人の寿宴を任される一方、帰還した魏儼が腕輪を隠して小喬を試します。

第12話を見る
魏儼が姿絵と玉佩で二人に疑いを持たせようとしますが、小喬と魏劭は話し合って事情を確かめ、さらに小喬は容郡へ水を引く案を出します。

 

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この記事にはネタバレがあります。

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折腰 10話 美人計の罠

小喬が魏劭の生活を気遣い始める

小喬は魏劭のことをもっと知ろうと公孫羊を訪ね、彼が見た目ほど冷たい人物ではないと聞きます。それからは暗闇を怖がる魏劭のために煙の少ない蝋燭を選んだり、安眠に効く方法を伯母に尋ねたりと、少しずつ彼の生活を気遣うようになりました。ところが魏劭は、そんな小喬に「良妻ぶる必要はない」とそっけない態度を取ります。小喬が自分の弱みを周囲に話したのではないかと勘違いしていたのでした。

 

朱夫人が魏劭と鄭楚玉を二人きりにする

一方、鄭楚玉を魏劭の妾にしたい朱夫人は小喬に妾を迎えるよう認めさせようとします。しかし小喬は魏劭本人が望んでいない以上は認めないと断りました。

そこで朱夫人は強引な手段に出ます。魏劭を酒席に呼んで酒に媚薬を盛ったうえで鄭楚玉のいる部屋へ誘導しました。異変に気づいた魏劭は鄭楚玉を拒んで扉を蹴破って脱出。母親が仕組んだと知って激怒します。

 

魏劭が小喬を押し倒す

その後、普通ではない様子で部屋へ戻った魏劭を小喬が心配します。魏劭は「必ず守る」と口にしたあと小喬を抱き上げて寝台に押し倒し、そのまま口づけしようとしました。小喬は魏劭の頬を叩き、祖父のため一年喪に服す約束を思い出させます。魏劭もかろうじて我に返り、朱夫人のもとでおかしな物を口にしたと説明して氷水で体を冷やしました。小喬は屏風の向こうで付き添い、魏劭の様子が落ち着くまで見守るのでした。

 

小喬が魏劭の秘密を守る

翌朝、小喬は昨夜の騒ぎを「魏劭の古傷が悪化した」と周囲に説明。徐夫人に尋ねられても事情を明かしませんでした。魏劭はその気遣いを知って前夜に強くつかんで傷つけた小喬の手首へ薬を塗ります。そして「あんなことは二度としない」と約束しました。

やがて朱夫人が鄭楚玉の件で再び小喬を責めると、小喬は鄭楚玉ばかり大切にして魏劭本人を思いやっていないと反論。その言葉を部屋の外に来ていた魏劭も聞いていました。

 

感想:ようやく夫婦らしくなってきた 

最初はお互いに喬家の娘とか、魏家の当主としてしか見ていなかった二人ですが。お互いのことを気遣うようになってきましたね。

小喬が暗闇を嫌う魏劭のために蝋燭を選んだり、よく眠れる方法まで調べたり。小喬にしては、かなり素直な行動な気がします。

朱夫人が騒ぎを起こしたあとの対応もそうです。小喬は事情を知っても徐夫人たちには話しませんでした。朱夫人が自分を陥れようとしたと明かせば小喬が有利になるのに。それでも黙っていたのは魏劭や魏家まで困らせたくなかったからでしょう。

魏劭の方も小喬の手首に傷をつけたことを気にして薬を塗ったり、自分が怖がらせたことも後悔しています。仕事を理由に小喬を避けていたのも、また自分が傷つけるのを気にしていたのでしょう。

もちろん、まだ魏劭は小喬の手紙を確認させていますし、喬家への警戒も消えていません。政略結婚から始まった二人がようやく相手を一人の人間として見るようになったように思います。

 

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折腰 11話 心を込めた贈り物

小喬が徐夫人の寿宴を任される

朱夫人は小喬に言い返されて激怒しました。それでも小喬は鄭楚玉にはきちんと衣服を用意するのに、実の息子の魏劭には大きさの合わない靴を贈ったことを指摘。今後は自分が夫の世話をすると言います。その話を魏劭も聞いていました。

小喬は魏劭に手作りの腰帯を贈りました。魏劭は、あとでこっそり腰に当てていました。さらにもう彼女を傷つけないと心に誓います。

そんな中、徐夫人の誕辰が近づきました。魏劭は寿宴を小喬に任せます。小喬は朱夫人から過去の手順を書いた竹簡を借りて準備を始めるのでした。

魏儼が玉器店で小喬に接触

三年間の遊歴から魏儼が帰ってきます。徐夫人は魏劭と魏儼に大切な玉の原石を一つずつ贈りました。魏劭は自分の玉を小喬に渡して徐夫人への贈り物に使わせます。

小喬が玉器店へ行くと店先で馬が騒ぎ店主が玉を落として傷をつけてしまいました。そこへ馬に乗っていた男が現れ傷を利用して蓮の意匠にする案を出します。小喬はあとになって、その男が魏儼だったと知ります。

消えた腕輪を魏儼が持ってくる

完成した腕輪が消えてしまいます。小喬は魏劭に謝りますが、魏劭は責めません。それどころか魏儼のもとへ行き、代わりの腕輪を作るため玉を貸してほしいと頼みます。

翌日、魏儼は壺の中から腕輪を見つけたと言って持ってきました。しかし腕輪を隠した本人は魏儼でした。小喬は玉器店での出会いから仕組まれていたと気づきます。魏儼は小喬の噂を聞いて、どんな人物なのか自分で確かめようとしていたのでした。

 

感想

魏劭はずいぶん変わりましたね。まず小喬を疑っていたはずです。今回は怒らずに魏儼からもう一つの玉を借りて同じ物を作ろうとしています。しかも本人には何も言わない。この変わり身の速さな何?

それより気になるのが魏儼ですね。どんな人物か知りたいというだけなら、ここまで手の込んだことをする必要あるでしょうか?しかも小喬は従弟の妻です。単に女性をからかって楽しんでいるというより、小喬と魏劭の関係を確かめながら、何か別の目的で動いているようにも見えます。魏儼はこのまま面倒なことを始めそうですね。

 

折腰 12話 姿絵の美人

魏儼が小喬を試し、魏劭を妓楼へ呼び出す

小喬は徐夫人への贈り物にするはずの腕輪を隠したのは魏儼ではないかと疑います。しかし証拠がなく、魏劭に訴えても従兄弟の仲を悪くしようとしていると思われるかもしれません。どう話すべきか迷っているころ、魏劭は魏儼に呼ばれ仕方なく妓楼の羅鐘坊へ向かいます。

魏儼は人妻に恋をしたと言って女性の姿絵を渡し、居場所を探してほしいと頼みました。実はその女性は小喬でした。魏儼は辺州と極秘に通じており、魏劭と小喬の仲を悪くして魏国と焉州の関係にも亀裂を入れようとしていたのです。

 

魏劭と小喬は互いの事情を確かめる

魏儼はさらに魏劭の玉佩を盗み羅鐘坊の女性から小喬へ届けさせます。小喬は魏劭が妓楼で遊んでいたのではないかと疑い、魏劭も姿絵を見て魏儼と小喬の関係を疑いました。しかし二人はそれぞれ何があったのかを話して魏儼の思惑通りにはなりません。

 

小喬が容郡まで水路を延ばす案を出す

そのころ永寧渠が完成しますが容郡では干ばつによる食糧不足が続いていました。事情を知った小喬は、永寧渠を南へ延ばして容郡へ水を引く案を魏劭に提案します。水路が完成すれば容郡の農業を助けられます。一方で工事には多くの兵や人手が必要になるため、その間は魏劭が焉州へ軍を向けにくくなります。魏劭は小喬が故郷の焉州を立て直す時間も得ようとしていると気づきますが、容郡にも利益のある案として検討するのでした。

 

感想

今回の小喬の提案は小喬らしいですね。魏国にも利益のある案を出しつつ、ちゃっかり故郷を守るために時間を稼いでいます。

以前なら魏劭も「やはり喬家のためだったのか」と怒っていたでしょうけど、今回は小喬の目的に気づいても、提案そのものに意味があると考えています。このあたりにも、二人の関係が変わってきたことが出てますね。

一方、魏儼は玉佩まで盗んで小喬と魏劭の両方に疑いを持たせようとしました。かなり手の込んだやり方です。でも魏儼にとっては見当違いだったようです。

 

主な登場人物と結果

  • 小喬:焉州・喬家の娘、魏劭の妻
    魏劭の暗闇への恐怖や不眠を知り、生活を気遣うようになります。朱夫人の美人計について口外せず夫の秘密を守り、徐夫人の寿宴も任されます。魏儼に疑いを持たされても魏劭本人と話し、最後には容郡まで水路を延ばす案を出します。
  • 魏劭:魏家当主、小喬の夫
    鄭楚玉を拒み、小喬を傷つけたことを後悔して二度と同じことはしないと約束します。小喬に徐夫人の寿宴を任せ、自分の玉も預けます。魏儼の仕掛けで小喬を疑いかけますが、本人から事情を聞いて誤解を解きます。
  • 魏儼:魏劭の従兄弟
    三年間の遊歴から戻り、小喬がどんな女性なのか確かめるため腕輪を隠します。さらに小喬の姿絵や魏劭の玉佩を使って二人の仲を壊そうとしますが、二人が互いに事情を確かめたため狙いは外れます。
  • 徐夫人:魏劭の祖母、魏家の長老
    魏劭と魏儼に玉の原石を贈ります。誕辰を前に、魏劭から寿宴を任された小喬が準備を進めることになります。
  • 朱夫人:魏劭の母
    鄭楚玉を魏劭の妾にしようとして小喬に迫り、断られると魏劭の酒に媚薬を入れます。その後、小喬から鄭楚玉ばかりを大切にして実の息子を思いやっていないと言い返され、その言葉を魏劭本人にも聞かれます。
  • 鄭楚玉:朱夫人の姪、魏家に身を寄せる魏劭の従妹
    朱夫人から魏劭の妾になることを望まれていますが、魏劭本人には拒まれます。朱夫人と仕組んだ美人計も失敗し、小喬に代わって妻の座へ近づくことはできません。
  • 公孫羊:魏劭の軍師
    魏劭をもっと知りたい小喬に、彼は見た目ほど冷たい人間ではないと教えます。その話を聞いたことが、小喬が魏劭の日々の暮らしまで気にかけるきっかけになります。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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