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月に咲く花の如く 1話・2話・3話 周瑩が沈家を逃げて呉家へ

養父と詐欺をしながら暮らしていた周瑩が沈家を逃げ出して呉家東院に入り商売の才を認められて学徒になるまでが描かれます。

病気の母がいると呉聘をだまして5両をもらった周瑩が、何日かすると呉家で「誠」と「信」を教わっているのがおもしろいところ。

これから徐々に商売の話になっていきそうですね。

 

月に咲く花の如く 1~3話の内容

読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。

第1話を見る
周瑩は呉聘から5両をだまし取ったあと周老四に沈家へ売られ、沈星移の侍女になります。

第2話を見る
沈星移の側女になることを拒んだ周瑩は屋敷を逃げ出し、呉聘の輿に隠れて呉家東院へ向かいます。

第3話を見る
呉家の侍女になった周瑩は商売の才能を呉聘に認められ、呉蔚文から「誠」と「信」を教わって正式な学徒になります。

 

他のエピソードを見たい方は
月に咲く花の如く あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

この記事にはネタバレがあります。

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月に咲く花の如く 1話 流れ者の父娘

周瑩が呉聘をだまして5両を手に入れる

周瑩は養父の周老四と大道芸や芝居を使った詐欺で金を稼ぎながら各地を渡り歩いていました。涇陽では人のよさそうな呉家東院の若旦那・呉聘を見つけて病気の母を助けたいという嘘をつき、家宝だという玉佩を売ろうとします。呉聘は玉佩を受け取らず5両を渡し、困ったら訪ねてくるようにと名帖までくれました。

ところが周老四は賭場で金を使ってしまい、周瑩を沈家へ売っていました。数日働いたあとは逃げる約束をして周瑩は沈家へ向かうのでした。

 

周瑩が沈星移を蹴り倒す

周瑩は沈家の次男・沈星移の侍女になります。沈星移は芸妓の千紅に1000両を使ったことで兄の沈月生から叱られ機嫌を悪くしていました。そこへ周瑩がお茶を運びますが、沈星移が手を上げようとしたため、周瑩は逆に蹴り倒してしまいます。

さらに沈星移は父の沈四海からも叱られ、棒で打たれる罰を受けました。夜になって傷を痛がる沈星移に周瑩はつぶした花の汁を塗ってあげるのでした。

 

杜明礼が呉聘を狙う

一方、杜明礼は呉聘に内務府関係の商売を持ちかけていました。父の呉蔚文と相談した呉聘は誘いを断り、福建の茶を贈ってその意思を伝えます。断られた杜明礼は部下に呉聘を始末するよう命じました。

 

周瑩の設定が酷すぎない?

主人公が詐欺師というのは、思い切った設定ですね。周瑩が貧しい境遇から豪商へ成り上がる人物にしたいのでしょう。でも最初から養父の周老四と組んで人をだまして詐欺をしていた設定にする必要があったのでしょうか?

ドラマとしては何も持たない少女が後に大商家を仕切るまでになる。その落差を大きく見せたいのでしょう。でも、さすがに最初を低く設定しすぎた気もします。

周瑩本人下品ですよね。食べ方も話し方も荒っぽいし、ちょっとやりすぎでは?まあ、あの周老四に育てられたらこうなるか。

スン・リーの演技も大げさに感じました。これまで宮廷劇のイメージが強かったので、その印象との差もあると思います。でもスン・リー本人も勝ち気な女性の役は似合いますし、後に商家を仕切る女主人になっていくなら、むしろそちらの周瑩はかなり似合いそうです。

今のところは、落ち着きがなくて品もない周瑩に少し戸惑います。でも、この状態からどこまで変わるのかは気になりますね。

身売りしたのに逃げて大丈夫か?

それより気になったのが、周瑩を沈家へ売ったあとの話です。

周老四は周瑩を沈家へ売って金を受け取り「数日したら逃げてくればいい」という程度に考えています。でも、そんな簡単に済むのでしょうか?

身売り証文が残っているなら、周瑩が勝手に逃げれば沈家から捜されるはずです。しかも近くの町で普通に暮らしていれば、見つかる可能性も高いでしょう。逃げるつもりなら、その日のうちに涇陽からかなり離れないと難しそうです。

どうやらこの親子は、今までも似たようなことをしてきたようです。

それならなおさら不思議です。売って、逃げて、また別の場所で売る。そんなことを何度もやっていて、よく今まで捕まらなかったですね。

 

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月に咲く花の如く 2話 二つの商家

沈星移が周瑩を側女に選ぶ

沈星移は自分の傷に塗った薬が効いたため、今後も周瑩に治療を命じます。

沈家を追い出されたい周瑩は仕事をしない、乱暴しない、おいしい物を食べさせるという条件を出しました。ところが沈星移は周瑩の思惑とは逆に条件を認め側に置くことにしました。

賭けや手品を見せる周瑩を面白がるようになり、実の両親を知らないと聞くと一生沈家に置いてやるとまで言いました。

周瑩を側女に?

沈家では遊び歩く沈星移を落ち着かせるため側女を持たせる話が出ます。沈星移が選んだのは周瑩でした。

しかし周瑩は正室でも嫌だと拒否。沈星移が力ずくで迫ると蹴り飛ばし、捕らえられたあとも頭突きで反撃しました。

 

周瑩が呉聘の輿に隠れて沈家を出る

同じころ呉聘は膏薬の入札について沈家と交渉していました。沈月生がかなり安い価格を提示していたため、呉聘は両家で協力する方法を提案します。しかし沈月生は譲りません。

閉じ込められていた周瑩は縄をほどいて逃げ出し、屋敷にあった輿へ隠れました。そこへ乗り込んだのが呉聘です。沈星移は周瑩が隠れていると疑いますが、兄の沈月生に止められ輿を調べることができません。

呉聘は追われている周瑩をそのまま呉家東院へ連れて行きます。こうして周瑩は沈家を離れ、呉家で暮らすことになりました。

 

感想:

第2話でも周瑩は相変わらずガサツですね。沈家の侍女なのに主人の沈星移を蹴るし、頭突きまでします。普通の商家の侍女なら許されない態度でしょう。でも周老四と各地を渡り歩いてきた周瑩にはそんな躾はうけてませんしね。

沈星移の方もかなりワガママです。周瑩を気に入ったら自分の側女にすればいいと考えてます。本人が嫌がっているかどうかより、自分の思い通りにならないことが気に入らないのでしょう。金持ちの家で甘やかされてきた若旦那という感じがよく出ています。

それに比べると呉聘はいい人すぎます。沈家の侍女が自分の輿に隠れていて、しかも沈星移が追っていると分かっているのに、そのままかくまって呉家まで連れて帰りました。第1話でも周瑩の嘘を簡単に信じて5両を渡しています。

これでよく商売人が務まりますね。

 

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月に咲く花の如く 3話 商売の心得

周瑩が学徒房の授業を盗み聞きする

沈星移が呉家東院を見張らせているため、周瑩は外へ出られません。王世均に頼んで周老四を捜してもらいますが、養父はすでに町を離れていました。

行く場所を失った周瑩は呉家の侍女になります。しかし家事では失敗を繰り返しますが、学徒房の商売の授業には興味をもちました。呉聘は周瑩を学徒房の侍女にして働きながら授業を聞くことを許すのでした。

 

宿題を請け負って金を稼ぐ

周瑩は王世均から授業の内容を教えられると、すぐに商売へ当てはめて考えます。やがて他の学徒から宿題を頼まれ、料金を取って請け負うようになりました。先生から呉蔚文へ報告されますが、呉聘は周瑩に商売の才能があると言って学徒にするよう頼みます。

そのころ軍需用膏薬の入札期限が迫っていました。周瑩は高価な血竭を安い材料に替えればよいと言いますが、呉蔚文は相手を欺く商売を認めません。呉家が守ってきた「誠」と「信」を教えて周瑩を正式な生徒にしました。

 

呉家が膏薬の注文を獲得

軍需用膏薬は安値を提示した沈家ではなく呉家東院が受注しました。呉聘は沈家との対立を避けるため共同で納めることを提案。沈月生も認めて周瑩を呉家へ譲ることになりました。しかし沈星移は納得せず周瑩の身売り証文を隠すのでした。

 

当時の商人は本当に「誠」「信」を守っていた?

商品をごまかして稼ごうとした周瑩に呉蔚文は「誠」と「信」を守るよう教えました。

清朝時代の商人社会では「誠」「信」「義」を守ることが商人の理想とされました。もちろん、当時の商人がみんな誠実に商売をしていたわけではありません。むしろ商売には品質のごまかしや約束違反などの問題もあったからこそ、「相手を欺くな」「信用を失うな」と繰り返し戒める必要があったのでしょう。清廉を求められた官人の世界で賄賂や不正がなくならなかったのと似ています。

でも長く商売を続けるには信用が大きな武器になります。商品や支払いの約束を守り、それによって取引先を増やした商家も実際にありました。

『月に咲く花の如く』の呉家は、清朝時代に理想とされた「誠信を守る商家」として描かれているのでしょうね。

 

主な登場人物と結果

  • 周瑩:周老四の養女
    大道芸や詐欺で金を稼いでいましたが、沈家へ売られたあと逃亡。呉家東院の侍女を経て、商売の才能を認められ正式な学徒になります。
  • 周老四:周瑩の養父
    周瑩と一緒に大道芸や詐欺で暮らしてきた人物。賭場で金を失い周瑩を沈家へ売ったあと、周瑩を残して涇陽を去ります。
  • 呉聘:呉家東院の若旦那
    呉蔚文の息子。周瑩の嘘を信じて5両を渡した人物で、沈家から逃げてきた周瑩をかくまい、その商才にもいち早く気づきます。
  • 呉蔚文:呉家東院の当主
    呉聘の父。安い材料を使えば利益を出せるという周瑩の案を退け、商売では「誠」と「信」が大切だと教えたうえで彼女を学徒として認めます。
  • 沈星移:沈家の次男
    遊び好きで家族を困らせている若旦那。自分を蹴り倒した周瑩を気に入り側女にしようとしますが拒まれ、逃げられたあとも彼女を取り戻そうとします。
  • 沈月生:沈家の長男
    沈四海の長男で、弟の沈星移とは違って家業を担う立場。軍需用膏薬をめぐって呉聘と競いますが、最終的には呉家との共同納入を受け入れます。
  • 沈四海:沈家の当主
    沈月生と沈星移の父。遊び歩く沈星移を厳しく叱り、棒で打つ罰まで与えます。
  • 杜明礼:載漪貝勒の手先
    呉聘に内務府に関わる商売を持ちかけますが拒否されます。呉聘から福建の茶を返答代わりに贈られると、部下に呉聘を始末するよう命じます。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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