蜀紅錦 19話・20話・21話では、杜宇の告白によって季帰南の濡れ衣が晴れました。趙修縁は季英英との結婚を無理に進めようとしますが楊静瀾が彼女を救い出します。しかし楊静瀾は季英英を危険から遠ざけるため南詔へ向かうのでした。
蜀紅錦 19~21話の内容
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杜宇の告白で季帰南の汚名が晴れ、趙修縁に連れ去られた季英英を楊静瀾が救い出します。
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季英英を守るため楊静瀾が距離を置いて南詔へ向かい、季英英は帰りを待つ思いを伝えます。
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叔父の借金を救うため季英英が禾穂流水錦30匹の注文を引き受け、楊静瀾は白王府で蜀紅錦に関わる品を見つけます。
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蜀紅錦 19話 暴走する欲望
19話のストーリー
季帰南の汚名返上
牛瑾は杜宇を連れ去ろうとしますが、季英英と益州の人々が反対したので諦めました。杜宇は季帰南に罪を負わせたことを認めて季英英は罪人の娘として扱われる理由がなくなりました。城門で待っていた季英英は戻ってきた楊静瀾と再会します。
趙修縁が杜宇に接触
杜宇は単独犯を主張し続けました。楊静瀾たちは行方不明の妻子が理由だと考えますが、先に所在を突き止めた趙修縁が杜宇へ妻子の持ち物を見せました。その後、杜宇は死亡します。
季英英が結婚を拒否
趙修縁は季英英に復縁を求めます。季英英は二人の関係は過去のことだと答えました。趙修縁はその答えを受け入れず、季英英を気絶させて趙府へ連れ去ります。
楊静瀾が季英英を救出
季英英は拘束されたまま花嫁衣装を着せられ、趙修縁から婚礼を強要されます。そこへ楊静瀾が現れ、趙修縁を殴って季英英を救出しました。趙修縁はその後、杜宇を死亡させたと牛瑾に告げて自分を牛家でさらに高い立場にするように要求するのでした。
楊静瀾はなぜ蜀紅錦をわざと護送したの?
楊静瀾は今回も貢錦が途中で偽物へ替えられる可能性が高いと考えていました。8年前の季帰南の事件では献上するはずの蜀紅錦が偽物になり、その責任を季帰南が負わされました。犯人は同じ方法で一度成功した実績があります。
そこで楊静瀾は今回も本物の蜀紅錦を長安へ送らせました。犯人側が再び動けば、すり替えに関わる人物が誰なのかを見つけることができます。実際に督運官が動いて楊静瀾に罪を負わせようとしたため、過去の事件とのつながりが判明しました。
楊静瀾は貢錦を守るのはもちろんですが、8年前の事件を再現させて犯人を炙り出そうとしたんですね。
蜀紅錦 20話 やるせない心
20話のストーリー
季帰南の名誉を父の位牌に報告
季英英は母・季徐氏と兄・季耀庭ととも、父の位牌へ汚名返上されことを報告します。しかし杜宇の背後にいる人物は分かっていません。季英英は今後も楊静瀾と調べ続けるつもりでした。
季徐氏が楊静瀾に頼む
娘が再び事件に関わることを心配した季徐氏は楊静瀾を訪ねます。夫の名誉を戻してくれたことに感謝したうえで、季英英を安全にできないなら身を引いてほしいと頼みました。
楊静瀾が剣穂を受け取らない
禾穂流水錦を完成させた季英英は、祈願した剣穂を楊静瀾へ贈ります。ところが楊静瀾は受け取らずに危険な調査にも加わらないよう言います。事情を知らない季英英は突然の態度に戸惑います。
季英英が南詔へ向かう楊静瀾を追う
季英英が錦官府を訪ねると諸葛鴻から楊静瀾が南詔へ出発したと知らされます。季英英は後を追って帰りを待っているという思いを伝えました。
一方、白晟は禾穂流水錦の技術を狙って趙修縁にも目を付けます。
南詔とはどんな国?
楊静瀾は事件を調べるため南詔に向かいました。
南詔は聞き慣れない名前ですが7~10世紀ごろに実在した国です。現在の中国の雲南地方にありました。8世紀には現在の大理周辺を中心に勢力を拡大して唐とは協力した時期もあれば戦った時期もありました。738年には唐の玄宗が南詔王を雲南王に任命しています。その後、唐との関係が悪化して南詔が唐に侵攻した時期もありました。
ドラマの舞台になっている唐の末期になると南詔は四川方面にも軍事的な影響を及ぼすほどの勢力になっています。ドラマの舞台になっている益州と南詔は、南詔が手を出そうとしている地域なのです。
第19話では杜宇の家から南詔に関係する高価な品が見つかりました。季帰南を陥れた事件が唐や益州だけで完結せず、外国の南詔側の人物につながる可能性が出てきたのです。
蜀紅錦 21話 背後の計略
21話のストーリー
季英英が30匹の注文を断る
吐蕃の銭掌櫃は、競馬会のため禾穂流水錦30匹を高値で注文します。しかし納期が短く、失敗すれば多額の賠償が発生するため、季英英は契約を断りました。
季耀庭が玉玲瓏に告白
叔母の李徐氏は季家を訪ね、季耀庭に簪、季英英に腰帯を贈ります。季耀庭は簪を持って玉玲瓏に思いを伝えますが、玉玲瓏は自由に生きたいとして受け入れませんでした。
李豊の借金で季英英が決断
叔父・李豊が博打で多額の借金を作り、返済できなければ李徐氏の娘を売るという話が持ち込まれます。李徐氏に助けを求められた季英英は銭掌櫃の素性を確かめ、一度断った30匹の注文を引き受けました。
楊静瀾が白王府で蜀紅錦を発見
趙修縁は白晟に協力を持ちかけます。そのころ南詔では、楊静瀾が白王府へ潜入して蜀紅錦に関係する品を発見。寧黛に捕らえられそうになりますが、白王府の秘密を仲間に知らせてあると告げて対抗しました。
吐蕃とは?吐蕃の商人が益州で錦を大量に買うことはあり得たの?
吐蕃は7~9世紀にチベット高原を中心に大きな勢力を持った国家です。チベット帝国とも言いますが、ドラマの唐末期にはチベットは帝国崩壊。様々な勢力が乱立する時代になっていました。
でも統一王国はなくなっても、チベット系の住民や地方勢力と唐側との交易は続いていました。そのため、唐末の益州に吐蕃商人と呼ばれる商人が来てもおかしくはありません。
主な登場人物と結果
- 季英英:季家の娘・染色職人
父・季帰南の濡れ衣が晴れ、罪人の娘という立場から解放されます。趙修縁との復縁を拒みますが。その後は叔父の借金を返すため危険を承知で禾穂流水錦30匹の注文を引き受けます。 - 楊静瀾:錦官府の役人
趙府へ乗り込んで季英英を救出します。季徐氏から娘を危険に巻き込まないよう頼まれ、季英英の剣穂を受け取らず南詔へ向かいます。 - 趙修縁:牛家に仕える人物
季英英に復縁を拒まれると彼女を気絶させて趙府へ連れ去り結婚を強要します。楊静瀾に阻止された後は杜宇を死亡させたことを牛瑾に告げて自分の地位をさらに高くするよう求めます。 - 杜宇:季帰南に罪を負わせた人物
季帰南に罪を負わせたことを認めたため、季英英の父が冤罪だったわかりました。事件は自分一人が行ったと主張し続けますが、趙修縁から行方不明の妻子の持ち物を見せられた後に死亡します。 - 季徐氏:季英英の母
夫・季帰南の名誉が戻ったことを位牌へ報告。娘が再び危険な事件に関わることを恐れ、楊静瀾に季英英を守れないなら身を引いてほしいと頼みます。 - 牛瑾:牛家の人物
杜宇を連れ去ろうとしますが、季英英と益州の人々に阻まれて断念します。その後、杜宇を死亡させたと告げる趙修縁から牛家での地位を上げるよう要求されます。 - 白晟:禾穂流水錦の技術を狙う人物
季英英が完成させた禾穂流水錦に目を付け、趙修縁にも関心を向けます。第21話では趙修縁から協力を持ちかけられます。
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