荊棘の花 4話・5話・6話では老舗酒造の長女・羅愛蓮は家族の裏切りによって父や殺しの罪を着せられ炎の中に置き去りにされてしまいます。すべてを失った彼女は沈丹青の顔を移植して別人になりすまし、羅家に戻ってくるのでした。
今回はドラマの第4話から第6話までの展開を歴史的な背景も交えてご紹介します。
4~6話の内容
-
第4話:酒麹を台無しにされた羅家が兵糧米の買い付けに動くと、羅愛蓮は米を強奪、徐程風の作戦を狂わせて沈家が強制捜査されてしまいます。
-
第5話:沈丹青は羅霜霜を罠にはめて投獄させますが。火災の夜に自分を襲った真犯人が羅雪児の可能性が出てきました。
-
第6話:徐程風に正体を疑われ郊外へ連れ出された沈丹青ですが、現れた本物の女山賊を徐程風と協力して倒し容疑を晴らすことに成功します。
他のエピソードを見たい方は
荊棘の花 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。
荊棘の花 リスト
読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。
荊棘の花 4話
羅家での騒動
周氏と羅季舟が倉庫に駆けつけると、酒麹がすべて台無しになっていました。沈丹青は羅愛蓮たちのたたりではないかと言いますが。周氏は信じず沈家に返金を迫ります。しかし沈丹青が徐程風に連絡手段を持っていると察した周氏は沈丹青たちを帰らせました。
沈自山の怒り
沈自山は羅愛蓮が沈丹青の身分を使って偽の命令を出していたことを知りました。沈自山は沈家が危険にさらされると考え羅愛蓮を叱ります。その後、医者の繆先生が羅愛蓮を訪ね、1年前に沈自山が朝廷の預かり品を紛失してしまった過去と、その罪悪感を背負っている事を伝えました。
徐程風の山賊捕獲作戦
羅家は酒麹の破損による巨額の違約金を補填するため、北方の沙城蘭陵県から兵糧用の米を買い付ける計画を立てます。
一方、徐程風と天昊は朝廷の預かり品を奪った女山賊の緑林三梟をおびき寄せる作戦を練っていました。
羅愛蓮はおしろい店で羅霜霜を挑発。沈自山は羅愛蓮の暴走を防ぐため、計画を共有することを条件に協力を認めました。
沈家への強制捜査
羅愛蓮は護送隊を率いて羅家の兵糧米を強奪しますが、徐程風の山賊おびき寄せ計画を狂わせてしまいます。羅愛蓮は囮になって徐程風を引きつけ、沈家にと逃げ帰りました。追ってきた徐程風は沈家に女山賊が隠れていると疑って強制捜査を行います。しかし沈丹青の腕に傷がないのを見て、徐程風は追及をやめました。
解説:鏢局とは?
沈家が営んでいるのは鏢局です。鏢局とは商人の荷物、銀、貴重品、文書、ときには人を目的地まで守って運ぶ民間の護送業者です。鏢師はその現場で荷を守る人たちで武芸に優れているだけでなく、道中の地理や宿場、盗賊が出やすい場所も知っている必要がありました。今の感覚で言えば警備会社と運送業を合わせたような仕事です。
鏢局が活躍したのは明朝末から清朝時代。ドラマは唐風の社会ですが、唐風の見た目で鏢局が出てくるのは架空王朝ならではですね。
荊棘の花 5話
あらすじ 5話
将軍府の混乱と羅霜霜の投獄
沈丹青は街に「徐将軍は西域の香粉が好き」という噂を流し、その噂を信じた羅霜霜は奪った香粉をまとって将軍府へ向かいました。徐程風は羅霜霜の香粉が女山賊と同じだと気づき、羅霜霜を投獄します。
羅雪児の正体
沈丹青は街で質屋に入る羅雪児を見かけ、彼女が「雪片紗」を質に入れているのを目撃します。沈丹青は牢獄に潜入、羅霜霜から衣服の行方を尋ねました。羅霜霜は衣服を羅雪児に与えたと話します。沈丹青は、火災の夜に自分を襲ったのが羅雪児かも知れないと考え始めます。
羅雪児の告白
羅雪児は羅愛蓮の墓前で自分が周氏の連れ子で、実の娘ではないために冷遇されていた不満を語ります。彼女は過去に父親の喘息発作を見殺しにし、火災を起こして羅愛蓮を襲った張本人でした。
羅雪児は病床の周氏に自身の血を薬に混ぜる行動を見せつつ、自分が羅家の実権を握るための計画を語り周氏を従わせます。
沈自山の出発と徐程風の新たな疑惑
沈自山は護送任務のために旅立つことになり、沈丹青に慎重に行動するよう伝えます。
徐程風は羅霜霜が本物の山賊ではないと考え、罠を張っていました。部下が事件現場の足跡を調べたところ、沈丹青が過去に購入した靴の型と一致することがわかります。
感想
羅雪児の印象がかなり変わりましたね。羅季達の実子でなく、周氏の前の夫との子供。羅家の娘として育てられましたが、結局は冥婚の相手にされそうになったのはショックでしょう。それで発作を起こした羅季達を見殺しにしたところまではわからないでもありませんが。
だからといって自分をかわいがっていた羅愛蓮まで亡き者にしようとするのは行きすぎでしょ。逆恨みもいいところだけど、実子でないというハンデがここまで人を歪めてしまうのですね。
注目:血を混ぜて親孝行?割血救母の不思議
羅雪児は毒を盛られていると怖がる周氏の薬に自分の血を混て見せました。日本人の感覚だと病んでる恐ろしい場面にしか見えないのですが。
儒教社会の昔の中国ではこれは立派な親孝行なんです。子供が親の病を治すために自分の体を傷つける話は、二十四孝や様々な物語に出てきます。代表的なのは、親のために自分の肉を斬って使う割股療親ですが、そこまでしなくても自分の血を薬に混ぜるのも立派な親孝行とされました。
医学的には根拠はありませんが、自分を傷つけてまで親を救うおうとするのは美談なのです。
この場面では羅雪児が本当に母を思っているか怪しいですが、周氏をコントロールするためのパフォーマンスですよね。周氏が感謝しないのも当然です。
荊棘の花 6話
あらすじ 6話
湖畔での心理戦と沈自山の怒り
徐程風は湖畔で絵を描く沈丹青に靴の件を問い詰め、泳げるか試そうとします。沈丹青はわざと湖に落ちて溺れる芝居をしました。駆けつけた沈自山が徐程風と共に彼女を救い出し二度と妹を試すなと怒ります。沈丹青は復讐を諦めない決意を沈自山に訴え、協力を得ました。
髪型の証拠と郊外の罠
羅雪児は女山賊の髪型が朝天髷だと突き止めます。羅霜霜は火傷のせいでその髪型ができないので無実の証拠を徐程風に提出しました。徐程風は朝天髷が沈丹青の特徴と一致することに気づき、彼女を郊外へ連れ出します。そこに本物の女山賊 緑林三梟が現れました。
山賊との死闘と消えた地図
沈丹青は人質になったものの徐程風と協力して女山賊を倒しました。徐程風は山賊の足跡から宝の地図の箱を見つけますが、中身は消えていました。沈丹青の疑いは晴れ、徐程風に送り届けられます。
羅家では釈放された羅霜霜が、甘露堂を任された羅雪児に嫉妬し始めるのでした。
主な登場人物と結果
-
沈丹青(羅愛蓮):正体は羅家の長女。
沈丹青になりすまして羅家への復讐を開始するものの、徐程風に正体を疑われてしまいます。 -
徐程風:鎮守将軍。
鋭い観察力で沈丹青を疑い、罠を仕掛けて彼女の本性をあぶり出そうとします。 -
羅雪児:羅家の次女。
自分が羅季達の実の娘ではないことを明かし、過去の悪事を告白して羅家の主導権を握ります。 -
沈自山:沈丹青の兄。
沈丹青(羅愛蓮)の危険な復讐を心配するものの、危機には体を張って彼女を守ります。 -
羅霜霜:羅家の三女。
沈丹青の策略によって香粉の件から山賊の身代わりにされ、将軍府の牢獄へと投獄されてしまいます。
関連記事
- 次回のエピソード
荊棘の花 7話・8話・9話 羅霜霜の出生の秘密が暴かれる - 前回のエピソード
荊棘の花 1話・2話・3話 沈丹青になった羅愛蓮 - ドラマ全体の流れを知りたい方はこちら。
荊棘の花 あらすじネタバレ


コメント