戦南城との決着をつけた戦北野が天煞王に即位、扶揺も長瀚山を領地とする瀚王になります。
兄を殺せなかった戦北野の情けを利用して襲いかかる戦南城の最期は何とも彼らしい。その後は雅蘭珠への気持ちがついに本人の口から伝えられました。
そして扶揺を待っていたのは鳳凰の紋章と忘れていた幼い頃の記憶が。長孫無極には「扶揺を殺せ」という穹蒼からの残酷な使命が突きつけられるのでした。
扶揺 52~54話の内容
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戦南城が死に戦北野が天煞王へ即位し、扶揺は瀚王となる一方、雅蘭珠は戦北野の本心を知らないまま雷動に連れ去られます。
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戦北野が雅蘭珠を妻に選び、雷動の力で雅蘭珠が復明する一方、璇璣へ向かった扶揺は鳳凰の紋章を見て幼少期の記憶を取り戻し始めます。
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扶揺は紫披風と戦い、璇璣王宮で鳳凰にまつわる幼い頃の記憶を思い出し始めます。
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この記事にはネタバレがあります。
扶揺 52話 師匠の贈り物
52話のストーリー
戦南城の最期と戦北野の即位
戦北野に追い詰められた戦南城は、兄弟なのだから助けてほしいと命乞いをします。戦北野は恨みはあるものの兄を殺せませんでした。ところが戦南城はその隙に戦北野を襲おうとして花公公に殺されます。
戦北野は隠軍との約束も守り、天煞双響で封印を解きました。その後、亡き先王の遺詔に従って天煞王に即位します。
長孫無極が扶揺を瀚王にする
新王となった戦北野が功臣への褒賞を決めていると長孫無極は扶揺を藩王にしてほしいと言います。臣下から反発が出る可能性もありましたが、戦北野は長瀚山を領地として与え扶揺を瀚王にしました。
長孫無極が長瀚山にこだわったのは、この土地が穹蒼と深く関係していたからです。特定の勢力が所有することで五州に問題が及ぶ可能性を考え、扶揺に与えるよう求めたのでした。
雅蘭珠が聞けなかった戦北野の本心
静太妃は戦北野に早く后を迎えるよう勧め、以前から好いていた扶揺の名を出します。戦北野がかつて扶揺以外とは結婚しないと誓った話をしたため、近くで聞いていた雅蘭珠は傷ついて立ち去りました。
ところが戦北野が今、妻にしたいと思っているのは雅蘭珠です。肝心な部分を聞かなかった雅蘭珠は、その直後に何者かに連れ去られてしまいます。
雷動が始めた花嫁修業
雅蘭珠を連れ去ったのは戦北野の師匠・雷動でした。戦北野は書状を受け取ると、すぐに雅蘭珠を追います。
雷動の目的は弟子の妻になる女性を自分で確かめることでした。雅蘭珠に刺繍や料理などを習わせますが、雅蘭珠も素直には従わず、雷動を困らせます。
感想
結局は、戦南城との決着をつけたのは花公公だったんですね。戦北野が自分の手で兄を殺せない性格だけど、戦南城はああいう性格、生かしておくわけにはいかないなら花公公が代わりに始末するしかないんですよね。
雅蘭珠は戦北野の話を最後まで聞いていれば何も問題は起きないのに、そこで立ち去りますか。その直後に雷動にさらわれるし、トラブルメーカーのパターン。
しかも雷動が連れ去った理由が花嫁修業とは。王宮に不審者として入り込んで女性をさらってまで刺繍や料理を教える必要があるのでしょうか。戦北野の師匠が変人なのはわかりますが、やってる意味は理解できません。
扶揺 53話 枯れゆく溶岩
53話のストーリー
戦北野の告白
雷動は雅蘭珠が自分から戦北野から離れようとしているのを知って、失明していることを持ち出して戦北野にふさわしくないと言いいます。雅蘭珠は反論するものの。やはり自分が彼の負担になるのは嫌なので身を引くつもりでした。
そこへ戦北野が現れて雅蘭珠を抱きしめ、今、妻にしたいと思っているのは彼女だと告白。扶揺を好きだと思い込んでいた雅蘭珠もようやく戦北野の気持ちを理解したのでした。
雷動の功力で雅蘭珠が復明
戦北野と雅蘭珠が別れを告げに行くと、雷動は自分の功力を雅蘭珠に与えます。これを二人への結婚祝いにするつもりでした。
その力で雅蘭珠の目が見えるようになります。雅蘭珠は再び戦北野の顔を見ることができて喜び、二人は雷動に感謝して天煞へ戻りました。
鸑鷟淵に異変が起きる
長孫無極には璇璣から密報が届きます。五州の貨幣に関係する鸑鷟淵の溶岩瀑布が枯れ始め璇璣女王まで病で寝込んでいました。
長孫無極は現地を調べることにして扶揺も宗越に姿を変えて同行します。璇璣へ入ると王室直属の紫披風が貨幣鋳造に関係する者たちを捕らえていました。
鳳凰の紋章で扶揺の記憶が蘇る
扶揺は街で鳳凰の紋章を見ると幼い頃の記憶をわずかに思い出しました。その直後に紫披風に捕らえられそうになり、第一王女・鳳浄執とも戦うことになります。
扶揺が勝って長孫無極とその場を離れます。男装した扶揺を男性だと思った鳳浄執は扶揺を意識するようになりす。
紫披風が李府を狙う
扶揺たちは李府で一晩泊めてもらいます。しかし李府は紫披風が探していた鋳造関係者の家でした。鳳浄執は鸑鷟淵の秘密を隠すために家にいる者を殺すよう命じます。
その頃、長孫無極は穹蒼から罰を受けていました。天機は長孫無極に五つの封印を解いた扶揺は五州を滅ぼす妖女になると告げます。そして扶揺を殺すという使命を果たすよう迫るのでした。
雷動が雅蘭珠をふさわしくないと言ったわけは?
でもまあ雷動は雅蘭珠が目が見えないから戦北野にふさわしくないと本気で思っていたわけではないでしょう。
雷動が言いたいのは、何かと理由をつけて自分から戦北野から離れようとしている雅蘭珠の気持ちのことを言ってるのだと思います。好きな気持ちはあるのに、そういう後ろ向きな姿勢だと戦北野といっしょになっても脚を引っ張るかも知れないので、ふさわしくないと言いたかったのでしょう。
それにしても戦北野と雅蘭珠は一緒になれたのは嬉しいけど。雷動が功力を渡したら失明まで治るのはさすがに都合良すぎますよね。もちろん、治るのは良かったと思いますけどね。
扶揺 54話 璇璣国の女王
54話のストーリー
李府を襲った紫披風を扶揺が倒す
紫披風は鸑鷟淵の秘密を知る李家を襲い新郎を殺害。扶揺は長孫無極に真気を渡していたため、すぐには助けに行けません。そこで一時的に功力を高める秘薬を飲んで紫披風を倒しました。しかし李家の新婦は亡くなってしまいます。
鳳璇の体から毒が見つかる
長孫無極は鸑鷟淵の異変を調べるため璇璣王宮へ向かい、宗越に扮した扶揺も同行します。病床の女王・鳳璇を診た扶揺は体に毒が回っていると判断。鳳璇は扶揺の薬を唐易中に先に飲ませて安全を確かめてから自分も服用します。薬が効いたため、扶揺は王宮を自由に歩ける令牌を与えられました。
王宮で幼い頃の光景を見る扶揺
宮中を歩いていると扶揺の脳裏に幼い男女が遊んでいる光景が現れます。璇璣へ来てから何度も昔の記憶が現れるようになり、自分とこの王宮に何か関係があるのではないかと気になり始めました。
一方、鳳浄執は長孫無極に結婚を持ちかけます。璇璣では新女王が即位すると未婚の姉妹が命を奪われる決まりがあり、結婚は王女が生き残る手段にもなっていました。
筱鸞台へ入る扶揺と長孫無極
長孫無極は幼い頃に少女と出会った蓮池を訪れますが現在は荒れ果てています。長孫無極はそこで、かつて自分が仏蓮だと思っていた少女と出会った日のことを思い出していました。
その後、扶揺と情報は鳳璇への毒と謎の黒衣の人物について調べることにしました。翌日、鳳浄執は男装した扶揺を筱鸞台へ案内、長孫無極も密かに中へ入るのでした。
扶揺は璇璣の王族と関係がある?
璇璣に来てからの扶揺は鳳凰の紋章を見ると幼い頃の記憶らしきものが浮かび、王宮に入ると以前ここにいたような感覚まで覚えています。幼い男女が王宮で遊んでいる光景まで見えていました。
ということは扶揺はもともと璇璣の人、それも王宮に出入りできるような身分だったのような感じですね。璇璣王家は鳳氏ですし、鳳凰を特別な存在として扱う国です。その鳳凰に関係するものに扶揺が強く反応するのなら王族との関係があってもおかしくないでしょう。
そうなるとなぜ扶揺が玄元山で奴婢として育ったのかが気になりますが。今後あかされるのでしょうね。
主な登場人物と結果
- 扶揺:天煞国の瀚王
戦北野の即位後、長瀚山を領地とする瀚王に封じられます。その後は宗越に姿を変えて長孫無極と璇璣へ入り、鳳凰の紋章や王宮の景色をきっかけに、自分でも知らない幼少期の記憶を思い出し始めます。 - 長孫無極:天権国の太子
扶揺を瀚王にするよう戦北野に頼み、鸑鷟淵の異変を知ると璇璣へ向かいます。一方で穹蒼から罰を受け、天機からは五つの封印を解いた扶揺を殺す使命を果たすよう迫られます。 - 戦北野:天煞烈王から天煞王へ
戦南城を追い詰めながらも兄を自分の手では殺せず、その後、先王の遺詔に従って天煞王に即位します。雅蘭珠にも「今、妻にしたいのはお前だ」と気持ちを伝え、長かった片思いに答えを出します。 - 雅蘭珠:邛葉公主
戦北野が扶揺を想っていると誤解して身を引こうとしますが、本人から愛を告げられます。さらに雷動から功力を贈られ、失っていた視力を取り戻します。 - 雷動:戦北野の師匠
雅蘭珠を連れ去り、弟子の妻にふさわしいか自分の目で確かめようとします。最後は雅蘭珠の覚悟を認め、自らの功力を二人への祝いとして贈ります。 - 戦南城:天煞国王、戦北野の兄
戦北野に命を助けてほしいと頼みますが、見逃された直後に弟を襲おうとし、花公公に討たれます。戦南城の死によって天煞の王位は戦北野へ渡ります。 - 鳳璇:璇璣国女王
病に伏しているものの、その体からは毒が見つかります。鸑鷟淵の異常とも深く関わっており、扶揺の薬が効いたことで彼女に王宮内を自由に歩ける令牌を与えます。 - 鳳浄執:璇璣国の大王女
紫披風を率い、鸑鷟淵の秘密を知る者たちを厳しく取り締まっています。男装した扶揺を男性だと思い、剣を交えたことをきっかけに彼女を意識するようになります。 - 天機:長孫無極の師匠
穹蒼の使命を背負う長孫無極に、五つの封印を解いた扶揺が五州を滅ぼす存在になるとして、彼女を殺すよう迫ります。
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