孤高の花 第55話・56話・57話では晋の皇帝 司馬弘が崩御、楚北捷が王位を継ぐことになります、一方で白蘭では耀天皇女が死亡。何侠が野心をむき出しにして突き進んでいきます。
この記事では55から57話の注目点を紹介します。
55~57話の内容
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第55話: 凱旋した何侠が反対派の大臣を斬り捨てて摂政王に就任する一方、重傷を負った司馬弘を守るため、白娉婷は火計を使って白蘭軍の足止めを図る。
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第56話: 司馬弘が楚北捷への譲位を遺言して崩御し、白蘭では何侠の野心を止められなかった耀天王女が自ら毒を仰いで命を落とす。
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第57話: 燕の長子城を包囲して兵糧攻めにする何侠に対し、楚北捷と白娉婷は白蘭の要所である且柔を狙う奇襲計画を立てて反撃の準備を進める。
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孤高の花 55話 天下制覇の野望
あらすじ 55話
何侠の摂政王就任
凱旋した何侠は英雄として迎えられます。耀天皇女から白蘭の王にならないよう約束を求められますが、拒絶。何侠は朝廷で自分を摂政王に任命する触れを読み上げ、反論した大臣たちをその場で斬り捨てました。
さらに何侠が風音の指を切り落として天牢へ届けさせると、すべてを悟った貴長青は首を吊って自ら命を絶ちます。
司馬弘の急襲と白娉婷の火計による足止め
晋の皇帝司馬弘は、楚漠然から楚北捷の出陣を聞いて気力を取り戻しました。
しかし白蘭軍の追撃を受けて、救援に来た楚北捷も間に合いません。司馬弘は胸を刺されて重傷を負いました。
動けない皇帝を守るため白娉婷は楚漠然に命じて戦死者の遺骸や兵糧を山の狭間に積み上げさせ、火を放って敵を警戒させ足止めしようとするのでした。
注目点:摂政王とはどんな立場だったのでしょうか?
55話では何侠が摂政王になりました。摂政は君主が幼い場合や病気の場合などに君主に代わって政務を行う立場です。
中国で実際に「摂政王」の称号で呼ばれて権力をもったのは清朝のドルゴンが摂政王として幼い順治帝を補佐したときくらいです。
摂政王とは呼ばなくても摂政や皇帝の代わりに権力を握った重臣は何人もいます。普通、摂政は王族がなることが多いです。何侠が摂政王なるのは歴史的にもかなり異例です。
しかも何侠は、勝手に王女のおふれを読み上げて自分を摂政王にして反対した大臣を処刑しています。ここまでくると軍を握った人物の独裁です。
孤高の花 56話 夫婦の杯
あらすじ 56話
司馬弘の崩御
晋の皇帝 司馬弘は命が尽きる前に白娉婷を呼び、これまでの献身への感謝と苦難を与えたことへの謝罪を伝えます。司馬弘は晋を救える英雄は楚北捷しかいないと言って白娉婷に夫と国を支えてほしいと頼み。側近の双児が楚北捷への譲位を記した詔書を読み上げました。
将兵たちが新たな王の誕生を祝福する中、司馬弘は軍幕の中で息を引き取るのでした。
耀天皇女の死と何侠の野心
白蘭の耀天皇女は誕生日の宴を開き夫の何侠を招きます。何侠は命を狙われていると察していますが朝廷での面目を保つために出席しました。何侠は妻への贈り物として鳳凰の冠の図案を手渡します。警戒した何侠は互いの酒杯をすり替えますが、耀天皇女はそれを見越して自身の杯に毒を盛っていました。
すべてを何侠に託すお触れを渡して耀天皇女が倒れると、何侠は解薬を持ってきたものの、王座への野心から救うことを躊躇して妻の最期を見届けます。
楚北捷の葛藤と白娉婷の決意
楚北捷は白娉婷の願いが家族で穏やかに隠棲することだと知っていたため、王位を継いで何侠と戦うべきか悩みます。白娉婷は夫の志を理解して個人の愛よりも大局を優先するべきだと伝えました。白娉婷は夫が勝てば共に天下に君臨し、負ければ共に再起を計ると約束。どこまでも楚北捷に寄り添う覚悟を示すのでした。
注目点:耀天皇女はなぜ死を選んだ?
耀天が何侠を殺さずに自分の死を選んだのは、彼の暴走を止めたい気持ちと、それでも夫を愛し続けていた気持ちの板挟みになったからですよね。
白蘭にとって何侠はもう国を脅かす危険人物でしかありません。反対派の大臣を容赦なく斬り捨て摂政王の座に就きいて白蘭の権力を完全に握っています。このままでは、国が彼の復讐の道具になって疲弊してしまう。だから毒を用意したはずです。
でも妻としてはどうしても自分の手で彼を殺せませんでした。耀天は何侠の猜疑心の強さを分かっていました。自分が酒を勧めれば彼は絶対に疑って杯をすり替えます。そこまで見抜いた上で、あえて「自分の杯」に毒を入れたんですよね。最初から自分の死を見せて何とか彼に踏みとどまってほしいと思った。それが彼女の最後の賭けだったんだと思います。
孤高の花 57話 家族の団欒
あらすじ 57話
何侠の次なる標的
何侠は司馬弘が崩御して楚北捷が王位を継いだことを知ります。飛照行は晋への進軍を勧めますが、何侠は挟み撃ちを警戒して先に燕を奇襲する計画を立てました。何侠は2日以内に燕を攻略するよう命じ、大燕の長子城を包囲して兵糧を干上がらせます。
楚北捷と白娉婷の且柔奇襲計画
白娉婷は何侠が燕の楽氏父子の弱点を突き、晋を後回しにすることを見抜いていました。深夜、楚北捷と白娉婷は白蘭の城の中で兵糧が豊富にある「且柔」を次の標的に定め3日後に奇襲すると命令を下します。
そこへ涼の華参将軍が合流して霍名医や陽鳳、息子の長笑たちを連れて合流しました。
楚北捷は実子との再会を喜びますが、長笑に悪人だと勘違いされて落胆します。
長子城の危機と何侠の勧告
長子城では兵糧が尽きて民の暴動が起きていました。何侠は10万の大軍で城を踏み潰すと脅しをかけます。城から出てきた陸軻将軍に対し、何侠はかつて自分を見逃してくれた恩義に触れて、こちら側に寝返るよう説得を始めるのでした。
主な登場人物と結果
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何侠(白蘭の摂政王)
朝廷の反対派を粛清して権力を掌握。妻である耀天王女の死をも利用して白蘭の全権を握り、さらに燕の攻略へと進軍して天下統一への野心を剥き出しにしていきます。 -
耀天王女(白蘭の王女)
何侠の暴走と愛の間で葛藤した末、彼の疑い深い性格を逆手に取り、自ら毒杯を煽って悲劇的な最期を遂げました。 -
司馬弘(晋の皇帝)
何侠の軍に追いつめられて胸に重傷を負い、これまでの行いを白娉婷に謝罪。国の未来を楚北捷に託す詔書を残して崩御します。 -
楚北捷(晋の新皇帝)
司馬弘の遺志を継いで王位に就くべきか葛藤しますが、白娉婷の支えを得て国を守る決意を固め、何侠に対抗すべく奇襲作戦を指揮します。 -
白娉婷(楚北捷の妻)
火計で敵の足止めを行うなど機転を利かせて危機を救い、王位継承に悩む夫に対して「どこまでも共に寄り添う」と覚悟を示して大局を支えます。
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