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定風波 28話・29話・30話 海崖虐殺の真相と蕭北冥の出生

定風波 28話・29話・30話では、蕭北冥たちが海崖の生存者と出会いました。人食い怪物の正体を調べるうちに、海崖虐殺の真相と蕭北冥の出生の秘密が明らかになります。怪物を生み出したのは北海が開発した疾風丹でした。皇帝は兵士に薬を使用させたうえ、副作用で被害が広がると海崖の住民まで殺すよう命じていたのです。

そして蕭北冥は北海の実の息子だということも明らかになります。

定風波 28~30話の内容

第28話を見る
蕭北冥たちは海崖の生存者と出会い、人食い怪物の正体が羅樹の兄・羅森だったと知ります。

第29話を見る
羅森が残した証言を頼りに小孤城へ向かった蕭北冥たちは、北海居の地下で数々の仕掛けを突破し、鍾雲赤の扳指で石扉を開けます。

第30話を見る
疾風丹の副作用が海崖虐殺の原因だったと判明し、蕭北冥は自分が北海の息子であり、北鯤という兄がいることを知ります。

 

他のエピソードを見たい方は
定風波 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

この記事にはネタバレがあります。

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定風波 28話 人食い怪物の正体と羅樹の秘密

森の集落に暮らす海崖の生存者

海崖へ向かう蕭北冥たちは森に人食いの怪物がいると聞いて警戒します。夜中に荷物を盗んだ少年・阿星を追うと森の奥には女性たちが暮らす集落がありました。
蕭北冥は話を聞こうとしますが、女性たちは弓矢で追い払おうとします。翌日、食べ物を届けても警戒したまま。

怪物に襲われる危険があるなら仕方ありませんが、食料が不足しているのに助けに来た人間まで追い払うとはどうなっているのでしょう。

毒蛇にかまれた阿星の救出

食料を探しに出かけた羅樹を追いかけて阿星が毒蛇にかまれてしまいます。そこへ蕭北冥たちが現れ、風清濁が治療することになりました。ところが薬箱は阿星が盗んだ荷物の中です。自分たちを助ける薬を盗んでいたとは皮肉な話です。

風清濁のおかげで阿星は助かりましたが、羅樹は海崖の事件について口を閉ざしたまま。命を助けてもらったのだから、もう少し協力してもよさそうですが。

霍黛蓉が明かす故郷の秘密

霍黛蓉は自分と蕭北冥も海崖の出身で、家族を失ったことを明かします。ようやく羅樹は大亓軍が来たあと怪物が現れて生存者たちが逃げて暮らしてきたと話しました。

同郷の人間だと分かって初めて信用するのですね。もっとも羅樹自身も虐殺の詳しい事情を知らないので肝心の事件についてはまだ謎が残ります。

人食い怪物となった羅森

集落の女性が首をかまれ、蕭北冥たちは血まみれの男を追います。羅樹が案内した洞窟には遺体があり、怪物の正体は彼女の兄・羅森でした。

小孤城へ行った人々は帰還後に理性を失い、人を襲うようになったといいます。羅森も最初は自分を閉じ込めていたのに、ついには逃げ出してしまいました。

風清濁が遺体を調べると以前の老臭虫と同じ心臓の異常が見つかります。赤晶との関係が疑われますが、小孤城で何をされたのでしょうか。

蕭北冥たちは薬入りの食べ物と罠で羅森を捕らえますが、あっさり脱出されてしまいます。薬まで飲ませたのにまだ暴れられるとは。こんな相手を生け捕りにして事情を聞くというのも、相当難しそうですね。

 

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定風波 29話 北海居の地下迷宮と鍾雲赤の指輪

風清濁(ふう・せいだく)の治療によって正気を取り戻した羅森(ら・しん)は、息を引き取る前に重要な手がかりを残した。人の魂を食う怪物を放った、北海(ほくかい)なる大キ(だいき)人の住まいと思われる“北海居”が小孤城にあるのだという。羅森の弔いを終えた蕭北冥(しょう・ほくめい)たち5人は、小孤城へ。手分けをしてあちこちを探し回るなか、蕭北冥は石碑の下に隠された地下へと延びる階段を発見する…。

定風波 29話 

羅森の最期と北海居の秘密

風清濁は羅森を治療しますが、未知の毒に侵されていて助けることはできません。それでも羅森は一時的に正気を取り戻し、小孤城の北海居にいた大亓人の北海が人食い怪物を放ったと証言して息を引き取りました。

ようやく重要な証人が話せるようになったと思ったら、そこで死亡とは。残念ですが羅樹にとっては兄が人間として最期を迎えられただけでも救いだったのでしょう。

小孤城の地下に潜む怪虫

阿星から旅の安全を願う草縄の飾りを受け取った蕭北冥たちは荒廃した小孤城へ向かいます。北海居で文字のない石碑を発見して地下への入口を見つけました。

ところが地下には金属までかじる虫が大量に生息していました。風清濁の駆虫散も効かず、霍黛蓉を助けた風清濁自身が虫に囲まれてしまいます。

蕭北冥が塩を嫌う性質に気づいて助かりましたが、薬が効かない虫に塩が効くとは意外ですね。そもそも、こんな虫を地下で飼って何を守っているのでしょうか。

刃物を放つ木人形と氷の部屋

虫の部屋を抜けると、今度は巨大な木人形が刃物を放ってきます。五人は下へ飛び降りて逃れますが、次に入った部屋は凍えるほど寒く、背後の石扉まで閉まってしまいました。
虫の次は刃物、その次は冷凍室ですか。これだけ大掛かりな設備を造った目的が気になります。

別離散の暗号と鍾雲赤の扳指

風清濁は床の図案から、三つの仕掛けが毒絶谷の毒「別離散」の苦痛を表していると気づきます。中国医学の三焦にも対応しており、指示どおりに床の指定位置に立つと出口の仕掛けが作動しました。

医学の知識がなければ脱出できないとは、ずいぶん凝った仕掛けです。しかも最後の石扉には鍾雪漫が父・鍾雲赤から受け取った扳指がぴったりはまりました。
ここで父の形見が鍵になるとは、偶然にしては出来すぎています。鍾雲赤は北海居の地下に何があるのか知っていたのでしょうか。だとすれば、娘に扳指を渡した理由も気になりますね。

 

定風波 30話 海崖虐殺の真相と蕭北冥の実の父

北海夫婦の遺体と疾風丹の秘密

鍾雲赤の扳指で開いた地下室には男女二人の遺体がありました。風清濁によれば北海は毒絶谷を去った師叔で、敵方の間者だった女性を愛して彼女を救うために自ら毒を飲んで解毒薬を研究した人物だといいます。
その北海が開発したのが人間の身体能力を高める疾風丹でした。皇帝は効果を認めて武烈率いる参風甲の兵士たちに服用させます。
一人で大勢を倒せるとは便利な薬ですが、そんな都合のよい薬に副作用がないはずもありません。皇帝も効果ばかり見て安全性を確かめる気はなかったのでしょうか。

疾風丹の副作用と海崖の虐殺

戦場から戻った参風甲の兵士たちは正気を失い、仲間にかみつくようになります。北海は解毒薬を研究しますが完成せず、住民にも被害が広がりました。

皇帝は兵士の殺害を命じ、武烈は海崖城を封鎖。さらに生存者を全員殺すよう命令します。
感染の拡大を防ぎたい事情は分かりますが、薬を飲んでいない住民や子供まで殺すとは。しかも最初に薬の使用を認めたのは皇帝でしょう。自分の判断で始めたことなのに後始末は住民ごと皆殺しとは。身勝手すぎます。

北海が鍾雲赤に託した三つの願い

事件後、北海は鍾雲赤に三つの願いを託しました。疾風丹を毒絶谷の兄弟子に渡すこと、地下室の鍵となる扳指を預かること、そして妻と二人の息子を守ることでした。
北海はその後自害して妻も毒を飲んで亡くなります。

自分の薬が大勢を死なせた責任を感じたのでしょうが、息子たちを残して夫婦そろって死んでしまうとは。子供の将来を鍾雲赤に任せきりというのも勝手です。

蕭北冥の出生と行方不明の兄

北海の息子は北鯤と北冥。蕭北冥は北海の実の息子でした。鍾雲赤は北海から託された赤ん坊を育てていたのです。
ここで蕭北冥の出生があきらかになりました。しかも鍾雲赤は事件の真相を知っていたわけです。なぜ蕭北冥に何も教えなかったのでしょうか。

さらに兄の北鯤は行方不明。これだけ重要な兄弟が今まで登場していないとなると、どこかで事件に関わっているのでしょうか。

蕭北冥が両親の遺体に別れを告げたあと、寝台の下から新たな石扉が現れます。北海はどれだけ地下に秘密を残しているのでしょう。まだ隠していることがあるのですか。

 

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歴史ドラマブロガー・フミヤ

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