蒋長揚は寧王の送り込んだ蓮舟を妻に迎えましたが。何惟芳は念願の芳園を開園させます。何惟芳は働く仲間たちの売身契を買い戻し自由な身分にしました。ところが蓮舟は蒋長揚の寵愛を得ようとして、大福に窃盗の濡れ衣を着せてしまいます。
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蒋長揚は寧王の命令で蓮舟を妻に迎え、何惟芳は芳園の建設を進めます。一方、劉暢は父母との決別を宣言するような行動に出ました。
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何惟芳は秦勝意の弟・秦六郎と再会し、仲間たちの協力を得て念願の芳園を開園させます。
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何惟芳は仲間たちの売身契を買い戻し、大福を陥れた蓮舟には発疹を起こす花を使って仕返ししました。
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国色芳華 31話 蓮舟の婚礼と劉暢の親子断絶
蓮舟の婚礼と芳園の開工祝い
寧王が送り込んだ蓮舟との婚礼がついに始まります。招待状も客集めも寧王が済ませていて蒋長揚に断る余地はありません。蓮舟は化粧に一時間かけたうえ、迎えの車も詩もないと不満を並べるのですが、そもそも相手は監視役として来た側ですよね。そんな祝言に詩を期待するのは図太いと思います。
一方の何惟芳は裏庭で芳園の開工祝いの真っ最中で蒋長揚が別の女性を迎えると聞いた朱福は怒ります。それでも何惟芳は蒋長揚との婚姻はあくまで寧王への対抗策だと割り切っています。
塀越しの弁明と花満築の宣伝
料理の匂いにつられた蒋長揚は正面から入らず塀越しに石を投げて何惟芳を呼び出します。
屋敷の主人なのにこそこそ石を投げるとは。
そこで蓮舟との婚姻は寧王に決められたもので、拒めば疑われると説明して何惟芳も協力を決めます。
酔って頬が赤くなった何惟芳は花満築の化粧品で顔を整えて婚礼に出席します。蓮舟と争わず屋敷を任せると言いながら、芳園の商品を振る舞い、客の関心をすっかり自分の商品へ集めてしまいます。
他人の婚礼で堂々と宣伝するとは図々しいというか。蓮舟は主役のはずが完全に脇役で、少し気の毒でした。
蓮舟の夜の訪問
夜になっても蒋長揚は蓮舟の部屋へ行かず裏庭へ向かいます。蓮舟は関係を作らなければ役目を果たせないと分かっていて、自ら何惟芳の部屋を訪ねます。ところが二人はそれを見越していて蒋長揚が酔ったふりをして何惟芳に介抱させるので、蓮舟は何もできずに引き返しました。
利益二割の契約と劉暢の決別
蓮舟が帰ると何惟芳は芳園の利益の二割を蒋長揚に渡す契約を持ち出します。何惟芳は恩返しのつもりですが、蒋長揚は不満そう。そこで設計図を渡して話をそらすのは上手いなと感じました。何惟芳は設計図に夢中で蒋長揚が帰りたがらないことにも全く気付きません。鈍いにも程があります。
劉暢は実家に戻り、寧王が劉申に贈った犬を殺して両親に食べさせます。
昔の中国は犬を食べてたので、劉暢の恨みの表現だとは分かりますが現代人には過激すぎますね。
芳園では、蒋長揚が地中から何惟芳の母が埋めた酒を掘り当て、二人でその場で飲み交わします。
国色芳華 32話 念願の芳園開園と秦勝意の弟との再会
母への報告と蒋長揚のぬか喜び
何惟芳は母の位牌に長安での誓いを果たしたと報告します。蒋長揚も隣に座ろうとしますが、偽装結婚なのだから母の前で夫婦を演じる必要はないと追い出されました。
ところが酒に酔った何惟芳は背負ってくれた蒋長揚に「私の夫は蒋長揚」と発言。喜んだ蒋長揚ですが、続けて「偽物だけど」と言われてしまいます。せっかく期待したのに残念でした。何惟芳も酔っている時くらい素直になればいいのに。
秦勝意の弟・秦六郎との再会
芳園に届けられた料理を食べた何惟芳は亡くなった秦勝意と同じ味だと気付きます。送り主は勝意の弟・秦六郎でした。両親の死後、兄夫婦に財産を奪われて追い出されたというのです。
しかも秦六郎は長年の病を抱えていました。何惟芳は高価な薬代を負担し、服や靴まで買い与えます。勝意を失った何惟芳にとって、弟を助けられるのは嬉しいことでしょう。秦六郎が何惟芳を姉と呼ぶようになったのもよかったですね。
芳園の騒動と蒋長揚の嫉妬
清淑斎では薬への苦情が発生し、芳園では蓮舟が勝手に花を摘んだうえ、職人同士も対立します。何惟芳は次々と問題に対処しますが、ついに倒れてしまいました。
蒋長揚と秦六郎が看病しますが、蒋長揚は秦六郎にまで嫉妬します。いや、勝意の弟で病人ですよ。そんな相手まで警戒するとは何惟芳のことになると余裕がなくなりますね。
仲間たちの成長と芳園の開園
休養中も芳園が気になる何惟芳ですが、職人たちは自分たちで話し合って仲直りしていました。何でも何惟芳が解決する必要はなかったのです。むしろ、もっと早く皆に任せていれば倒れずに済んだのでは?
年末には問題を起こした蓮舟も迎えて餃子を食べ、春にはついに芳園が開園します。大勢の客で賑わう園を眺めながら、何惟芳は母や玉露、秦勝意を思い出しました。ここまで来る間に何人もの大切な人を失いましたが、ようやく念願の芳園が完成しました。勝意にも、この賑わいを見せてあげたかったですね。
国色芳華 33話 蓮舟の卑劣な罠と何惟芳の仕返し
芳園の祝宴と仲間たちの身分回復
芳園は開園後も大勢の客で賑わい、商売は順調です。何惟芳は働いてくれた仲間たちを招いて祝宴を開き、かつて賤籍だった者たちの売身契を買い戻したと発表しました。
これで皆は自由な身分になります。何惟芳もずいぶん思い切ったことをしましたね。働く人たちの将来まで考えていたのですから、皆が涙を流して喜ぶのも当然でしょう。
大福を陥れる蓮舟の自作自演
蒋長揚が何惟芳ばかり気にかけるのが面白くない蓮舟は大福に装飾品を盗んだという濡れ衣を着せます。さらに何惟芳が盗んだことにするよう迫り、拒否した大福を侍女に何度も殴らせました。
怒った大福が刃物を持つと、蓮舟は蒋長揚の足音を聞いて自分から刃をつかみ、負傷した被害者を演じます。
いや、そこまでやりますか。嫉妬したからといって無関係な大福を殴らせるとは卑劣です。しかも自分の手まで傷つけるとは、蒋長揚を騙すためなら何でもするつもりなのでしょうか。
ところが蒋長揚は事情を調べて蓮舟の嘘を見破りました。さすがにこんな芝居には騙されませんでしたね。
発疹に苦しむ蓮舟への仕返し
何惟芳は発疹を起こす花を利用して蓮舟に仕返しします。全身に発疹が出た蓮舟は医者に診てもらっても治らず、何惟芳を頼ることになりました。
何惟芳は薬を渡す条件として大福への謝罪を要求。蓮舟は窃盗が誤解だったと認め謝ります。
大福を何度も殴らせたのですから、謝罪くらいして当然です。ただ、何惟芳も花を使って発疹を起こすとは容赦がありません。
蓮舟への忠告と小春の診療
何惟芳は蓮舟に男の寵愛を得ることばかり考えず、自分のやりたいことを持つよう勧めます。蓮舟には得意な刺繍があるのに、蒋長揚への執着を捨てられません。
そもそも蒋長揚は蓮舟に関心がないのですから、何惟芳を追い出したところで寵愛を得られるとは思えません。寧王に送り込まれた事情はあるにしても、大福を傷つけてまで争う必要があるのでしょうか。
一方、小春は男性の姿で診療を始め、患者も増えていきます。医術を身につけた小春が患者を治療できるのはよいのですが、わざわざ男性の姿をしなければならないところに、当時の女性が仕事をする難しさも感じます。
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