では、鄭世元が蘇幕遮を生き埋めにし、燕子京と張晋然が救出に向かいます。鄭世元は息子たちの死を蘇幕遮のせいにしますが、そもそも息子を利用していたのは自分でしょう。最後まで自分の責任を認めようとしないのには呆れますね。
一方、崔十九は本名の崔灼華を名乗り、鄭世元の不正を暴露します。かつて蘇幕遮と商売で争っていた二人が協力するとは、ずいぶん関係が変わりましたね。
郢王も逮捕され、燕氏一族の冤罪を晴らせることになりました。しかし、燕子京の毒は悪化するばかり。解毒薬を手に入れる機会まで拒否するなんて、蘇幕遮を残して死ぬつもりなのでしょうか。二人で幸せになってほしいのに、燕子京が自分の命を諦めているようで心配です。
36・37・38・39話の内容
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鄭世元が蘇幕遮を誘拐して血珠を奪い、棺に入れて生き埋めにします。
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燕子京と張晋然が蘇幕遮を救出し、尉遅無意が靂魁だったことも判明します。
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生還した蘇幕遮と崔灼華が鄭世元の不正を暴露し、張晋然が逮捕します。
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崔灼華が鄭世元を殺して仇を討ち、郢王も逮捕されますが、燕子京の毒はさらに悪化します。
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紅き真珠の詩 36話 怨嗟の念
琉璃の碁石と千組の注文
尉遅無意が明鏡台を訪れ蘇幕遮たちと再会しました。官府の者が琅嬛塢を訪れるようになり、今は各地を旅しているそうです。
蘇幕遮は街で囲碁を打つ人々を見て琉璃の碁石を思いつきます。越雲岫と秦阿翁に作らせたところ評判もよく康明から千組もの注文が入りました。
無理な納期を約束しないところも商売人らしくなりましたね。
鄭知衡を失った崔十九
崔十九は鄭知衡の衣服や簪を手元に置き、商品もほとんどない珍琅閣で暮らしていました。
訪ねてきた蘇幕遮は店を再開するよう勧めます。かつて商売で争った二人ですが、今の崔十九を見れば放っておけないのでしょう。あれほど強気だった崔十九がここまで落ち込むとは。鄭知衡を失ったのが相当こたえているようですね。
明鏡台の記念画と燕子京の秘密
明鏡台は五店舗に増え、蘇幕遮は仲間たちと記念画を描いてもらいました。これから毎年、皆で絵を残したいと言います。
ところが燕子京は毒の症状が悪化、来年も一緒にいられるかわかりません。それでも蘇幕遮には知らせません。
心配させたくないのでしょうが、黙っていてどうするんですか?蘇幕遮だって事情を知れば治療法を探そうとするはずです。勝手に諦めないでほしいですね。
息子たちの死を恨む鄭世元
二人の息子を失った鄭世元は蘇幕遮と燕子京を恨んでいました。そこへ血珠を欲しがる郢王側の人物が接触します。
鄭世元は蘇幕遮を殺したい。相手は血珠を奪いたい。ということで手を組みました。
そもそも息子たちを自分の都合で利用してきたのは鄭世元でしょう。他人に責任を押し付けて復讐とは、どこまで身勝手なんでしょうね。
秦阿翁の失踪と蘇幕遮の誘拐
秦阿翁が突然いなくなり、蘇幕遮は高手と捜索に向かいます。ところが山道で高手が姿を消し探しに行った蘇幕遮も背後から襲われました。
目覚めると鄭世元に捕らえられてして息子たちの墓へ連れて行かれます。
鄭世元は息子たちの死の責任を認めさせようとしますが、蘇幕遮は彼自身の責任だと反論。まあ、そのとおりでしょう。
血珠の強奪と蘇幕遮の生き埋め
怒った鄭世元は血珠を奪い蘇幕遮を棺に入れて生き埋めにしてしまいます。
しかも奪った血珠は自分のものにしようとします。郢王側に渡す約束はどうなったんですか?
燕子京と張晋然は蘇幕遮の捜索を始めますが、棺の中の蘇幕遮は意識を失ってしまいます。燕子京は早く見つけられるのでしょうか。
紅き真珠の詩 37話 愁嘆に暮れて
崔十九の忠告と鄭世元への疑惑
蘇幕遮が戻らず明鏡台の仲間たちは心配していました。そこへ崔十九が現れ鄭世元が怪しいと告げます。鄭世元は以前から驪龍盗と盗品の取引をしていたのです。
張晋然は鄭世元の屋敷へ向かいますが、郢王側の人物が介入。賽宝会には行首の鄭世元が必要だという理由で拘束できませんでした。
人が行方不明になっているのに、商売の催しが優先ですか?王族が関係すると役人も手を出せないとは困ったものです。
燕子京と張晋然による蘇幕遮の救出
燕子京は鄭世元を捕らえて問い詰め、張晋然も鄭家の家人から蘇幕遮を埋めた場所を聞き出しました。
二人は現場に駆けつけて素手で土を掘って棺を発見。しかし中の蘇幕遮は動きません。
徐南英の護送と靂魁の正体
張晋然は徐南英の斬首刑を発表します。郢王の秘密を知る徐南英を救おうと靂魁が襲撃。ところが逃げた先には燕子京が待ち構えていました。
燕子京は戦いながら相手の武術に覚えがあると気づき、面を外します。現れたのは尉遅無意でした。
解毒薬を持ち出す尉遅無意
尉遅無意は燕子京の毒を解けるのは自分だけだと告げ、古麗斯丹の宝探しへの協力を要求します。
燕子京は拒否して康琚に殺害を命じますが、康琚は解毒薬が欲しいため殺せません。その隙に尉遅無意は逃亡しました。
康琚が主人を助けたい気持ちはわかります。でも敵を逃がして解毒薬を手に入れられる保証はあるのでしょうか?そもそも尉遅無意が約束を守るとは思えません。
蘇幕遮の葬儀と崔十九の願い
明鏡台では蘇幕遮の葬儀が行われました。
一方、崔十九は鄭知衡の位牌を持って鄭氏一族を訪ね、族譜に名前を載せるよう求めます。
生きている間は父に認めてもらえなかった鄭知衡ですが。死んでからも正式な家族として扱われないとは。せめて崔十九の願いくらいはかなえてほしいですね。
紅き真珠の詩 38話 長生の願い
鄭知衡の入族と玉小娘の救出
崔十九の働きかけで、ようやく鄭知衡が鄭家の族譜に記されました。
ところが母の玉小娘は息子を失った悲しみから自害しようとします。崔十九は彼女を助けて珍琅閣へ連れて行きました。
崔十九はわざと店を自分の嫁資にすると言って玉小娘を怒らせます。悲しんでばかりいる彼女に、生きる気力を取り戻させようとしたのでしょう。以前の崔十九からは考えられない気遣いですね。
生還した蘇幕遮と鄭世元の告発
燕子京は血珠を破壊すると宣言、郢王のもとに隠れていた鄭世元を呼び出します。
宝石行の商人たちが集まると死んだはずの蘇幕遮が登場。なんと葬儀は偽装でした。やっぱり生きていたんですね。
蘇幕遮は血珠を破壊して鄭世元の会費着服を告発します。鄭世元は帳簿が偽物だと言い張りますが、そこへ崔十九が現れました。
崔灼華による不正の暴露
崔十九は本名の崔灼華を名乗り、鄭世元の三年間の不正を暴露。賄賂や郢王への贈り物まで日付と帳簿を使って証明しました。
鄭家の商売に関わっていた彼女なら内部事情も知っています。鄭世元もまさか身内同然の崔灼華に裏切られるとは思わなかったでしょう。
でも鄭世元が鄭知衡にしたことを考えれば、恨まれて当然です。結局、張晋然に逮捕されました。
蘇幕遮と崔灼華の祝杯
蘇幕遮と崔灼華は初めて一緒に酒を飲みます。かつては商売敵だった二人が協力して鄭世元を告発するとは。以前の二人からは想像できません。
燕子京の長生粥
明鏡台に戻った蘇幕遮を燕子京が手作りの長生粥で迎えました。
蘇幕遮はおいしいと言いますが、どうやら味は微妙な様子。燕子京が味見しようとしても渡しません。
燕子京は味より名前が大切だと言い、蘇幕遮には自由に世界を旅してほしいと伝えます。
でも、それって自分が一緒にいられないことを考えているからですよね。そんなこと言わずに、まずは自分の病気を治す方法を探してほしいです。
郢王との決別と鄭世元の釈放
郢王は鄭世元の釈放を要求しますが張晋然は拒否。衣服を切って絶縁を宣言しました。
その後、張晋然は鄭世元を釈放し、すでに供述したという噂を広めます。
鄭世元を裏切り者だと思わせて、郢王を動かす作戦でしょうか。
玉小娘の復讐
鄭世元の釈放を知った玉小娘は短剣を持って鄭家へ向かいます。
息子の仇を自分で討とうとしたのですが、逆に短剣を奪われてしまいました。
なぜ一人で行くんですか!相手はあの鄭世元ですよ。そこへ崔灼華が駆けつけますが、今度は彼女まで危険な目に遭いそうです。
紅き真珠の詩 39話 悪行の報い
崔灼華を人質にする鄭世元
鄭世元は玉小娘を返り討ちにして崔灼華まで人質にします。
そこへ燕子京と蘇幕遮が到着。燕子京が鄭世元の注意を引きつける間に、蘇幕遮が弓を構えます。
蘇幕遮の矢が鄭世元の腕に命中。崔灼華は短剣を奪い返して鄭世元の首を刺して仇を討ちました。
最後まで人質を使って助かろうとするとは。息子たちを利用してきた鄭世元らしい最期です。結局、自分の悪事を最後まで認めませんでしたけど。
鄭世元が隠していた帳簿
鄭世元の衣服から鄭家と崔家、郢王の取引を記した帳簿が見つかりました。
驪龍盗の略奪品も取引されており、燕子京たちは郢王がその利益で私兵を養っているのではないかと疑います。
郢王による尉遅無意への毒殺未遂
鄭世元の死を知った郢王は尉遅無意を呼び出して血珠と宝の秘密を聞き出そうとします。
ところが郢王はすでに毒を仕込んでいました。尉遅無意が反撃しようとしたところへ張晋然が現れ彼を逮捕します。
今まで協力してきた仲間にも平気で毒を盛る郢王。尉遅無意もこんな主人に仕えていたのでは、いつ殺されてもおかしくありませんね。
解毒薬を拒否する燕子京
尉遅無意は郢王の罪を証言、燕子京の解毒薬を渡す代わりに釈放を求めます。
しかし燕子京は拒否。多くの人を殺した尉遅無意を許さず、燕氏一族の冤罪を晴らすよう張晋然に頼みました。
気持ちはわかります。でも自分の命まで犠牲にする必要がありますか?生きて一族の名誉回復を見届けることも大切でしょう。
郢王の逮捕と燕氏一族の冤罪
尉遅無意の供述によって郢王も逮捕され、長安へ護送されることになりました。
燕子京は血珠に隠されていた宝の地図を張晋然に託し皇帝に献上するよう頼みます。
長年捜していた一族の仇を捕らえ、ようやく冤罪を晴らせるところまで来ました。あとは燕子京の病気さえ治ればいいのですが。
明鏡台の長生粥
臘八節が近づき、明鏡台では燕子京の長寿を願って長生粥を作ります。
ところが燕子京は時折目が見えなくなるほど病状が悪化。それでも蘇幕遮には秘密にしています。
いつまで隠すつもりなんでしょうか?
崔灼華の新たな目標と七彩瑠璃
崔灼華は明鏡台を訪れ、揚州の宝石行で女性初の行首になりたいと語ります。
蘇幕遮も海外まで商売を広げたいと話しました。かつて争っていた二人が今では将来の夢を語り合っています。
そして秦阿翁の七彩瑠璃も完成。次の賽宝会への準備が始まります。
商売は順調ですが、燕子京の病気はどうなるのでしょうか。
主な登場人物
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蘇幕遮(スー・ムージョー):明鏡台を経営する女性商人。鄭世元に生き埋めにされますが生還し、崔灼華と協力して不正を暴きます。明鏡台を五店舗に増やし、海外での商売も考えています。
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燕子京(イエン・ズージン):明鏡台を支える商人で、燕氏一族の生き残り。郢王の逮捕によって一族の冤罪を晴らす機会を得ますが、毒の症状は悪化しています。尉遅無意が解毒薬との交換で釈放を要求しても拒否しました。
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張晋然(ジャン・ジンラン):郢王の犯罪を調べる官吏。蘇幕遮の救出に協力し、鄭世元と郢王を逮捕します。郢王から鄭世元の釈放を要求されても従わず、絶縁を宣言しました。
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崔灼華(ツイ・ジュオホワ)/崔十九(ツイ・シージウ):珍琅閣の女商人。鄭知衡を失いましたが、彼の母である玉小娘を助け、鄭世元への復讐も果たしました。蘇幕遮とは協力し合う関係になり、揚州初の女性行首を目指しています。
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鄭世元(ジョン・シーユエン):揚州宝石行の行首、鄭知衡の父。息子たちの死を蘇幕遮と燕子京のせいにして復讐を企てますが、不正を暴露されます。最後は崔灼華に首を刺されて死亡しました。
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尉遅無意(ユーチー・ウーイー):琅嬛塢に関わる人物、靂魁の正体。燕子京の解毒薬を交渉材料にしますが、張晋然に逮捕されます。郢王の罪を証言したものの、釈放は認められませんでした。
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郢王:血珠に隠された宝を狙う王族。鄭世元らと取引し、盗品売買にも関与していました。尉遅無意の供述によって逮捕され、長安へ護送されることになります。
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