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月に咲く花の如く 34話・35話・36話 沈星移の告白と呉聘襲撃の真相

沈星移は周瑩のためなら死んでもいいと覚悟を決めてついに告白。これで二人の距離が縮まるかと思ったら、呉聘襲撃の事実が発覚。周瑩は夫を殺したのも沈星移ではないかと疑って、せっかく近づいた二人は決裂してしまいました。

そして迪化では呉家の店・盛隆全を騙る偽薬事件が発生。波斯国の富商に化けて犯人を捕まえようとする周瑩ですが、なんとたどり着いた相手は呉家南院の呉遇でした。

それにしても、沈星移は命まで懸けて告白した直後に呉聘襲撃の件が発覚するとは、タイミングが悪すぎます。

 

34・35・36話の内容

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第34話を見る
沈星移は周瑩を残して逃げることを拒み、死を覚悟して愛を告白。趙白石の救出作戦と韓三春の投降によって、周瑩たちは三寿幇から生還します。

第35話を見る
福来の証言から沈星移がかつて呉聘を襲わせた事実が判明。毒殺への関与まで疑った周瑩と沈星移は激しく対立します。

第36話を見る
迪化で盛隆全の名を使った偽薬事件が発生。周瑩は波斯国の富商に化けて犯人を誘い出しますが、その正体は呉家南院の呉遇でした。

 

他のエピソードを見たい方は
月に咲く花の如く あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

この記事にはネタバレがあります。

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月に咲く花の如く 34話 決死の救出作戦

沈星移が周瑩と運命を共にする

牛寿娃は杜明礼の思惑に従って沈星移だけを三寿幇から逃がそうとします。ところが沈星移は周瑩を残したまま自分だけ助かろうとはしませんでした。周瑩が死ぬなら自分も一緒に死ぬと決めて捕らわれている場所へ戻ってしまいます。処刑される可能性が高い状況になり、沈星移はようやく自分が周瑩を本気で愛していると気づき、その思いを周瑩に告白するのでした。

牛寿娃が韓三春を裏切る

その頃、三寿幇の内部では牛寿娃が韓三春を裏切ろうとしていました。牛寿娃は杜明礼や英賢側と通じて周瑩や韓三春まで始末する計画に加わっていたのです。韓三春が官兵と争っている間に仲間を排除して自分だけ助かろうとします。

周瑩は韓三春に盗賊を続けるより商売を始めた方が仲間を養えると説得。呉家東院の利益の2割を渡す条件まで出して投降するよう勧めます。韓三春はすぐには効きませんでしたが、周瑩の言葉を気にするようになります。

趙白石が少人数で救出作戦を決行

英賢は兵を出すことに消極的でしたが、趙白石は周瑩を助けるために三寿幇の拠点へ向かいます。ただし連れている人数は十分ではありません。そこで旗や人形を配置して大勢の官兵が来たように見せかけました。

牛寿娃は官兵が予定どおり来たと思い、周瑩たちを処刑しようとします。沈星移は死を覚悟し、周瑩への思いを改めて口にしました。しかし王二虎が韓三春から渡されていた短剣で縄を切って人質たちは逃げ出します。

韓三春が趙白石に投降する

周瑩たちは千紅や王二虎とともに韓三春を助けようとします。牛寿娃が仲間を裏切っていると知った韓三春は千紅からも投降を求められました。趙白石も命を保証すると約束して韓三春はついに武器を置きます。

その後、韓三春は趙白石とともに山寨へって逃げようとしていた牛寿娃と対決。自分を裏切り仲間まで殺した牛寿娃を倒すのでした。

 

感想

沈星移はせっかく自分だけ解放されたのに、周瑩のために牢へ戻るというのですから、今回はさすがに本気でしょう。しかも牛寿娃から言われて、ようやく自分の気持ちに気づくとは。今まで散々周瑩につきまとっておいて今さらとは思いますが、まあ沈星移らしいといえばらしいかも知れません。

でもその直前には、馬に下剤を飲ませたことまで白状しています。周瑩が感謝しかけたところで自分から全部台無しにするのも沈星移らしい。周瑩に蹴られて当然でしょう。

韓三春のような地方武装集団は清末に存在した?

韓三春は以前は兵士として戦っていたましたが、今は仲間を養うため三寿幇の頭領になりました。韓三春や三寿幇は架空の存在ですが。19世紀の清朝では地方で武装集団がいたのは事実です。太平天国の乱では正規軍だけでは対応できずに各地で武装した人々が組織を作りました。清朝も各省で自衛のための組織を作らせています。でも中には朝廷に従わない勢力もいて。当時は反乱軍、盗賊、団練、清朝軍など多くの武装集団が存在する有様でした。

 

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月に咲く花の如く 35話 消せない疑惑

趙白石が周瑩と沈星移の変化に気づく

三寿幇との戦いは趙白石と投降した韓三春たちが勝利しました。周瑩の無事を確認した趙白石は安心しますが、沈星移の傷を気遣う周瑩の様子を見て複雑な気持ちになります。

周瑩は王世均に三寿幇で命を落とした御者の葬儀や遺族への補償、王二虎の受け入れ、韓三春に約束した利益2割の手続きを任せます。その後は綿布を売るため迪化への旅を再開しました。沈星移も同行して二人は再び商売で競うことになります。

福来の証言で呉聘襲撃の真相が判明

宿に着くと周瑩は沈星移との食事を楽しみにして珍しく服装まで気にします。ところが福来が三寿幇で聞いた沈星移の声に覚えがあると話しました。以前、呉聘が覆面の男たちに襲われた時、逃げるよう仲間に命じた男と同じ声だったというのです。

周瑩が本人を問い詰めると、沈星移は兄・沈月生の仇だと思い呉聘を襲わせたことを認めます。

周瑩が沈星移に呉聘毒殺を疑う

襲撃を認めた沈星移に対し、周瑩はさらに呉聘へ毒を盛ったのも彼ではないかと疑います。沈星移は毒殺だけは否定しますが、一度は呉聘を殺そうとしたうえ、その事実を隠していました。周瑩は沈星移の言葉をそのまま信じることができません。

ついには自分を手に入れるため呉聘を殺したのではないかとまで疑われ、沈星移は激怒。二人の関係は一気に悪化してしまいます。

趙白石が内通者の調査開始

涇陽では趙白石が三寿幇と内通していた人物を調べ始めました。杜明礼は証拠が見つかることを恐れて査坤に関係書類を処分させます。

 

感想

せっかくいい雰囲気になったのに、全部ぶち壊しですね。でも呉聘を襲ったのは沈星移ですから。過去の行いが返ってきたとしか言いようがありません。昔の沈星移は感情に任せて呉聘を襲わせるような若旦那でした。だから周瑩が怒るのは当然です。

呉聘を殺したと疑われるのも仕方ない面もありますが、信じてもらうのは簡単ではないでしょうね。

 

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月に咲く花の如く 36話 捕物大作戦

盛隆全に偽薬の疑いがかかる

ところが店先では大物商人の図爾丹(トゥーアルダン)が、盛隆全から偽薬を買わされたと抗議していました。番頭の徐仁傑は取引そのものを否定しますが、図爾丹が持っていた保証書には、呉家の者しか知らない隠し文字まで入っています。

周瑩は、盛隆全の名を使って偽薬を売る者がいると考え、3日以内に店の潔白を証明すると図爾丹に約束しました。

周瑩が富商に化けて詐欺師を誘い出す

周瑩は迪化の薬材店を調べて別の店でも盛隆全の保証書が付いた粗悪な薬材を発見しました。そこで相手の方から近づいてくるように仕向けました。

周瑩は波斯国から来た大富豪の寡婦に化けて高価な翡翠の指輪を惜しげもなく買う芝居をして、迪化に大量の薬材を買い付ける富商が来たという噂を広めます。すると狙いどおり「盛隆全の呉」と名乗る男が商談を持ちかけてきました。

図爾丹に正体を見破られる

周瑩は男の商品を確認するため薬材を置いている蔵へ案内するよう求めます。ところが出発直前に噂を聞きつけた図爾丹が現れました。周瑩は波斯国の富商を演じ続けますが、図爾丹から現地事情を問われ正体を見破られてしまいます。

しかし図爾丹の隙をついて逃げ出し、男の蔵へ向かいました。

偽薬犯の正体は呉遇

蔵には上質な薬材が並んでいましたが周瑩は不自然に感じて引き返します。すると運び込まれた荷物の中から、粗悪な薬材と盛隆全の保証書を発見。偽薬販売の証拠をつかみました。

ところが、そこへ戻ってきた男の正体は呉家南院の呉遇でした。呉遇は南院が没落して両親を失った原因を周瑩のせいにします。周瑩は涇陽へ戻って商売をやり直すよう勧めますが、呉遇は拒否。周老四を傷つけ、周瑩にも危害を加えようとするのでした。

 

周瑩が向かった迪化はどんな場所?

周瑩は迪化へ到着しました。迪化は現在の新疆ウイグル自治区ウルムチのあたり。清朝が新疆を支配するようになると重要な都市となりました。

新疆は都から遠く、中央アジア方面との交易が盛んな地域でした。

ただし周瑩が迪化に向かったのはドラマの演出で、史実の周瑩が迪化へ行った記録はありません。

 

主な登場人物と結果

  • 周瑩:呉家東院の当主
    三寿幇に捕らわれますが趙白石たちに救出されます。沈星移への気持ちを意識し始めた矢先、呉聘襲撃の事実を知って彼を疑うようになります。迪化では盛隆全の偽薬事件を自ら調査し、犯人が呉遇だと突き止めました。
  • 沈星移:沈家の次男
    周瑩を残して逃げることを拒み、死ぬなら一緒だと覚悟して思いを告白します。しかし、兄・沈月生の仇討ちのため呉聘を襲わせた過去を認めたことで、周瑩から毒殺まで疑われてしまいます。
  • 趙白石:涇陽県令
    大軍を用意できないなか、旗や人形を使って官兵が多数いるように見せ、周瑩救出に向かいます。韓三春に命を保証して投降させた後は、三寿幇と通じていた人物の調査を始めます。
  • 韓三春:三寿幇の首領
    周瑩から商売によって仲間を養う道を勧められ、千紅にも説得されて趙白石へ投降します。最後は自分たちを裏切った牛寿娃と対決しました。
  • 牛寿娃:三寿幇の一員
    杜明礼らと通じ、韓三春や周瑩を始末して自分だけ助かろうとします。裏切りが発覚した後、韓三春との対決で敗れます。
  • 杜明礼:貝勒爺に仕える人物
    牛寿娃を利用して周瑩や韓三春を排除しようとします。趙白石が内通者の調査を始めると、証拠を消すため査坤に関係書類の処分を命じます。
  • 千紅:韓三春の妻
    三寿幇の山寨で周瑩たちと行動し、韓三春に抵抗を続けるより投降するよう説得します。
  • 図爾丹:迪化の大商人
    盛隆全から偽薬を買わされたとして抗議し、周瑩に3日以内の調査を求めます。富商に化けた周瑩とも再会し、その芝居を見抜きます。
  • 呉遇:呉家南院の息子
    迪化で盛隆全を名乗り、粗悪な薬材を売っていました。南院が没落して両親を失った責任を周瑩に求め、涇陽へ戻るよう勧められても拒絶します。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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