燕子京が長年捜してきた妹の手がかりをつかみますが、越雲岫は妹ではなく本当の妹はすでに亡くなっていました。さらに端午も、飛天像を作った郁施が実の父親で、すでに亡くなっていたことを知らされました。
家族を捜していた二人がほぼ同時に残酷な事実を知らされるとは、これはつらいですね。
端午が父の仇の正体と居場所を突き止めるため西域へ向かうと決めたことで、二人は同じ敵を追う仲間になるのでした。
12・13・14・15話の内容
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燕子京が越雲岫を生き別れた妹だと考えて婿選びに参加し、端午は越雲岫が毒を盛られていることに気づきます。
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越雲岫が燕子京の妹ではなく、本当の妹はすでに亡くなっていたことが判明。端午も郁施が実父だったと知らされ、燕子京と西域へ向かうことを決めます。
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崔十九が叔父の崔八公を利用して武陵を自分のものにしようとする一方、燕子京の隊商も武陵へ向かい、張晋然は端午への思いを遠回しに伝えます。
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燕子京たちが八方楼へ入り、毒を仕込まれていると知りながら燕子京が酒を飲みます。端午は彼を助けるため一人残りました。
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この記事にはネタバレがあります。
紅き真珠の詩 12話 玉観音の婿選び
越雲岫を妹だと考えた燕子京
燕子京は生き別れた妹を捜していました。韶州へ着いて玉観音と呼ばれる琢玉の名人・越雲岫の婿選びに参加。ところが燕子京は越雲岫が身につけている魚珠を見て驚きます。それは幼いころに自分が妹へ贈った品だったのです。
妹かもしれない女性を見つけたのはいいですが、そこで全財産を差し出してでも娶ると言うのは極端でしょう。端午が不審に思うのも当然です。普段は緻密な燕子京がこんなことを言い出すとはよほど妹を見つけたかったのでしょうけど。
越雲岫の手をむしばむ毒
燕子京から縁談を進めるよう頼まれた端午は越雲岫を訪ねます。そこで母・八娘が残した羊皮紙の飛天像と共通する品を発見しました。
燕家だけでなく、端午の母まで越家につながってくるのでしょうか。
さらに越雲岫は手に痛みがあり、思うように力を入れられなくなっていました。琢玉の名人にとって手が使えなくなるのは仕事そのものを奪われるようなものです。しかも越雲岫は父から渡された羊乳に手を浸していました。端午が医者に調べてもらうと、その羊乳には毒が入っていたことがわかります。
なんで父が渡したものに毒?越雲岫の才能を失わせようとしている人物がいるのか、それとも父が関わっているのでしょうか。婿選びより、こちらの方がよほど気になります。
燕氏を滅ぼした蓮台飛天像
端午は韶州で張晋然と再会。燕子京の過去につながる話を聞きます。揚州燕氏はかつて名の知られた宝飾商でしたが、朝廷へ献上した蓮台飛天像の宝石が偽物だというので一族が殺されていました。
飛天像、魚珠、そして越雲岫に異常なほどこだわる燕子京。ここまで材料がそろえば端午も燕子京が燕氏の生き残りで、越雲岫を生き別れた妹だと考えていることに気づきます。
燕子京がこれまで自分の過去をほとんど話さなかった理由も少し明らかになりました。ただ越雲岫が本当に妹なら、なぜ越家の養女になったのか。燕氏を滅ぼした事件と端午の母が残した飛天像にはどんな関係があるのか気になります。
紅き真珠の詩 13話 悲しみの先へ
燕子京が知った妹の死
燕子京は偽玉の件を材料に越荀を問い詰めて、越雲岫の出生を聞き出します。長年捜してきた妹がようやく見つかったと思ったのですが、違いました。越雲岫は越荀の兄の隠し子で。燕子京の本当の妹は幼いころ馬から落ちてすでに亡くなっていました。
ここまで捜してきて死亡していたとは。燕子京としては受け入れられる話ではないでしょう。越荀に刃を向けようとしますが、端午が抱き留めて止めます。その夜、端午は燕子京と酒を飲み自分も家族を失ってきたことを話しました。
それにしても、この二人はいつの間にここまで親しくなったのでしょうか? 少し前まで燕子京は端午を商売の駒のように扱っていましたし、端午も燕子京に言いたいことを遠慮なく言っていました。
それが今回は抱き留めて、一緒に酒まで飲んで慰めています。もちろん一緒に旅をして危険な目にも遭っていますから、親しくなるのは分かります。でも急に恋愛ドラマらしくなってきましたね。
端午の父・郁施もすでに死亡
越荀の話から燕氏を襲った事件に驪龍盗が関わっていたことも判明します。さらに端午が羊皮紙を手がかりに捜していた郁施は燕氏で働いていた玉職人で蓮台飛天像を作った人物でした。そして燕子京は端午に郁施が実の父だと教えます。
端午の父親が誰なのか、ようやく分かりました。でも郁施もすでに死亡。燕子京の妹も死亡。端午の父も死亡。二人とも長い間家族を捜していたのに、韶州まで来たらそろって「もう亡くなっています」だったとは。しかも燕氏襲撃事件、郁施、飛天像、驪龍盗まで全部つながっていました。さすがに話ができすぎでは?
二人そろって西域へ
父の死を知った端午は、燕子京と自分の敵が同じ驪龍盗だと知ります。燕子京は驪龍盗について調べるため西域へ向かう予定でした。そこで端午も同行することにします。
一方、蓮台を失った崔十九は武陵で叔父の崔八公と接触。崔家の令牌を使って自分が主導できる状況を作ろうとしていました。
燕子京と端午が西域へ向かい、崔十九も別の場所で崔家を相手に行動を始めます。ということで次から西域編でしょうか。それにしても、家族を捜していた二人が同じ町でそろって死亡を知らされ、同じ敵まで見つかるとは。
便利だな、驪龍盗。
紅き真珠の詩 14話 恋の鞘当て
崔十九が崔八公を薬で支配
武陵では崔八公が突然発作を起こし医者を呼んでも症状が改善しません。そこで崔十九が用意していた薬を飲ませると回復しました。側近から疑われますが崔家には特有の病があり、そのため薬を持っていたと説明します。
もちろん偶然ではありません。崔十九は父から聞いていた馬纓花の知識を利用して崔八公が自分の薬を必要とする状態を作っていました。
それにしても叔父を薬漬けにして主導権を握るとは。危ないですね。崔家で生き残るにはこれくらいしないと駄目なのでしょうか。
燕子京と端午の宝石修業
端午は父の仇である驪龍盗について調べるため、燕子京と西域へ向かいます。ところが旅の途中で燕子京から命じられたのは茶を煮ることでした。
もちろん燕子京にも考えがあるのでしょう。でも端午は待っていられません。何度も茶を注ぎながら食い下がり、ようやく南陽の宝石について教えてもらいます。祖母緑や月光石を人にたとえながら、どの宝石を組み合わせればよいのか考え始めました。
それにしても燕子京、普通に教えればいいのでは? わざわざ茶を煮させてから教えるあたり、素直に教える気はないようです。
張晋然の遠回しすぎる告白
休憩中、燕子京は端午に弓を教えます。その様子を張晋然も見ていました。そして張晋然は鮫人と書生が思い合いながらも別々の世界で暮らす物語を端午に聞かせます。
どう考えても自分たちの話ですよね。
端午も意味は分かっているようで、二人が出会えただけでも十分だと答えます。つまり遠回しに断られました。
恋の鞘当てということですが、今のところ燕子京は特に張晋然を恋敵として意識しているようには見えません。張晋然だけが一人で焦っているようにも見えます。
曹大の復帰と武陵入り
以前、隊商を追放された曹大が戻ってきます。燕子京は復帰させるかどうかの判断を端午に任せました。端午はこれからどう働くかを見ることにして曹大の復帰を認めます。
やがて一行は武陵へ到着します。町では祈願や施粥が行われていました。それを見た燕子京は、有力者の誰かが病気だと判断します。
張晋然も燕子京が武陵へ来た目的を疑っていました。そして八方楼を前に二人とも相手の目的を探り始めます。
紅き真珠の詩 15話 八方楼の難
武陵に入った燕氏隊商
燕氏隊商は老岳のつてを頼り、武陵の八方楼に滞在します。武陵では瘴気が問題になっているため、端午は薬を用意させ、隊商の者たちにも注意するよう言いました。
曹頭が町の様子を調べると、以前は貧しい住民が多かったのに、半月ほど前から何者かが粥を配るようになっていました。どうやら崔十九が武陵に来てから始まったようです。
崔十九が用意した偽の崔八公
老岳は燕子京を連れて崔八公に会いに行きました。ところが燕子京が来たと知った崔十九は、ここぞとばかりに報復を考えました。
そこで偽の崔八公を用意して帳の向こうに座らせました。
燕子京は老岳がまだ受け取っていない宝石代の支払いを求めます。偽の崔八公はいったん支払うような態度を見せたあと、燕子京に酒を勧めました。
もちろん普通の酒ではありません。燕子京は酒の色を見て、何か入っていることに気づきます。
では飲まないのかと思ったら、飲んでしまいます。
毒を飲んで驪龍盗を確認
部屋に戻った燕子京は激しく吐きました。康琚が吐瀉物を調べると驪龍盗が使う毒でした。これによって崔氏側と驪龍盗につながりがある可能性が出てきます。
康琚は当然怒ります。燕子京はもともと毒に侵されているのに、さらに毒を飲んだのですから当たり前です。しかも本人は毒だと分かっていました。
驪龍盗かどうか確かめるために飲んだということなのでしょうが確認方法が危なすぎます。燕子京ほど頭が回る人物なら、もう少し別の方法を考えられなかったのでしょうか。
本人は八方楼に入ってから違和感を持っており、驪龍盗以外の勢力も関わっていると考えていました。そこで相手に警戒されないよう、毒と知りながら杯を受けたようです。
燕子京が明かした8年間
端午は部屋で燕子京を看病します。ここで端午はなぜ燕子京が驪龍盗の毒に詳しいのか尋ねました。燕子京は、自分が8年間捕らわれていたことを明かします。
過去に何があったのか気になるところですが、燕子京は相変わらず肝心なことを少ししか話しません。端午にはだんだん心を許しているようですが、過去のことになると言葉は少ないです。
主な登場人物と結果
端午(ドゥアンウー):真珠採りの奴隷から燕子京の隊商に加わった女性。郁施が実父だったことと、その父がすでに亡くなっていることを知ります。父の死に関わった者を捜すため、燕子京と西域へ向かうことを決めました。
燕子京(イエン・ズージン):燕氏の生き残りで隊商を率いる宝飾商。越雲岫を妹だと思っていましたが、本当の妹は幼いころに亡くなっていました。燕氏を滅ぼした事件と驪龍盗を調べるため西域を目指します。
張晋然(ジャン・ジンラン):事件を調べている役人。燕氏の過去を端午に教え、鮫人と書生の物語を使って端午への思いを伝えますが、恋人として受け入れてはもらえません。
越雲岫(ユエ・ユンシウ):玉観音と呼ばれる琢玉の名人。燕子京の妹と思われましたが、実際には越荀の兄の娘でした。手に異常が起きており、飲食物ではなく羊乳に毒が仕込まれていたことを端午が発見します。
越荀(ユエ・シュン):越雲岫の養父。燕子京に問い詰められ、越雲岫の出生と燕子京の妹が亡くなった経緯を明かします。
崔十九(ツイ・シージウ):崔家の娘。蓮台を失ったあと武陵へ行き、叔父の崔八公を薬で操って崔家の家職を味方につけようとします。
崔八公(ツイ・バーゴン):崔十九の叔父。武陵で鉱山を管理して財産を築いています。崔十九に利用されますが、彼女の思惑どおりには従わず反撃します。
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