端午と燕子京が崔八公の鉱山から鉱夫たちを救出して河西へ向かいます。ようやくお互いの気持ちを確かめ合った二人ですが、驪龍盗の襲撃によって燕氏隊商の仲間たちが命を落とし、離れ離れになってしまいました。小蝦米や曹大まで死んでしまうとは思いませんでした。
燕子京は端午を守るために一人で復讐を続けるつもりですが、本人に何も説明せずに去ってしまうのはどうなんでしょうか。しかも端午は燕子京が自分に矢を向けた理由も知らないままです。
16・17・18・19話の内容
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端午たちは崔八公の鉱山から鉱夫を救出し、燕子京と端午は互いを守ると約束します。
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燕子京と端午は気持ちを確かめ合い、琅嬛塢で端午は亡き父・郁施の思い出を知ります。
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驪龍盗が燕氏隊商を襲撃し、小蝦米や曹大らが殺され、端午も矢を受けて倒れます。
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生き延びた燕子京は端午に会わずに復讐を続けると決め、端午は彼を捜すために旅立ちます。
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この記事にはネタバレがあります。
紅き真珠の詩 16話 勇敢な愛
崔十九の令牌と鉱夫たちの脱出
鉱山では端午と康琚が監督役に反撃して鉱夫たちを逃がそうとしていました。ところが鉱夫たちは崔八公の報復を恐れて逃げようとしません。そこで崔十九が崔氏の令牌を見せて自分が責任を持つと約束すると、ようやく逃げ始めます。
今回は崔十九を見直しました。自分の一族が関係している事件なのに、鉱夫たちを助けるために令牌まで使って責任を引き受けるのですから。
それにしても、崔氏の令牌がなければ逃げることさえできないとは鉱夫たちがどれほど崔八公を恐れていたのかが分かります。
崔八公の悪事と張晋然の調査
張晋然は刺史と兵を連れて八方楼を訪れて崔八公に鉱山の調査を求めました。しかし崔八公は立ち入りを拒否、脅して追い返そうとします。
そこへ逃げてきた鉱夫たちが到着。驪龍盗にさらわれて売られ、強制労働をさせられていたことを証言しました。崔八公は逃亡しようとしますが、崔十九に阻まれます。
崔八公は思っていた以上に悪質な人物でした。驪龍盗と組んで人をさらい鉱山で働かせていたとは。しかも官吏が調査に来ても堂々と拒否するのですから、どこまでやりたい放題なんでしょうか。
散々威張っていたくせに、証人が現れた途端に逃げようとするのも情けない。しかも、その逃亡を阻んだのが身内だったとは皮肉です。
毒水に入った端午と燕子京の無謀な計画
端午は鉱山の奥で毒水の中に縛られている燕子京を発見します。燕子京は近寄るなと叫びますが、端午は構わず水に入り彼の縄を解きました。
二人は驪龍盗に捕らえられるものの、康琚たちに救出されました。毒のせいで端午が意識を失うと燕子京は残っていた解毒薬を彼女に使いました。
その後、燕子京は鉱夫たちを助けるため、わざと崔八公を怒らせて危険な目に遭ったと告白します。
それはさすがに無茶でしょう。鉱夫を救いたかったのは分かりますが、康琚たちが来なければ二人ともどうなっていたことか。
端午は次は自分が守ると約束し、二人は抱き合いました。お互いを大切に思っているのは十分伝わりますが、命懸けで助け合うばかりでは端午も気が休まりませんよ。
燕子京の給金と汴州での二人
張晋然は燕子京に過去の事件で罪を着せられた人々の無実を証明すると約束しました。
燕子京は隊商の仲間たちに一年分の給金を前払いし、それぞれの将来を考えてほしいと告げます。しかし、仲間たちは誰も離れようとしませんでした。
燕子京は隊商が続けられないと思ってるのでしょうか。気になります。
汴州に到着すると、康琚は燕子京に端午への思いを伝えるよう勧めます。端午のそばで楽しそうに笑う燕子京を見て、康琚もうれしそうでした。
紅き真珠の詩 17話 紫星の約束
燕子京と端午の口づけ
燕子京は端午のために康琚に市場の花を買い集めさせていました。そして二人きりになると、ついに端午に口づけします。
燕子京もずいぶん大胆になりましたね。それにしても、市場の花を買い集めさせるとは、相変わらずやることが大げさです。
その後、燕氏隊商は河西の砂漠へ向かい夜には燕子京と端午が一緒に星を眺めました。燕子京は端午に、ずっと一緒にいたいという思いを伝えます。
尉遅無意が語る端午の両親
琅嬛塢に到着した端午は塢主の尉遅無意と出会います。尉遅無意は端午が郁施と八娘の娘だと知って驚き、父が使っていた部屋へ案内しました。
これまで父のことをほとんど知らずに育った端午が、父を知る人たちから直接話を聞けたのはうれしかったでしょう。
燕子京の解毒薬と小蝦米の今後
巫医は燕子京に新しい解毒薬なら長年苦しんできた毒を消せる可能性があると伝えます。燕子京は大金を払ってでも手に入れようとしました。
一方、端午は鸊鵜泉での戦いに小蝦米たちを巻き込まないよう、尉遅無意に預けることを相談します。小蝦米には目的地を知らせず琅嬛塢で勉強を続けさせるつもりでした。
燕子京の復讐と張晋然の作戦
尉遅無意は燕子京に復讐を思い直すよう勧めますが、燕子京は決心を変えるつもりはありません。端午も同行することを決めて二人は鸊鵜泉へ向かうことになりました。
燕子京は相変わらず頑固です。毒も完全には治っていないのに、復讐を優先するのですから。しかも今回は端午まで同行します。前回の鉱山であれだけ危険な目に遭ったばかりだというのに。
張晋然も裴将軍に驪龍盗の討伐を求めますが、皇帝の命令がなければ兵を動かせないと断られます。それでも張晋然には作戦があるようです。
血珠に隠された古麗斯丹の地図
燕子京は端午に血珠の中には古麗斯丹の地図が隠されていると明かしました。失われた宝につながる地図で、驪龍盗だけでなく宮中にも狙っている者がいるといいます。
宮中の人間まで関係しているとなると、驪龍盗を倒すだけでは解決しそうにありません。
燕子京は血珠を預かって隠しますが、その後、康琚が慌ただしく一人で出かけたことを知り、不審に思います。
康琚はいつも燕子京のために働いている人物です。その康琚が何も言わずに一人で出かけたとなると、確かに気になります。何か急いで確かめなければならないことでもあったのでしょうか。
紅き真珠の詩 18話 月下の惨劇
紫荊湖に囚われた端午
燕子京が戻ると端午の姿がありません。端午は血珠を狙う者に誘拐され、紫荊湖の薪小屋で二日二晩、食べ物も水も与えられずに縛られていました。
犯人が送りつけた手飾りと手紙から居場所を突き止めた燕子京は、端午を殺そうとした首謀者を倒して救出します。しかし、端午は意識を失い宿へ運ばれました。
せっかく燕子京と気持ちが通じ合ったばかりなのに、端午は災難続きですね。
巫医の殺害と張晋然への軍令
燕子京のもとへ巫医が殺されたという知らせが届きます。巫医は燕子京の毒を完全に消せるかもしれない解毒薬を研究していました。現場には驪龍盗の矢が残されていたといいます。
ようやく燕子京の毒を治せる可能性が出てきたのに、巫医まで殺されてしまいました。驪龍盗が関係しているなら、解毒薬の研究まで邪魔しようとしているのでしょうか。
一方、張晋然は裴士傑と協力して驪龍盗を討伐しようとしますが、出征前に軍令が届きます。同行を希望した越雲岫は軍営に残されました。
驪龍盗による燕氏隊商への夜襲
燕子京は端午を危険から遠ざけ、自分だけで鸊鵜泉へ向かうつもりでした。ところが隊商に変装して入り込んでいた驪龍盗が夜の宿営地を襲撃します。
天幕は炎に包まれ曹大と響生も仲間を守ろうとして殺されてしまいました。
驪龍盗は容赦ありません。燕子京を狙うだけならまだしも、隊商の仲間たちまで次々と殺すとは。
曹大には腹の立つこともありましたが、最後には仲間を守ろうとして命を落としました。こんな形で別れることになるとは思いませんでした。
小蝦米の死と端午の負傷
異変に気づいた端午のもとへ小蝦米が駆け寄り、逃げるよう叫びます。しかし、その直後に敵の矢を受けて倒れてしまいました。
前回、端午は小蝦米を危険な戦いに巻き込まないよう、琅嬛塢に預けようとしていました。それなのに戦いに出かける前に敵が襲ってくるとは、小蝦米を守ろうとした端午の努力も、これでは報われません。
しかも敵は、小蝦米を抱いて泣いている端午にも弓を向けます。脚を負傷した燕子京が矢を放って阻止しようとしますが間に合わず、端午は胸を射られて倒れてしまいました。
さらに燃え上がる天幕では梁が焼け落ち、燕氏隊商はほぼ全滅してしまいます。
康琚と燕子京の過去
夜明け、康琚は意識を失った燕子京を担架に乗せ砂漠を進んでいました。
かつて二人が驪龍盗の捕虜だったころ、康琚は燕子京の首にかけられた縄を切って助けました。しかし、逃走中に足を射られ、足が不自由になったといいます。主人と部下という関係以上に、二人が互いを大切にしている理由が少し分かった気がします。
紅き真珠の詩 19話 喪失の果てに
端午の生存と燕子京の決断
驪龍盗の襲撃から逃れた燕子京と康琚は砂嵐のおかげで生き延びました。しかし燕子京は端午の名前を呼ぶばかりで食事も取ろうとしません。康琚が端午を捜すと約束しても、彼女のことが心配で仕方がないようです。
一方、端午は小蝦米や曹大たちが死んだことを受け入れられず、再び意識を失ってしまいました。
小蝦米は弟のようにかわいがっていた子ですからね。目の前で殺されてしまったのですから、端午が悲しむのも当然です。曹大にもいろいろ腹の立つことはありましたが、
やがて端午が牧民に助けられたことが分かりました。ところが燕子京は、一族の仇を討つことを優先して端午には会わないと決めました。
自分の余命が分からず、端午を巻き込みたくないのでしょうけど。端午がどれほど心配しているか、少しは考えてほしいですね。
端午の旅立ちと越雲岫の救出
牧民の家で目覚めた端午は、子供が水を注ぐ姿を見て小蝦米を思い出し涙を流しました。
端午にはもう一つ確かめたいことがありました。襲撃の際に燕子京が自分に向けて矢を放った理由です。
前回、燕子京は端午を助けようとして矢を放っていたのですが、端午には違う意図があるように見えたのでしょうか。これは直接話さないと誤解が解けそうにありません。
燕子京に会おうと一人で出発した端午は、吹雪の夜に泊まった宿で男たちが自分を襲おうと相談しているのを知ります。しかも男たちは捕らえた越雲岫まで連れてきました。
端午は男たちを倒して縛り越雲岫を助けます。
命からがら助かったばかりなのに、今度は宿で襲われそうになるとは。端午は本当に災難続きですね。それでも男たちを倒してしまうのですから、たくましいものです。
越雲岫との再会と張晋然の捜索
端午は越雲岫を再び危険にさらしたくないため、金を残して一人で去ろうとします。しかし越雲岫は一緒に行きたいと訴え、端午を抱きしめました。
端午は越雲岫を守るつもりなのでしょうが、また一人で行こうとするのですね。燕子京といい端午といい、どうしてこの二人は大切な相手に相談せず、一人で決めてしまうのでしょうか。
一方、張晋然は燕子京から連絡がないことを不審に思い琅環に端午を捜すよう命じます。負傷者に残された矢から端午の行動を知りますが、夜間には捜索できませんでした。
しかも、その後は街で端午とすれ違ったのに、互いに気づきません。
ここまで来てすれ違うとは! せっかく張晋然が端午を捜しているのですから、もう少しで再会できたのに惜しいですね。
張晋然は皇子にも援軍を求めますが断られてしまいました。
崔十九を逃がした侍女たち
別の場所では、崔十九が侍女たちとともに敵に捕らえられていました。侍女たちは崔十九を助けるため、彼女を下へ突き落として逃がし、自分たちがおとりとなって敵を誘い出します。意識を取り戻した崔十九は、侍女たちとは離れ離れになっていました。
主な登場人物と結果
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端午(ドゥアンウー):真珠採りの奴隷だった娘。燕子京と想いを通わせますが、驪龍盗の襲撃で小蝦米たちを失います。生き延びた後は燕子京を捜して旅立ち、途中で越雲岫を助けました。
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燕子京(イエン・ズージン):燕氏隊商の主人。崔八公の鉱山から鉱夫たちを救出し、端午への想いを伝えます。しかし驪龍盗に隊商を襲撃され、端午の無事を知ると彼女に会わずに復讐を続ける決心をしました。
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康琚(カン・ジュー):燕子京の忠実な部下。かつて驪龍盗の捕虜だった燕子京を助けた人物です。今回も負傷した燕子京を砂漠から救い出しました。
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崔十九(ツイ・シージウ):崔氏の娘。崔氏の令牌を使って鉱夫たちの脱出を助け、崔八公の逃亡を阻みます。その後、敵に捕らわれますが侍女たちに助けられました。
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張晋然(ジャン・ジンラン):官吏。崔八公の鉱山を調査し、驪龍盗の討伐に向けて裴将軍に協力を求めます。燕氏隊商が襲撃された後は端午を捜しています。
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小蝦米(シャオシアミー):端午を姉のように慕う少年。琅嬛塢で勉強を続けるはずでしたが、驪龍盗の襲撃から端午を逃がそうとして矢を受け、命を落としました。
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越雲岫(ユエ・ユンシウ):玉の彫刻を得意とする女性。旅の途中で男たちに捕らわれますが、端午に救出され、彼女と一緒に行くことを望みます。
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崔八公:崔氏の有力者。驪龍盗と協力して人々をさらい、鉱山で強制労働をさせていました。鉱夫たちの証言によって悪事が発覚し、逃亡を崔十九に阻まれました。
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