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古相思曲 最終回(8話)ネタバレ 陸鳶の死の真相と沈不言の最後の再会

中国ドラマ 古相思曲 最終回(第8話)では、陸鳶が北烈に密偵として潜入する決意をして沈不言は彼女を救えないまま現代へ戻りました。しかし沈不言が史料を調べ直すと、陸鳶は元啓の変を生き延びていたことが分かりました。

さらに陸鳶が後世まで妖后と呼ばれた理由と、沈不言が彼女の運命を変えられなかった理由が明かされます。

陸鳶は元啓の変を生き延びたのに、なぜ処刑されたのでしょうか。そして二人が最後に出会ったのはいつだったのでしょうか。

最終回のあらすじと結末をネタバレありで紹介します。

 

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古相思曲 最終回直前までの出来事

沈不言は歴史小説『南晟遺事』に記された陸鳶の死と悪評を知り、彼女を救うため何度も過去を訪れました。しかし沈不言と陸鳶では、出会う順番が逆になっています。

沈不言は過去へ向かうたびに若い陸鳶と出会いますが、陸鳶にとっての沈不言は、会うたびに自分との思い出を失っている人物でした。

第7話では、18歳の陸鳶が周家の軍馬密売を告発します。沈不言は法律や地理などの知識を教え、彼女が自分の力で問題を解決できるように手助けしました。

陸鳶が自立できると知った沈不言は、彼女のもとを去ろうとします。しかし陸鳶は、いつか別れることになっても、それまでの日々を一緒に過ごしたいと伝えました。

沈不言は彼女の願いを受け入れ、二人は南夢湖で暮らすことになります。沈不言は自分の玉佩と交換して手に入れた箜篌を陸鳶に贈りました。

一方、晟国では北烈との戦いが続いていました。戦況が悪化するなか、陸鳶も国を守るために行動しなければならなくなります。

 

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古相思曲 最終回(8話)真実とは のあらすじ

玉佩の買い戻しと陸鳶の決断

陸鳶は戦いに備えて貴重品を売ろうとしますが、市場で沈不言の玉佩を見つけます。沈不言が箜篌を贈るために玉佩を手放したと知って買い戻しました。

沈不言にとって大切な玉佩を今度は陸鳶が取り戻すことになったのですね。

その後、陸鳶は李擁の依頼で北烈に密偵として潜入する決意をしました。弟の陸時も前線へ向かうことになり、祖父は姉弟を送り出しました。

沈不言は陸鳶から玉佩を返されれて歴史を変えようとしたのは失敗した事を知ります。陸鳶は帰りを待っていてほしいと言い残しますが、沈不言は彼女が元啓の変で死ぬと思っているのですから、つらい別れです。

李擁の最期と史書に記された嘘

現代に戻った沈不言は楚同裳の子孫から陸鳶が元啓の変を生き延びていたことを知らされます。

実は楚同裳が転んだときに防衛図を偽物と交換していたのです。北烈は偽の情報に従って攻撃したため、作戦に失敗しました。

李擁は北烈に殺されますが、史書では国に尽くした賢相とされていました。

裏切り者が忠臣として称賛され、国を守った陸鳶が妖后として非難されるとは、ひどい話です。歴史小説家の沈不言が史書を信じて陸鳶を誤解していたのも皮肉ですね。

陸鳶の処罰と楚同裳の選択

陸鳶は元啓の変を生き延びましたが、後に楚同裳によって処罰されていました。

長年の戦乱に苦しむ民衆が妖后の処罰を求めて陸鳶自身もその要求を受け入れたというのです。でも、国を守るために働いてきた陸鳶が、なぜ民衆の不満を引き受けて死ななければならないのでしょうか。しかも楚同裳は自分を育ててくれた陸鳶を処罰しています。政治的な事情があったとしても、簡単には納得できません。

陸鳶はその後も上巳節に願いを掛け、沈不言との再会を待っていました。そして沈不言が最初に見た城楼の場面は死を迎える陸鳶との再会だったと分かります。

沈不言にとっては初めての出会いなのに、陸鳶にとっては最後の出会いだったのですね。

陸鳶の名誉回復と最後の出会い

現代で発見された陸鳶の墓から、彼女の名誉を回復する詔書が見つかります。沈不言も史料を調べ直し、『南晟遺事』を書き直しました。

展示された箜篌と相思曲の楽譜を見た沈不言は笛で相思曲を奏でます。かつて玉佩と交換して贈った箜篌が、長い年月を経て再び沈不言の前に現れたのですね。

最後に登場するのは、白髪交じりの沈不言と幼い陸鳶です。沈不言は少女を家まで送り、好きな人を愛し、自分の望むことをするよう伝えました。

これまで沈不言は陸鳶を救おうとして過去へ向かいましたが、最後には彼女が沈不言を知る以前の時代にたどり着きました。

幼い陸鳶は再会を約束しますが、振り返ると沈不言の姿はありません。

陸鳶はこれから沈不言と出会うのに、沈不言は彼女との別れを経験しています。なんともやりきれない思いです。

 

『古相思曲』主要人物の結末

  • 沈不言(しんふげん): 現代の歴史小説家。陸鳶を救うため何度も過去へ向かいますが、彼女の死を防ぐことはできませんでした。現代で陸鳶の真実を知って歴史小説を書き直し、最後には幼い陸鳶と出会います。

  • 陸鳶(りくえん): 後世に妖后と記された女性。北烈への潜入や国の防衛に協力しましたが、戦乱に苦しむ民衆の要求を受け入れて処罰されました。死後、名誉を回復する詔書が残されていたことが分かります。

  • 李擁(りよう): 晟国の有力者。北烈と通じていましたが、最後は北烈側に殺されました。史書には国に尽くした賢相として記録されています。

  • 楚同裳(そどうしょう): 陸鳶に育てられた皇族。防衛図を偽物と交換して北烈の作戦を失敗させました。しかし後に民衆の要求を受け、陸鳶を処罰する決断をしました。

  • 陸時(りくじ): 陸鳶の弟。姉が北烈への潜入を決意する一方、自らは前線へ向かうことになりました。

 

『古相思曲』最終回で気になる疑問

陸鳶はなぜ処刑されなければならなかったのか?

陸鳶は元啓の変を生き延びましたが、後年、楚同裳によって粛清されたと史書に記されていました。

劇中では長年の戦争で国が疲弊して民衆が妖后と呼ばれる陸鳶の処罰を求めたと言われてます。陸鳶は自分が責任をとって死ねば民衆が新しい皇帝の楚同裳を支持するようになると考えて死ぬことにしました。

でも、晟国が疲弊したのは北烈など他国との戦争のためです。陸鳶は前皇帝の皇后で直接政治を動かしていたわけで張りません。むしろ北烈の侵攻を防ぐために働いていました。彼女が戦争を始めたわけでも、民衆を苦しめる政策を行ったわけでもありません。

中国の歴史では政治に関わった女性が後世の史家によって悪女として評価されることがあります。陸鳶が妖后として史書に記されたことも、そのような歴史の常として描くなら納得できます。

でも、後世の史書で悪女とされることと、生きている陸鳶を処罰することは別問題です。

実際に処罰するのなら陸鳶が何らかの罪を犯したか、彼女の処罰を求める有力者たちに皇帝が逆らえないなど、それなりの理由が必要でしょう。

しかも楚同裳は陸鳶に育てられ、彼女が国を守ったことも知っています。その楚同裳自身が陸鳶の潔白を証明できると主張しているのですから、なおさら彼女を死なせる理由が分かりません。

結局は、陸鳶が妖后として死んだという結末から逆算して、処罰の理由を付け加えたようにも思えます。 陸鳶と沈不言の別れを悲劇として描きたかったのでしょうが、陸鳶の死に至る政治的な事情には、もう少し説得力がほしかったところです。

 

後世まで李擁が賢相に、陸鳶が妖后とされた理由は?

『古相思曲』では、歴史書に記された人物の評価と実際の行動が違っていたという設定が面白いですね。

陸鳶は妖后とされていますが、実際には国を守ろうとした女性でした。一方、李擁は賢相とされていますが、裏では敵国の北烈と通じていました。

沈不言が過去へ行って歴史書には書かれていない二人の真実を知るというのは歴史ミステリーとして面白いと思います。ただ、なぜ実際とは違う評価が後世まで伝わったのかについては、もう少し詳しく知りたかったところです。

李擁は若いころに功績を挙げて有能な宰相として評価されていました。しかし中国史では、かつて功績のあった臣下が晩年に謀反の罪を問われ、それまでの評価が大きく変わることもあります。

それなら、楚同裳が皇帝になった後も、なぜ陸鳶と李擁の評価は変わらなかったのでしょうか。

楚同裳は李擁の裏切りも、陸鳶が国を守ったことも知っていました。それでも李擁は賢相として称えられ、陸鳶は妖后として史書に記されています。

例えば、李擁の一派が朝廷に残っていたために真相を公表できなかったとか、楚同裳にも政治的な事情があったとか、何か理由があったのかもしれません。

さらに、陸鳶の墓からは彼女の名誉を回復する詔書が見つかっています。楚同裳は陸鳶の功績を認めていたのに、なぜその事実が後世に伝わらなかったのでしょうか。

歴史書に書かれた内容が必ずしも真実とは限らない、というのは興味深い題材です。だからこそ、誰がどのような事情で陸鳶を妖后とし、李擁を賢相として記録したのか、その経緯も見てみたかったですね。

沈不言が歴史小説家という設定だけに、歴史書の記述と実際の出来事が食い違った理由まで描かれていれば、さらに面白い作品になったのではないかと思います。

陸鳶は沈不言と出会わない方が幸せだったのでは?

沈不言は陸鳶を救うために何度も過去を訪れました。でも、彼が過去へ向かうたびに陸鳶との記憶が食い違い、陸鳶は自分との思い出を知らない沈不言に何度も出会うことになります。

陸鳶は若い頃に彼と出会ってから、ずっと彼との再会を願い続けました。元啓の変を生き延びた後も上巳節には願掛けをしていたのです。

でも陸鳶にとって沈不言との出会いは、本当に幸せだったのでしょうか。

沈不言と出会わなければ、陸鳶はいつ戻ってくるか分からない男性を何年も待つ必要はなかったはずです。別の人を愛して別の人生を選んでいたかもしれません。

もちろん沈不言が法律や地理を教え、周家の軍馬密売を告発する手助けをしました。陸鳶の活躍に彼の手助けがあったのも確かですが。それってますます陸鳶を政治や争い場で活動させることにもなりますよね。

結局、沈不言が何度も過去に介入した結果、陸鳶の運命がよい方向に変わったとは言い切れません。彼女の死を防ぐことはできませんでしたし、陸鳶は長い年月の間、沈不言を待ち続けることになりました。

特に皮肉なのは、最後に沈不言が幼い陸鳶と出会う場面です。沈不言にとっては最後の出会いですが、陸鳶にとっては最初の出会いでした。

彼は別れの悲しみを知っているのに。幼い陸鳶が自分を知るきっかけをわざわざ作ったのです。幼い子に刷り込みしてどうする?

脚本としては、悲しい結末が待っていても愛した時間には意味がある、という恋愛を描きたかったのでしょう。

でも沈不言が陸鳶を救おうとしたことが、かえって彼女の悲しみを増やしたようにも思えます。

陸鳶にとって何が幸せだったのかも考えさせられる結末でした。

 

『古相思曲』はハッピーエンド?

『古相思曲』の最終回は、陸鳶の死を避けられなかったという点では悲しい結末です。

沈不言は彼女を救うために何度も過去を訪れました。でも陸鳶は元啓の変を生き延びた後、妖后として処罰されました。沈不言と陸鳶が同じ時代で一生を共に過ごすこともありませんでした。

でも陸鳶は楚同裳と協力して北烈の侵攻を防ぎました。現代では陸鳶の名誉を回復する詔書が発見され、沈不言も『南晟遺事』を書き直します。

二人が一緒に暮らす願いはかなわなかったものの、陸鳶が国を守った事実は後世に伝えられることになりました。

陸鳶の生涯や恋愛としては悲劇ですが、沈不言が彼女の名誉を回復することができた。という点は良かった面もあるのでしょう。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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