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古相思曲 5話・6話・7話 陸鳶の入宮と皇帝の異変

沈不言が21歳の陸鳶と再会。彼女を宮廷の争いから守ろうとします。でも陸鳶は皇帝の北伐を阻止しようと考え、李擁の陰謀を知ると皇帝を守るために宮廷へ入ることを決めました。

それにしても、皇帝の楚沐が陸鳶に鳳牌を渡して求婚したかと思えば、今度は薬草の影響で自分を子供だと思い込んでしまうとは。いくら架空の王朝とはいえ、皇帝に関する設定が少々都合よすぎる気がします。

 

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古相思曲 5話 21歳の陸鳶との再会

沈不言と21歳の陸鳶の再会

現代に戻った沈不言は自分が書いた『南晟遺事』に陸鳶の死と悪評が残っていることを知ります。何とか彼女を救おうと再び過去へ向かうのでした。

今度は元啓元年の上巳節にやってきました。21歳の陸鳶は鏡花楼で箜篌を演奏していました。そこへ皇帝の北伐に反対して兵に追われている李擁が現れたので、陸鳶は彼を助けました。

ところが仮面を着けた沈不言が現れ、李擁を殺そうとします。そこに陸鳶が間に入ったため暗殺は失敗します。

後の李擁を知っていると、若い陸鳶が彼を守ろうとするのはもどかしいですね。このときの陸鳶にとっては大事な恩人ですから仕方ありませんけれど。まだ何も起きていないのに李擁が国を裏切ると言われても、陸鳶には信じられないでしょう。

李擁をめぐる二人の口論

陸鳶は刺客の正体が沈不言だと知ると、3年ぶりの再会を喜びました。沈不言は上巳節の街歩きに誘いますが陸鳶は李擁を襲った理由を尋ねます。

沈不言は李擁が将来国を裏切ることを知っていますが、陸鳶は恩人を信頼しているため、二人は言い争いになってしまいました。

せっかく再会できたのに、いきなり口論とは。

幻灯機を使った仲直り

沈不言は自作の幻灯機を使って『詩経』の言葉を窓に映し、さらに卵に顔を描いて陸鳶に謝罪しました。陸鳶も彼の気持ちを受け入れ、二人は仲直りします。

南夢湖での暮らしと陸鳶の約束

沈不言は陸鳶を宮廷の争いから遠ざけるため、故郷の南夢湖で一緒に暮らそうと提案しました。陸鳶も喜んで受け入れ二人は倚華たちと料理を作ったり、願掛けをしたりして楽しく過ごします。

沈不言としては陸鳶が都から離れて暮らせば、歴史書に記された悲劇も避けられると考えたのでしょう。

ところが陸鳶には皇帝の前で箜篌を演奏する予定がありました。彼女は皇帝の徴兵計画を阻止するため、都へ帰るつもりだったのです。

沈不言は陸鳶を宮廷から遠ざけようとしているのに、陸鳶自身は皇帝の思惑を変えようとしているとは、困ったところですね。

 

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古相思曲 6話 皇帝が正気を失い陸鳶が入宮

沈不言の献策と楚沐の求婚

陸鳶は北烈への出兵を阻止するため、楚沐を鏡花楼に招き戦争で犠牲になった人々の話を箜篌の演奏とともに伝えました。

しかし楚沐は出兵を諦めません。そこで沈不言が大勢の民を徴兵する代わりに、優れた武具を持つ精鋭を育てる軍備強化策を提案します。

楚沐は沈不言の軍備強化策に興味を持ち、彼を丞相にしようと考えます。さらに陸鳶には鳳牌を渡して求婚しました。陸鳶と陸時が反対しても聞き入れず、鳳牌を残して立ち去ってしまいます。

鳳牌を渡して求婚とは随分といい加減ですね。皇帝が個人的に陸鳶を気に入ったからといって、一方的に皇后にしようとするのは無理があります。

陸鳶も陸時も反対しているのに、これでは周囲の人々も皇后として認めようとは思わないでしょう。皇帝の気まぐれで結婚を決めたようにしか見えません。陸鳶が宮廷で反発を受けるとしたら、その原因を作ったのは楚沐自身ですね。

趙啓龍と李擁の陰謀

沈不言は楚沐の馬車に北烈の趙啓龍が乗っているのを発見します。

その後、趙啓龍は李擁に皇帝を殺し、弟の北安王を利用する計画を持ちかけました。李擁も同意して二人は薬草を使って楚沐の頭痛を悪化させます。

李擁は北烈の趙啓龍と手を組んで皇帝を殺そうとしていたとは。

皇帝の異変と偽の勅旨

紫光殿で楚沐が倒れ、沈不言と陸鳶が助けに駆けつけると李擁が勅旨を偽造していました。

突然、楚沐が目を覚ましたため李擁は驚きますが、楚沐は自分を子供だと思い込んで正常な判断ができなくなっていました。李擁はそんな皇帝を利用して国政を担当しようと考えます。

皇帝を殺そうとしていた李擁にとっては、楚沐が正気を失ったのも都合がよかったのでしょう。皇帝が生きていれば、その名を利用して命令を出すこともできますからね。

それにしても、頭痛を悪化させる薬草のはずが、子供になってしまうとは極端な薬ですね。

 

陸鳶の入宮と沈不言の決断

李擁は陸鳶に掌宮として皇帝の世話をするよう求めました。陸鳶は皇帝を守って李擁の罪を明らかにするために認めました。

沈不言は入宮に反対しますが、陸鳶は別れを告げて出発します。ところが馬車を動かしていたのは沈不言でした。彼は陸鳶を説得したあと、彼女の決断を尊重して一緒に宮廷へ行くことにしたのです。

沈不言は陸鳶を宮廷から遠ざけようとしていましたが、彼女が自分の意思で皇帝を守ろうとしている以上、引き留めるのは難しいでしょう。こうなったら側にいて助けたほうがよいということなんでしょうね。

しかし、その途中で沈不言が突然胸を押さえて苦しみ始めます。ようやく陸鳶と一緒に行動できることになったのに、今度は沈不言の体に異変が起きるとは。この症状は過去への移動と何か関係があるのでしょうか。

 

古相思曲 7話 陸鳶が軍馬密売を告発

相思曲と沈不言の授業

18歳の陸鳶は沈不言が吹いていた曲を聞いて驚きます。それは自分がまだ完成させていない相思曲だったからです。陸鳶が正体を尋ねると、沈不言は彼女を守るために知識を教えたいと申し出ました。

陸鳶は沈不言から法律や地理を学び『詩経』を使った暗号も覚えます。

沈不言は未来で陸鳶がどんな目に遭うのか知っているので、彼女が自分で身を守れるようにしたいのでしょう。でもまだ完成してない局を吹いたりしたら不審がられませんかね。

陸鳶による周家の告発

陸時は周公子から妾になるよう迫られた倚華を助けたので私刑を受けてしまいます。さらに陸時の入隊を知らせる使者が来ても周公子は証書を取り上げて妨害しました。

そこで陸鳶は倚華の代わりに周公子と結婚すると申し出て周家の屋敷に入ります。しかし目的は周家が軍馬を密売している証拠を探すためでした。

陸鳶は北烈宛ての書状を発見して持ち出し節度使の李擁に告発します。その結果、軍馬を死なせた罪を着せられていた倚華の父の無実が判明、牧監と周公子は捕らえられました。

沈不言から学んだことも役に立ったのでしょうが、陸鳶自身も大胆です。ただ、周家を告発した相手が李擁というのは気になります。沈不言は李擁が将来国を裏切ると知っていますが、この時代の陸鳶にとっては頼りになる人物なんですね。

沈不言の別れと陸鳶の答え

陸鳶が自分で問題を解決できると知った沈不言は彼女のもとを去ろうとします。しかし離れたあとも近くで見守り続けて山で陸鳶を助けた際に倒れてしまいました。

陸鳶は沈不言を看病しますが、回復すると彼はまた出ていこうとします。すると陸鳶は別れることが決まっていても、残された日々を一緒に過ごしたいと伝えました。

陸鳶の言葉を受け入れた沈不言は、南夢湖で暮らすことにしました。そして玉佩と交換した箜篌を陸鳶に贈るのでした。

 

登場人物

  • 沈不言(しんふげん): 現代から過去へ来た歴史小説家。陸鳶を宮廷の争いから遠ざけようとしますが、彼女の決意を受け入れて協力します。さらに過去の18歳の陸鳶にも法律や地理を教え、彼女が自分で身を守れるよう手助けします。

  • 陸鳶(りくえん): 箜篌を得意とする女性。21歳のころには皇帝の北伐を阻止しようとし、李擁の陰謀を知ると掌宮として入宮を決めます。18歳のころには周家の軍馬密売を告発して倚華の父の無実を証明しました。

  • 楚沐(そもく): 晟国の元啓皇帝。北烈への出兵を望み、陸鳶に鳳牌を渡して求婚します。しかし李擁たちの陰謀で正常な判断ができなくなり、国政を李擁に利用されかねない状態になります。

  • 李擁(りよう): 晟国の節度使。18歳の陸鳶にとっては周家の不正を取り締まってくれた恩人ですが、のちに北烈の趙啓龍と手を組み、皇帝を害して国政を担当しようとします。

  • 陸時(りくじ): 陸鳶の弟。倚華を助けたため周公子から私刑を受け、軍への入隊も妨害されます。楚沐が姉に求婚した際にも反対しました。

  • 趙啓龍(ちょうけいりゅう): 北烈の人物。李擁に皇帝の殺害と北安王の利用を持ちかけ、薬草を使って楚沐の頭痛を悪化させます。

  • 倚華(いか): 陸鳶と親しい女性。周公子から妾になるよう迫られますが、陸鳶が周家の不正を告発したことで、父に着せられていた罪も晴れました。

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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