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紅き真珠の詩 最終回(40話)燕子京の生死と蘇幕遮の結末

中国ドラマ『紅き真珠の詩』は、珠奴として働いていた端午が自由を手に入れ、蘇幕遮と名乗って宝石商になる物語です。

最終回の第40話「悔いなき人生」では、燕氏一族の冤罪が晴れ、蘇幕遮は宝石商として大きな成功を収めます。しかし、燕子京の毒を治す方法は見つかりませんでした。

燕子京は亡くなったのでしょうか。蘇幕遮はその後どうなったのでしょうか。

最終回のあらすじと二人の結末、40年後の蘇幕遮についてネタバレありで紹介します。

他のエピソードを見たい方は
紅き真珠の詩 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

この記事にはネタバレがあります。

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最終回直前までの出来事

鄭世元は崔灼華を人質にして鄭家から逃げようとしました。燕子京が話しかけて注意を引き、蘇幕遮が矢を放って鄭世元の腕に命中させます。崔灼華は奪い返した短剣で鄭世元の首を刺し、鄭世元は死亡しました。

張晋然が鄭世元の遺体から発見した帳簿には、鄭家や崔家、郢王と驪龍盗の取引が記されていました。郢王は密売で得た利益を使って私兵を養っていた疑いがあり、尉遅無意に毒を盛って血珠と宝のありかを聞き出そうとしていました。

張晋然は尉遅無意を捕らえ、郢王の罪について供述させます。尉遅無意は解毒薬と証言を引き換えに釈放を求めましたが、燕子京は多くの人を殺した尉遅無意を釈放すべきではないと主張しました。

張晋然は郢王を逮捕し、尉遅無意とともに長安へ護送します。その際、燕氏一族の冤罪を晴らすことを燕子京に約束しました。

一方、燕子京は毒の影響で時折目が見えなくなり、体調も悪化していました。蘇幕遮は明鏡台で商売を続け、賽宝会に出品するための七彩瑠璃も完成します。

犯罪に関わった者たちは捕らえられましたが、燕子京の命を救う方法はまだ見つかっていませんでした。

燕子京は蘇幕遮

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『紅き真珠の詩』最終回・第40話のあらすじ

燕子京の病状と蘇幕遮との約束

燕子京は毒の症状が悪化、激しい痛みに苦しんでいました。蘇幕遮に苦しむ姿を見せたくないため、まだ動けるうちに別れるつもりです。

一方、蘇幕遮は燕子京のために帯を作りますが以前より腰が細くなっていることに気づきます。

蘇幕遮は一緒に旅をしたいと望みますが燕子京は賽宝会への出品を勧めます。そして二人は七彩瑠璃で太平尺を作ることにしました。

自分が亡くなった後の財産まで用意している燕子京。でも、そこまで考えているなら蘇幕遮に相談してもいいのでは?

夜市での幸せな時間

燕子京は蘇幕遮を夜市へ連れて行きます。二人は人々から祝福され手を取り合って踊りました。

ようやく普通の恋人同士のように過ごせるようになった二人ですが、燕子京の病気を考えると、素直に喜べないのが残念です。

燕氏一族の名誉回復と解毒薬

長安から戻った張晋然は皇帝の詔を読み上げ、燕氏一族の冤罪が晴らされたことを知らせます。

ところが尉遅無意は解毒薬の作り方を明かさずに死亡。宮廷の医師にも治療できませんでした。

さらに張晋然は蘇幕遮がすでに燕子京の病状を知っていたと明かします。

なんだ、知っていたんですね!蘇幕遮も名医を探していたのに、なぜ二人とも黙っているのでしょうか。

二人で食べる長生粥

燕子京は蘇幕遮のために長生粥を作り、これからは自由に生きてほしいと伝えます。

しかし蘇幕遮は離れたくないと訴えて、二人は抱き合って涙を流しました。

燕子京は蘇幕遮の幸せを願っているのでしょう。でも本人が一緒にいたいと言っているのにょうね。

賽宝会の優勝と行首の選出

賽宝会では明鏡台の七彩瑠璃の太平尺が第一位に選ばれます。

さらに崔灼華が蘇幕遮を推薦して商人たちは彼女を新しい行首に選びました。

ところが蘇幕遮は辞退、崔灼華を推薦します。

崔灼華は以前から行首になりたがっていましたから、本人にとっては願ってもない話です。かつて争っていた二人が互いを推薦するとは、ずいぶん変わりましたね。

蘇幕遮の旅と燕子京の結末

蘇幕遮は燕子京の商隊を受け継ぎ、各地を旅しながら交易を続けました。その年月は40年にも及びます。

ところで燕子京はどうなったのでしょうか?

最後まで死亡場面は描かれず、葬儀もありません。蘇幕遮が一人で旅を続けているので、おそらく亡くなったのでしょう。

でも、ここまで二人の関係を描いてきたのに、燕子京の最期は視聴者の想像に任せるんですか?

蘇幕遮が自由な商人として生きていく結末はいいと思います。でも燕子京と一緒に旅をする約束はどうなったのか。そこはもう少し描いてほしかったですね。

 

『紅き真珠の詩』主要人物の結末

蘇幕遮(スー・ムージョー)

賽宝会で明鏡台の太平尺が第一位となり、揚州宝石行の行首にも推薦されます。しかし行首は辞退し、崔灼華に任せました。その後は燕子京の商隊を引き継ぎ、40年にわたって各地で交易を続けました。

燕子京(イエン・ズージン)

張晋然が持ち帰った皇帝の詔により、燕氏一族の冤罪が晴れました。しかし毒を治す方法は見つからず、蘇幕遮との別れを考えます。最後に二人が抱き合う場面はありますが、死亡する場面や葬儀は描かれていません。

崔灼華(ツイ・ジュオホワ)

鄭世元に傷つけられながらも生き延び、最後は蘇幕遮の推薦を受けて揚州宝石行の行首となりました。以前は崔十九と呼ばれ、蘇幕遮と商売で争っていましたが、最終回では互いの商才を認める関係になっています。

張晋然(ジャン・ジンラン)

郢王と尉遅無意を長安へ護送し、燕氏一族の冤罪を晴らしました。宮廷の医師にも燕子京の治療を相談しましたが、解毒方法は見つかりませんでした。賽宝会では会を取り仕切り、蘇幕遮たちの作品を審査する場に立ち会います。

尉遅無意(ユーチー・ウーイー)

郢王の罪を証言した後、解毒薬の作り方を明かさないまま亡くなりました。死亡時の詳しい状況は、提供されたシナリオには記されていません。

郢王

鄭家や崔家、驪龍盗との取引に関与していたことが明らかになり、張晋然に捕らえられました。尉遅無意とともに長安へ護送されますが、その後にどのような刑罰を受けたのかは分かりません。

鄭世元

最終回直前、崔灼華を人質にして逃亡を図りましたが、蘇幕遮の矢を腕に受け、崔灼華に短剣で首を刺されて死亡しました。遺体から発見された帳簿は、郢王たちの不正を明らかにする証拠となりました。

 

最終回の注目点:燕子京は最後に死亡したの?

燕子京は毒によって体力が衰え、激しい痛みに苦しんでいました。尉遅無意が死亡したことで解毒薬の入手もできなくなり、宮廷の医師たちにも治療方法が見つかりませんでした。

燕子京自身も自分の死を考え、蘇幕遮に財産を残す準備をしていました。最終回には燕子京の死亡場面も葬儀もありません。そしてラストでは蘇幕遮が商隊を率いて旅を続けています。

ここまでくれば燕子京はもう死んでると思うしかないでしょう。

 

『紅き真珠の詩』はハッピーエンド?

『紅き真珠の詩』は蘇幕遮は商人としては成功しました。

でも燕子京と一緒になることはできませんでした。それだけを見ればハッピーエンドとはいえないでしょう

燕子京は一族の冤罪を晴らし、長年の目的を達成しました。でも解毒薬は得られず、蘇幕遮と一緒に旅をするという約束も叶いませんでした。

蘇幕遮も燕子京のそばにいることを望んでいました。長生粥を食べながら抱き合って泣く場面では、お互いに離れたくない気持ちが伝わってきます。

でも鄭世元は死亡し、郢王と尉遅無意の犯罪も明らかになりました。燕氏一族の名誉が回復され、蘇幕遮を苦しめていた事件には決着がつきます。

蘇幕遮は賽宝会で第一位を獲得し、その後も40年間商売を続けました。かつて自由を求めていた端午が自分で行き先を決めて旅をできるようになったのです。ここは幸せな結末といえます。

『紅き真珠の詩』最終回まで見た感想

『紅き真珠の詩』を最終回まで見ました。端午が奴婢から商人になるという設定は面白かったですし、燕子京の復讐劇も見応えがありました。

ただ、最後まで見て残念だったのは端午と燕子京の恋愛描写です。

趙露思と劉宇寧の組み合わせは良かったですし、劉宇寧が演じる燕子京も魅力的でした。劉宇寧はこういう影のある男を演じさせるとハマりますね。

でも、二人の恋愛については最後まで納得できない部分がありました。

端午と燕子京はいつの間にそんなに好きになった?

燕氏隊商で端午が商売を学んで燕子京が彼女の度胸や商才を認めるようになったのはわかります。最初は燕子京に反発していた端午も彼の商人としての能力を認めるようになりました。

ここまではいいんです。

でも、商人として相手を認めることと、恋愛感情を抱くことは別でしょう。

一緒に仕事をしているうちに相手を好きになることはあると思います。でも、二人が深く愛し合うようになった経緯があまり描かれてない。急に親しくなったように見えました。

いつ、そこまで好きになったんでしょうか?

もちろん恋愛ドラマですから、主人公とヒロインが恋人になるのは予想できます。でもその描写を省略していいわけではないと思うんですよね。

燕子京はなぜ端午に何も説明しないのか?

燕氏隊商が襲撃された後の燕子京の行動にも納得できませんでした。

燕子京は端午を復讐に巻き込まないため、事情を説明せずに彼女を突き放します。

端午を守りたいという気持ちはわかります。燕子京の敵は危険な相手ですし、自分と一緒にいれば端午まで命を狙われる可能性があります。

でも、それなら事情を説明すればいいじゃないですか。

しかも端午は襲撃で小蝦米たち大切な仲間を失っています。端午だって悲しいし、苦しいはずです。そんなときに燕子京まで突然冷たくなるとは。

端午が何をしたいのでしょうか?

中国ドラマではよくありますよね。恋人を守るために男が自分だけ犠牲になり、わざと冷たくして相手に嫌われようとする展開。

本人は相手のためにやっているつもりなのでしょう。

でも、事情を説明せずに勝手に別れを決めるのは、相手の気持ちを無視していませんか?

しかも端午は、自分の意思で奴婢の生活から抜け出し、危険を承知で商売を始めているんです。燕子京の復讐に協力するかどうかも、端午自身が決めればいいことです。

それを燕子京が勝手に決めてしまうとは。

端午を守りたいのか、自分が端午を失うのが嫌なのか。どちらなんでしょうね。

まあ、好きな女性を危険な目に遭わせたくないという気持ちは理解できます。でも、だからといって相手の意思を無視していい理由にはならないでしょう。

人づてに事情を聞いただけで仲直り?

燕子京が端午を突き放した後、二人がどうやって仲直りするのかも気になっていました。

ところが端午は人づてに事情を知ると、燕子京の行動を理解してしまいます。

いや、それでいいの?

燕子京が端午を守ろうとしたことはわかります。でも、だからといって突然冷たくされたことまで簡単に許せるのでしょうか。

そもそも燕子京は、端午がどれほど傷ついたのかを理解しているのでしょうか?

二人が直接話し合ったり、感情をぶつけ合う場面がもっとあれば良かったのですが、そうした描写が十分にないまま再び親しい関係になっていきました。

登場人物の気持ちより、恋愛ドラマによくある展開を優先しているように思えてしまいました。

最終回の悲しい別れにも感情移入できなかった

最終回では燕子京がようやく復讐を果たします。

長年苦しんできた燕子京も、これで端午と幸せに暮らせるのかと思いました。ところが毒に侵された燕子京は端午と別れることになります。

ここまで苦労して、ようやく復讐を果たしたのに結局幸せになれないんですか。

もちろん悲しい結末が悪いわけではありません。最後に二人が結ばれない恋愛ドラマもありますし、それはそれでいいと思います。

ただ、今回の場合は二人がいつの間にか深く愛し合い、燕子京が一方的に別れを決め、事情がわかると仲直りするという展開でした。

それだけに、最後の別れを見ても、期待していたほど感情移入できませんでした。

二人がそこまで愛し合うようになった理由を、もっと見せてほしかった。

俳優二人の演技が良かっただけに、なおさら残念でした。

端午の商売をもっと見たかった

もう一つ残念だったのは、端午自身の商売の話が思ったほど多くなかったことです。

『紅き真珠の詩』は合浦で真珠を採らされていた奴婢の端午が自由を手に入れ、商人として成功を目指すところから始まります。

この設定は面白かったですね。

中国時代劇では主人公やヒロインが最初から名門の出身だったり、皇族や高官の家族だったりする作品が多いです。そんな中で端午のように奴婢から商人になる女性を主人公にしたのは珍しいと思います。

燕氏隊商で商売を学び、揚州で明鏡台を開くところまでは良かったです。

ところが明鏡台を開いてからも鄭家の妨害や燕子京の復讐に関係する事件が次々と起こります。

もちろん商売には競争相手がいますし、嫌がらせを受けることもあるでしょう。燕子京の復讐劇がある以上、端午も敵との争いに巻き込まれるのは仕方ありません。

でも、商売を始めるたびに誰かが妨害してくるという展開は、さすがに多すぎませんか?

端午が新しい商品を考えたり、取引先を開拓したり、客の求めるものを考えて商売を成功させたりする話をもっと見たかったです。

せっかく商才のあるヒロインなのですから、敵の嫌がらせに対処するだけではもったいない。

商売上の失敗なら、端午自身が経験を積んで解決することもできます。競争相手が優れた商品を売り出して、端午が対抗するという話でも面白かったと思います。

ところが実際には、燕子京の復讐相手が関係していたり、理不尽な妨害を受けたりする事件が多い。

これでは端午の商売より、敵をどうやって倒すかという話になってしまいます。

復讐劇は面白かったけど、端午が主人公だったはずでは?

燕子京の過去や復讐劇そのものは面白かったです。劉宇寧の演技も良かったですし、燕子京という人物にも魅力がありました。

ただ、全40話を見終わって思ったのは端午が商人として活躍する話をもっと見たかったということです。

奴婢だった端午が自分の力で商売を始め、いろいろな失敗を経験しながら一人前の商人になっていったり。そんな話でも十分に面白かったのではないでしょうか。

最終回で端午が自分の意思で旅を続ける結末は良かったと思います。燕子京を失っても商人として生きていくというのは、端午らしい選択でした。

でも、そこにいくまでに端午自身が商売で成功する話をもっと描いてほしかったですね。

奴婢から商人になるという面白い設定で始まったのに、結局、恋愛と復讐の話が中心になってしまった。

そこが『紅き真珠の詩』を最後まで見て、一番もったいないと感じたところです。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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