何惟芳が秦勝意や朱福と協力して牡丹の商売を広げていきます。さらに三人は義姉妹の契りまで結びました。
死んだはずの何惟芳を見つけた劉暢は復縁を求めます。吉安県主と結婚したのに、今さら何惟芳に何を求めているのでしょうか。秦勝意の元夫・王擎も復縁を断られると嫌がらせを始めるのでした。
何惟芳は蒋長揚が貧しい子供たちの世話をしていることを知ります。賄賂を堂々と受け取っているのに、裏では人助けまでしているとは。ますます蒋長揚の本当の目的が気になります。
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国色芳華 10話
何惟芳の商売と秦勝意への授業
何惟芳は庭に生えている馬歯莧を客に10文で自由に摘ませる商売を始めます。秦勝意は自分たちで採って売った方が儲かるのではと疑問に思いますが、何惟芳はその時間を牡丹の栽培に使った方が利益になると説明します。
さらに何惟芳は秦勝意に文字と計算を教え始めます。使用人として働かせるより、一緒に商売ができるように育てようというわけです。
蒋長揚の屋敷に並ぶ献上品
瓊台玉露の世話をするため蒋家を訪れた何惟芳は献上品を持った役人たちが列を作っているのを目撃します。
普通なら人目を避けそうなものですが、蒋長揚は堂々と贈り物を受け取っています。
何惟芳は蒋長揚がわざと悪評を広め、別の目的を隠しているのではないかと推理します。
確かに怪しい。でも何惟芳もそこまで気付いているのに詳しく聞こうとしません。余計な事情に関わりたくないのでしょうか。
名画で恥をかいた劉暢
劉暢は吉安県主とともに名家を訪問。手土産に呉道玄の絵を用意しますが、相手は画家本人と親しく、作品も何点も所有していました。
せっかくの名画も相手にとっては珍しくありません。劉暢も自信満々だっただけに恥ずかしいですね。名家との付き合いも大変です。
ところが屋敷で見かけた牡丹が気になり、売り主を探しに市場へ向かいます。
劉暢と何惟芳の再会
市場で揉め事を収めようとする何惟芳を見かけた劉暢は、死んだはずの妻が生きていたと知って驚きます。
追いかけてきた劉暢は、自分は両親とは違うと弁明し、償いたいと言います。
でも何惟芳からすれば、劉家に持参金を狙われたことは忘れられません。今さら償うと言われても困りますよね。
そもそも劉暢は吉安県主と結婚しているのに、何惟芳との関係をどうするつもりなのでしょうか。自分の気持ちばかり優先しているように思えます。
何惟芳が復縁を拒むのも当然でしょう。
三郎による高級牡丹の災難
何惟芳は高価な牡丹「火燿金丹」を手に入れて育て始めます。
ところが蒋家から凧が飛んできたうえ、それを追いかけてきた三郎が牡丹の上に落ちてしまいました。
せっかく手に入れた高級牡丹がこの有様。花を商品にしている何惟芳にとっては大損害です。
蒋長揚の屋敷に関わると、何かと面倒なことが起こりますね。今度はいったい誰が弁償するのでしょうか。
国色芳華 11話
王擎の復縁要求と秦勝意の拒絶
秦勝意の前に元夫の王擎が現れ、もう暴力は振るわないと約束して復縁を迫ります。しかし何惟芳は以前にも同じ約束をしたのではないかと指摘。秦勝意もきっぱり拒絶します。
暴力を振るった男が謝罪してまた一緒に暮らそうと言うのって、信用できないパターン。秦勝意が自分で稼げるようになった途端に戻ってくるのも怪しいですね。
秦勝意の贈り物と母の思い出
秦勝意は自分で稼いだお金で何惟芳に服を贈ります。二人は街へ出かけ、何惟芳は母の肖像を絵師に描いてもらいました。
秦勝意も以前とは違い自由に買い物ができるようになりました。何惟芳も喜んでいますし、ようやく二人の暮らしが落ち着いてきたようです。
ところが王擎はまだ諦めていませんでした。
枯れた牡丹を持った客の襲撃
翌日、枯れた牡丹を持った客たちが押しかけて返金を要求します。原因は水の与えすぎによる根腐れ。それなのに悪い花を売ったと騒ぎ始めます。
しかも裏で客をあおっていたのは王擎でした。
自分たちの育て方が悪いのに、なぜ売った店の責任になるのでしょうか?
王擎も復縁を断られた腹いせに営業妨害とは。こんなことをして秦勝意が戻ってくると本気で思っているのでしょうか。
百刻香と何惟芳の反撃
客たちは何惟芳の家まで押しかけ、花や家具を壊してしまいます。何惟芳は母から教わった百刻香を焚いて気持ちを落ち着かせました。
そして客の前に現れると牡丹の代金は全額返すと約束。その代わり壊した品物は弁償するよう要求します。拒否するなら役所へ訴えると言われ、客たちも黙るしかありません。
ただ、牡丹が枯れたのは客の責任です。全額返金まで必要だったのでしょうか。商売の信用を守るためとはいえ何惟芳も大変ですね。
蒋長揚の金魚と牡丹
蒋長揚は献上された金色の魚が隠れて出てこないことで困っていました。何惟芳は牡丹の花びらを使って魚を誘い出します。
蒋長揚も何惟芳が客に対応する様子を見ていましたが、出資を取りやめるつもりはないようです。
それにしても蒋長揚は今度は金魚ですか。役人たちから贈り物を受け取るのも楽ではありませんね。
牡丹の香粉と朱福の登場
何惟芳は孫おばさんに牡丹を使った香粉を作ろうと提案します。そこで出会った娘の朱福は力が強く、香りにも詳しい女性でした。
王擎の仲間が秦勝意の玉佩を使って悪事を企むと、朱福は男の体についた香料の匂いに気付いて追い払います。
王擎がまだ嫌がらせを続けているのが気になります。秦勝意がはっきり断っているのに、いつまで付きまとうつもりなのでしょうか。
国色芳華 12話
財神像の前で結ぶ義姉妹の契り
何惟芳、秦勝意、朱福は義姉妹になることにしました。正式な儀式は準備が大変なので、財神像の前で誓いを立てることにしました。
三人が願うのは、同じ日に死ぬことよりも一緒に豊かになること。
商売人らしい誓いです。
牡丹の香粉作りと意外な販売方法
三人は孫おばさんから香粉作りを教わります。何惟芳は材料費が増えても牡丹の香りを残すことにこだわりました。
ところが秦勝意は淡い香り、朱福は強い香りが好み。意見が一致しません。
そこで何惟芳は客が自分で香りを調合できる方法を考えます。これが大当たり。香粉は飛ぶように売れ、高価な牡丹の肥料代まで取り戻しました。
寧王に対抗する徐祖平の改革案
皇帝は体調不良で朝議を欠席しました。代わりに政務を扱う寧王に徐祖平は役人の登用制度を改めるよう求めます。
家柄より能力を評価しようという提案ですが、寧王は徐祖平を排除しようと考えます。
一方、劉暢は苦労して水害対策の策論を書き上げますが、寧王は読もうともしません。
娘の吉安県主を大切にしていればいいというわけです。劉暢も政治で活躍したいのでしょうが、寧王にとっては娘婿以上の役割を期待していないようです。これでは張り合いがありませんね。
鮮花餅と玉露の思い出
秦勝意が作った鮮花餅を食べた何惟芳は亡くなった玉露を思い出して涙を流します。
ところが残りの鮮花餅を蒋長揚が持っていったと知り、馬を借りて追いかけました。
そこで目にしたのは、蒋長揚が子供たちの生活費を負担して世話をしている姿でした。
普段は賄賂を堂々と受け取っている人物なのに、こんなことまでしていたとは。やはり何惟芳が推理したように、悪徳役人を演じているのでしょうか。
何惟芳も子供たちの入浴を手伝い、その代金は借金の利息から差し引いてもらいます。
こういうところは蒋長揚も抜け目がありませんね。
牡丹の売上と新しい店の計画
香粉は好調に売れ続け、栽培方法を改良した矮牡丹も返品されなくなりました。何惟芳は資金が貯まったら店を借り、新しい牡丹の品種も育てようと考えます。
商売は順調ですが、ここまで来るのに王擎の嫌がらせなど、ずいぶん苦労しました。それでも何惟芳は花を売るだけで満足せずに香粉を作って店まで持とうとしています。次はどんな商売を考えるのでしょうか。
登場人物
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何惟芳(か・いほう): 劉家を離れて牡丹の商売を始めた女性。秦勝意・朱福と義姉妹となり、牡丹の香粉を売って利益を得ます。劉暢から復縁を求められますが、きっぱり断りました。
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蒋長揚(しょう・ちょうよう): 皇帝に仕える官僚。役人たちから高価な献上品を受け取る一方、貧しい子供たちの生活費を負担していました。何惟芳の商売にも出資しています。
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秦勝意(しん・しょうい): 王擎と離縁した女性。何惟芳から文字や計算を学び、自分で収入を得られるようになりました。王擎との復縁を拒み、何惟芳・朱福と商売を続けます。
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朱福(しゅ・ふく): 孫おばさんの娘。力が強く、香料の知識も豊富です。何惟芳・秦勝意と義姉妹になり、香粉の製造と販売に参加します。
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劉暢(りゅう・ちょう): 何惟芳の元夫で吉安県主の夫。何惟芳が生きていると知って復縁を求めますが拒絶されます。寧王に水害対策の策論を提出しようとするものの、相手にしてもらえません。
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王擎(おう・けい): 秦勝意の元夫。暴力を振るわないと約束して復縁を求めますが拒否され、客を利用して何惟芳たちの商売を妨害します。
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寧王(ねいおう): 吉安県主の父。皇帝に代わって政務を扱い、徐祖平の官吏登用改革に反対します。娘婿の劉暢にも政治での活躍を期待していません。
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