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国色芳華 4話・5話・6話 何惟芳が死を装い長安で再出発

何惟芳が劉家との婚姻を終わらせ、ついに洛陽を離れて長安へ向かいます。

玉露を死なせた件では劉家の執事だけが責任を負わされ、何惟芳は劉申まで責任を問えない自分の力不足を思い知らされました。それでも諦めず、吉安県主と手を組んで劉暢との密会を利用し、ついには役所へ離縁を訴えます。

しかし離縁を認めさせても劉家は何惟芳を逃がしてくれません。実家まで劉家側についたため、何惟芳は自分が死んだように見せかけて長安へ。ようやく自分の人生を始められると思ったのに、今度は戸籍を持たない女性という弱い立場を王擎に利用されてしまいます。

 

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この記事にはネタバレがあります。

 

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国色芳華 4話 

玉露の玉佩から劉家の執事を追及

洛陽の有力者たちが集まる宴で、何惟芳は穿魚が身につけている玉佩に気付きます。それは亡くなった玉露が持っていた品でした。

蒋長揚が調べると、玉佩は陳章を通じて劉家の執事から渡されたものだと判明します。しかも今回は大勢の客がいる前です。劉家も知らぬ顔では済ませられず、劉申は執事に責任を負わせて屋敷から追い出しました。

これで玉露の仇を討てたのかというと、何惟芳にはとてもそう思えません。結局、処分されたのは使用人一人だけです。玉露は命を失ったのに、それで終わりなの?とは思いますよね。

何惟芳自身も自分にはこれ以上の責任を取らせる力がないと分かっています。蒋長揚が「できることはした」と声をかけたのも、そんな彼女の気持ちを分かっていたからでしょう。

吉安県主が劉暢に復縁を迫る

そのころ吉安県主は劉暢を水玉亭へ呼び出していました。二人は以前は恋人同士でしたが、劉暢は今の吉安県主を受け入れようとしません。

昔の彼女とは変わり、今では県主という身分を使って周囲を従わせるようになった。それが劉暢には受け入れられないのでしょう。

それでも吉安県主は諦めず、過去に負った傷まで見せて今も劉暢を思っていると訴え、そのまま抱きつきます。

ここまで来ると吉安県主の気持ちはかなり強いです。でも劉暢本人が復縁する気になっていないので、彼女が押せば押すほど二人の考えの違いが目立ってきます。

何惟芳が密会を利用して離縁を要求

そこへ何惟芳が現れ、劉暢と吉安県主が一緒にいるところを人々の前にさらしました。

実は何惟芳と吉安県主は事前に相談していました。何惟芳は劉家から出たいし、吉安県主は劉暢を取り戻したい。目的が一致したため、二人でこの場面を作ったのです。

敵対していたはずの二人が手を組むのは意外でした。でも何惟芳にとっては吉安県主と争うより劉家から離れることの方が重要です。相手を利用できるなら利用する。このあたりはかなり現実的ですね。

何惟芳は人前で夫と吉安県主の関係を問題にして、その場で離縁を求めます。

ところが劉申は簡単には認めません。息子夫婦の仲より何惟芳が持参した財産の方が惜しいのでしょう。

 

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国色芳華 5話 

劉暢に襲われた何惟芳が蒋長揚を頼る

劉暢は何惟芳の部屋を訪れ、夫婦としてやり直したいと言います。ここまで何惟芳を妻として大切にしてきたわけでもないのに、離縁の話が現実になってから急に関係を修復しようとするのですから、ずいぶん都合のいい話です。

何惟芳はすでに劉家を出ると決めているため、劉暢の申し出を受け入れません。すると劉暢は逆上して何惟芳を押さえつけます。抵抗した何惟芳は負傷しました。

ただ、何惟芳はこの傷を離縁の材料に使おうと考え、自分で肩にも傷をつけて蒋長揚のもとへ向かいます。そこまでしないと劉家との婚姻を終わらせられないのかと思うと、何惟芳が置かれている立場も相当ひどいですね。

蒋長揚は傷を見ると何惟芳自身がつけたものまで見抜きます。それでも離縁を成立させるために協力しました。

県令が劉家をかばうなか何惟芳が離縁を訴える

翌日、何惟芳は役所へ出向き劉暢との離縁を正式に訴えます。

ところが県令は劉家の味方でした。何惟芳の訴えを聞くより、劉家をかばおうとします。

すると蒋長揚が役所の外に人々を集め、公平に裁くよう求める声を上げさせました。人目がある以上、県令も露骨に劉家だけを守るのは難しくなります。

さらに蒋長揚自身も何惟芳を助け、ようやく離縁が認められました。何惟芳にとっては、ここまでしてやっと手に入れた離縁です。

劉申の手下が離縁の証書を焼く

これで劉家から離れられると思ったのですが、劉申はまだ諦めません。劉申の手下は何惟芳を襲い、首を絞めて命まで奪おうとします。しかも離縁を証明する書類まで焼いてしまいました。

そこまでしますか。

何惟芳が劉家を出れば、劉家は何惟芳が持参した財産まで失います。それを防ぎたいのでしょう。

その何惟芳を助けたのは劉暢でした。自分も前には何惟芳に乱暴しているので、ここで助けたからすべて帳消しにはなりません。それでも父の手下から何惟芳を救ったということは劉暢と劉申の考えが同じではないことは分かります。

 

国色芳華 6話 

何惟芳が実家へ戻る

劉家を出た何惟芳は父を頼って実家へ向かいます。嫁ぐ前は父から大切にされていたので、家に帰れば受け入れてもらえると思っていたのでしょう。

ところが何家には劉申の使いが先回りしていました。何惟芳が姑に逆らい、夫に仕えず、役所へ訴えて離縁まで求めたと自分たちに都合のよい話だけを父に伝えています。劉家が何惟芳につらく当たったことも嫁入り道具を勝手に使ったことも話しません。

事情を知らない父は娘に問題があると思って劉家と一緒に何惟芳を捜すことを受け入れてしまいます。

ここは何惟芳にとってかなりつらいですね。せっかく劉家から逃げても頼れると思っていた実家まで劉家の味方になっています。父が娘を嫌っているわけでもないのに、劉家の説明だけを信じてしまうのも困ったものです。

家の外からその会話を聞いた何惟芳は、自分が戻れば実家にも迷惑がかかると考えました。商売がうまくいっていない何家のために金だけを残しそのまま立ち去ります。

崖から落ちたように見せかける

実家にも戻れなくなった何惟芳は、劉申の追っ手から完全に逃れるため、自分が死んだと思わせることにします。

崖の近くに自分の歩揺を残し身を投げたように見せかけました。追っ手はその歩揺を見つけ、何惟芳が崖から落ちて死んだと判断します。

そこまでしないと逃げられないのかと思いますが、離縁しても追われ、実家まで押さえられている状況ですからね。普通に洛陽を出ただけではまた見つけられる可能性があります。

何惟芳本人は生きており、そのまま洛陽を離れて長安へ向かいました。

劉暢が父に反抗

何惟芳が崖から落ちたと聞いた劉暢は父の劉申を疑います。嫁入り道具を取り戻すために、父が何惟芳を殺そうとしたのではないかと考えたのです。

これまで父の決定に従うことが多かった劉暢ですが、さすがに今回は黙っていられません。家職にも詰め寄り父を激しく責めました。

さらに吉安県主との婚姻まで拒絶します。

劉申は息子の反抗を許さず家法による棒打ちを命じました。それでも劉暢は何惟芳への償いになるなら構わないという態度を取ります。

ここへ来てようやく劉暢も父に逆らいました。ただ、何惟芳がいたときにもっと早く動いていれば、ここまでのことにはならなかったでしょう。今さら反省しても遅いとは思ってしまいます。

劉夫人は息子が打たれるのを止めて吉安県主との関係はすでに世間に知られているのだから、寧王の娘と結婚して劉家を立て直すよう説得します。最終的に劉暢は吉安県主との婚姻を受け入れることになりました。

長安で仕事を探す何惟芳

死んだことになった何惟芳は長安へ入り、今度は自分の力で生きていこうとします。

花を扱う店などを訪ねて働き口を探しますが、戸籍がないため雇ってもらえません。劉家から逃げることには成功しても身元を証明できなければ仕事にも就けないのです。

そこで何惟芳は大きな酒場を一人で切り盛りしている五娘に仕事を頼みます。しかし五娘には断られてしまいました。

その後、五娘の夫・王擎が何惟芳に声をかけます。役所に知り合いがいるので算盤を預ければ戸籍を用意すると持ちかけ、一筆まで書きました。

何惟芳はその言葉を信じて酒場で働き始めますが、五娘からは嫌がらせを受けます。それでも王擎と五娘の夫婦関係に何かおかしさを感じ、王擎を完全には信用しません。

蒋長揚が清正社の楚首領と接触する

そのころ蒋長揚は、清正社の楚首領を捕らえていました。

蒋長揚は楚首領たちを自分に従わせようとし、大北からの文書を見せます。ところが相手はその文書が本物か疑いました。

そこで蒋長揚は、開元寺にいる大北本人と会わせます。

王擎が何惟芳に関係を迫る

何惟芳が酒場で働き始めて半月ほどたっても、王擎は約束した戸籍を用意しません。

何惟芳が催促すると、王擎は若い女性が長安で一人で暮らすのは難しいと言い、自分の女になれば楽に暮らせると持ちかけます。

劉家から逃げて、やっと自分で生きようとしているのに、今度は戸籍を持っていない弱い立場につけ込まれます。何惟芳は王擎が酔っているとして聞かなかったことにしようとしますが、王擎はさらに五娘を売り何惟芳を正妻にするとまで言い出しました。

何惟芳が拒絶すると、王擎は暴力まで振うのでした。

劉家を出れば自由になれると思っていたのに、長安でもまた男に利用されてしまうとは。何惟芳にとっては、結婚から逃げただけでは何も解決していないと分かる回でした。

 

主な登場人物と結果

  • 何惟芳:洛陽の商家・何家の娘、劉暢の妻。劉家との離縁を認めさせた後、追っ手から逃れるため死亡を装って長安へ向かいます。長安では身元を証明する戸籍がなく、仕事探しにも苦労します。

  • 蒋長揚:花鳥使。何惟芳が離縁を求めた裁きに関わり、劉家寄りの県令に公平な判断を求めさせます。その後は清正社の楚首領とも接触します。

  • 劉暢:劉申の息子で何惟芳の夫。離縁を拒んで何惟芳に乱暴しますが、父が何惟芳を殺そうとしたことには反発し、のちに吉安県主との婚姻を受け入れます。

  • 吉安県主:寧王の娘。かつて恋仲だった劉暢との復縁を望み、何惟芳と利害が一致したことで密会を利用した離縁の計画に協力します。

  • 劉申:劉暢の父。何惟芳の持参財産を失いたくないため離縁を妨害し、何惟芳が劉家を出た後も追っ手を差し向けます。

  • 五娘:長安で酒場を営む女性。何惟芳を快く思わず、店で働き始めた彼女につらく当たります。

  • 王擎:五娘の夫。何惟芳に戸籍を用意すると約束して働かせますが、その弱い立場を利用して自分の女になるよう迫ります。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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2017年から歴史や時代劇の記事を書いてきました。このサイトでは、中国ドラマのあらすじや登場人物、見どころを分かりやすく紹介しています。今後も独自の記事を増やしていきます。

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