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月に咲く花の如く 49話・50話・51話 呉聘の死の真相と周老四の最期

胡咏梅が周瑩への復讐に失敗してすべてを失い、呉聘を死なせた真相まで明らかになります。そして周瑩を襲った胡咏梅の刃から娘を守ったのは、呉家東院を出たはずの周老四でした。

周老四は詐欺までして周瑩を困らせた父親ですが、最後は娘の為に命を落としました。実の父親ではなかったと明かされても、周瑩を育て、最後まで守ったことに変わりはありません。

胡咏梅は愛していた呉聘を自分の毒で死なせ、その事実を知らないまま周瑩を憎み続けました。真相を知ったあとも周瑩を殺そうとして周老四まで死なせてしまった末の最期とは哀れです。

 

49・50・51話の内容

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第49話を見る
呉漪が趙白石との結婚を決めさせ、胡咏梅は周瑩の洋布店を潰すため値下げを始めます。

第50話を見る
周瑩との商売に敗れた胡咏梅が店と財産を失い、周瑩は呉聘が食べたナツメ餅を疑い始めます。

第51話を見る
胡咏梅がナツメ餅に毒を入れた事実を告白し、周瑩を守った周老四が命を落とします。

 

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月に咲く花の如く あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。

この記事にはネタバレがあります。

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月に咲く花の如く 49話 捨て身の策略

呉漪が手に入れた結婚

呉沢が郷試に合格し、呉家西院では盛大な祝宴が開かれます。趙白石も呉沢と酒を飲みますが、すっかり酔って寝込んでしまいました。

そして翌朝、目を覚ますとそばには泣いている呉漪。前夜の記憶がない趙白石は、自分が呉漪に取り返しのつかないことをしたと思い込みます。

女性の名誉を傷つけた以上、責任を取るしかない。趙白石はそう考えて呉漪との結婚を申し込みました。呉漪はついに望んでいた婚姻を手に入れます。

でも、この方法はやっぱり問題がありますよね。趙白石は呉漪を愛して結婚を決めたのではなく、自分が何かをしたと思い込んで責任を取っただけです。しかも趙白石自身には前夜の記憶がありません。本人が正しい事情を知らないまま結婚を決めている以上、かなり一方的な婚姻です。

呉漪は趙白石と結婚するという目的は達成しました。でも、これで趙白石の心まで自分に向くのでしょうか。結婚したあとも秘密を抱え続けることになりますし、本当のことを知られれば、むしろ二人の関係を壊す原因になりそうです。

胡咏梅の値下げ攻勢

一方、胡咏梅は杜明礼にそそのかされ、父・胡志存が被害を受けた原因まで呉家にあると思い込んでいました。そこで周瑩の商売を潰すため、洋布を大幅に値下げします。

安い商品をぶつけられた民富洋布は売れなくなり、始まったばかりの機器織布局はいきなり販売で苦戦することになりました。胡咏梅は周瑩への恨みを商売に持ち込み、本気で追い詰めようとしています。

杜明礼としては、自分で直接手を下さなくても胡咏梅が周瑩を攻撃してくれるのですから都合がいい。父を失った胡咏梅の怒りを利用しているのが厄介ですね。呉漪は結婚のために趙白石の思い込みを利用し、胡咏梅は復讐のために杜明礼に利用される。49話は、相手の気持ちや事情を置いたまま目的を果たそうとする人物が続く回でした。

 

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月に咲く花の如く 50話 愚かな裏切り

周瑩の商売で追い詰められる胡咏梅

胡咏梅の値下げで売れなくなった民富洋布ですが、周瑩も価格を下げたり、まとめ買いには商品を追加したり商品券も発行。さらに大口注文では輸送費まで負担しました。

胡咏梅が町の子供たちを使って民富洋布の評判を落とそうとすると、周瑩は両店の布を道路に敷いてロバを歩かせ、耐久性を比べます。先に傷んだのは胡咏梅の商品でした。

店も土地も抵当に入れていた胡咏梅はこれで財産まで失ってしまいます。周瑩への恨みから商売を始めた結果、自分の店まで失うとは、あまりにも代償が大きすぎます。

胡咏梅を見捨てる杜明礼

追い詰められた胡咏梅は杜明礼を頼ります。杜明礼は20万両を用意しようとしますが、査坤から自分たちの財産までほとんど失うと反対され、結局は助けませんでした。

長年思い続けていた胡咏梅でも自分の利益を失うとなれば見捨てました。杜明礼が何を優先しているのか、かなりはっきりしましたね。しかも胡咏梅がここまで周瑩を憎むよう仕向けたのは杜明礼です。自分で利用しておいて、役に立たなくなれば助けないのだからひどい話です。

周老四の詐欺

民富洋布が売れるようになると、今度は周老四がその名前を利用して商人から金を受け取っていました。周瑩が忙しくなって自分と過ごす時間が減ったという不満があったとしても、商売の信用を利用して金を取るのはやりすぎです。

趙白石から処罰され、周瑩にも叱られた周老四は呉家東院を出ていくと言い始めます。周瑩を困らせたくない気持ちはあるのでしょうが、それなら最初から商人を騙さなければよかったのに思います。

呉聘の死につながるナツメ餅

周老四と町へ出た周瑩は昔食べたナツメ餅の店を思い出します。以前の店主を訪ねると店を胡咏梅へ売った時期が呉聘の亡くなったころと一致していました。

呉聘が亡くなった日には普段は甘いものを好まなかった彼がナツメ餅を食べて、周瑩はつわりで口にしていません。そこへ胡咏梅との関係まで重なって周瑩はナツメ餅に何かあったのではないかと疑い始めます。

長く分からなかった呉聘の死ですが、これで明らかになるのでしょうか。

 

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月に咲く花の如く 51話 悲痛な結末

周老四が勧めた再婚

呉家東院を出ることにした周老四は旅立つ前に周瑩とサイコロ勝負をして、負けた彼女に再婚を勧めます。しかも相手には沈星移がいいと言うのだから、周瑩の気持ちはかなり分かっていたのでしょうね。周瑩は否定しますが、沈星移からもらった絵は今も大切に持っていました。

 

呉聘を死なせた胡咏梅

呉聘の墓前で周瑩と会った胡咏梅は、あの日ナツメ餅に毒を入れたことを認めます。狙っていたのは周瑩でしたが、つわりで食べなかったため呉聘が代わりに口にして亡くなっていました。

ここはどうしても疑問が残ります。周瑩を殺そうとしたとしても、その餅を呉聘が食べる可能性は考えなかったのでしょうか。結果として胡咏梅は、自分が愛していた呉聘を自分の手で死なせています。それなのに真相を知らないまま、呉聘を失った苦しみも胡家が没落した怒りも周瑩へ向け続けていました。

周瑩を守った周老四

ぞれでも胡咏梅は周瑩への恨みを抑えきれずに襲いかかりました。そこへ戻ってきた周老四が周瑩をかばい、刃を受けて倒れました。そして最期に周瑩を三原県孟店村の農家の前で拾ったことを明かします。

周老四は金にだらしなく、民富洋布の名前を使って詐欺までした問題のある人物です。でも周瑩にとっては、ずっと自分を育ててくれたかけがえのない父親でした。実父ではなかったという告白よりも娘を守って命を落とした事実のほうが大きいです。

周老四は立派な人間とは言えませんが、周瑩にとっては実父以上の父親だったのでしょう。

胡咏梅もまた呉聘を愛したまま、その呉聘を自分で死なせ、真相を知らずに周瑩を憎み続けました。最後まで間違った相手へ恨みを向け続けた末に、呉聘の墓前で自ら命を絶つという、あまりにも悲しい結末でした。

 

主な登場人物と結果

  • 周瑩:呉家東院の当主。胡咏梅との洋布販売競争に勝ち、呉聘の死の真相を知ります。胡咏梅に襲われますが、周老四が身代わりとなって助かりました。

  • 胡咏梅:胡家の娘。周瑩を殺すためナツメ餅に毒を入れたことが、結果として呉聘の死を招いていました。商売にも敗れ、周瑩への襲撃で周老四を死なせたあと、自ら命を絶ちます。

  • 周老四:周瑩を育てた父親。民富洋布の名を利用して金を受け取り問題を起こしますが、最後は胡咏梅から周瑩をかばって命を落とします。死の直前、周瑩とは血のつながりがなく、幼い彼女を拾って育てたことを明かしました。

  • 趙白石:地方官。酔って前夜の記憶をなくし、呉漪を傷つけたと思い込んで責任を取るため結婚を申し込みます。

  • 呉漪:呉家の娘。趙白石の思い込みを利用し、望んでいた婚姻を実現させます。

  • 杜明礼:胡咏梅に周瑩への復讐をけしかけた人物。胡咏梅が財産を失って援助を求めると、自分たちの財産を守るため20万両を出すことをやめました。

  • 呉聘:周瑩の亡き夫。胡咏梅が周瑩を殺すため毒を入れたナツメ餅を食べたことが、死につながっていました。

 

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この記事を書いた人

歴史ドラマブロガー・フミヤ

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