何惟芳が蒋長揚の協力で「蒋小花」という名前と戸籍を手に入れます。さらに王擎から五娘を救い出し、「秦勝意」と名付けて彼女と一緒に牡丹の商売を始めます。
王擎が若い女性を騙して売っていたとは、五娘が何惟芳を追い出そうとした理由も納得です。
それにしても、蒋長揚は戸籍の代金として牡丹二十鉢を要求したうえ、商売の利益まで9割取るとはずいぶん欲張りです。それでも何惟芳と秦勝意が育てた矮牡丹は見事に開花して売り切れるほどの人気になりました。
国色芳華 7・8・9話のあらすじはこちら
読みたい話数をタップすると、すぐにエピソードが表示されます。
この記事にはネタバレがあります。
他のエピソードを見たい方は
国色芳華 あらすじ ネタバレ一覧をご覧ください。
国色芳華 7話・五娘の秘密と蒋小花の戸籍
五娘が明かした王擎の正体
王擎に暴力を振るわれた何惟芳は側女になることを認めたふりをしますが、酒蔵に監禁されてしまいます。翌日、婚礼の支度に来た五娘は何惟芳を追い出そうとしていた本当の理由を明かしました。
五娘は父親に米十石で嫁がされ、結婚後も王擎から暴力を受けていました。しかも王擎は若い女性を騙して舞坊などへ売っていたのです。
五娘が何惟芳を追い出そうとしたのは、彼女を王擎から守るためだったんですね。てっきり夫の側女になるのが嫌なのかと思いきや、実は何惟芳を心配していたとは。
李荇による救出
何惟芳は五娘も一緒に逃げようと誘いますが、五娘は以前にも逃亡に失敗していて再び捕まることを恐れていました。
何惟芳が塀を越えようとすると王擎が現れます。五娘が王擎を引き留めている間に何惟芳は脱出しましたが街で王擎に捕まりそうになります。そこへ従兄の李荇が現れ、何惟芳を助けました。
何惟芳は李荇に偽の戸籍を頼みますが、断られたため書き置きを残して彼の家を出ます。
李荇にしても、偽の戸籍を用意するのは簡単に引き受けられる話ではないでしょう。
蒋長揚と二十鉢の牡丹
何惟芳は新しい戸籍を手に入れるため、瓊台玉露の牡丹を持って万貫堂を訪れます。ところが、そこで会った主人は蒋長揚でした。
蒋長揚は瓊台玉露二十鉢と引き換えに戸籍を用意すると約束。何惟芳は彼について歓雲楼へ行き、戸部の役人から印をもらうことができました。
蒋長揚は牡丹一鉢を見ただけで、二十鉢も要求するとは抜け目がありません。何惟芳の栽培技術を知っているからこその条件でしょうが、二十鉢を用意するのは大変そうです。
蒋小花の戸籍と五娘の危機
何惟芳はようやく新しい戸籍を手に入れますが、そこに書かれていた名前は「蒋小花」。蒋長揚が勝手に決めた名前でした。
何惟芳は戸籍が欲しかっただけなのに、名前まで蒋長揚に決められてしまいました。しかも蒋小花とは、いかにも彼が面白がって付けそうな名前です。
その直後、何惟芳は王擎が五娘を舞坊へ売ろうとしているところに遭遇します。何惟芳は王擎に抗議し、金を払って五娘を解放させようとしました。
五娘は何惟芳を逃がすために王擎を引き留めてくれました。今度は何惟芳が五娘を助けようとしています。でも王擎は女性を売って金を稼いでいる男です。金を渡せば本当に五娘を解放してくれるのでしょうか。
国色芳華 8話・秦勝意の再出発
何惟芳が用意した十貫と王擎の離縁状
何惟芳は五娘を王擎から自由にするため、母の形見の首飾りを蕓店主に預けて十貫を用意しました。王擎は金を受け取ると離縁状を書いたので、喜んで帰ろうとします。
ところが蒋長揚が店の花を踏み荒らした賠償として二十貫を要求しました。王擎が受け取った十貫では足りず、不足分は穿魚が拳で支払わせます。
蒋長揚もひどいことを考えますね。王擎は金を手に入れたつもりが、結局は殴られることになりました。まあ五娘にしてきた仕打ちを考えれば、同情する気にはなれませんけど。
一方、蕓店主は何惟芳の借用書を破ってくれました。母の形見まで質に入れて五娘を助けようとした何惟芳に店主も何かしてあげたかったのでしょうね。
何惟芳は五娘を自分の住まいに迎え、これからは願い以上の幸せを得られるようにと「秦勝意」という名前を与えました。
矮牡丹の栽培と蒋長揚への出資依頼
一緒に暮らし始めた何惟芳と秦勝意は仕事を探しますが、よい勤め先が見つかりません。
何惟芳は花市で扱う店が少ない矮牡丹に目をつけて自分の栽培技術を使って育てて売ることを考えました。清涼山で株を採れば仕入れの費用は抑えられますが、鉢や肥料を買う金が必要です。
そこで何惟芳は蒋長揚に出資を頼んで山へ行くための籠を作りました。
何惟芳は花を育てる技術を持っているので、仕事が見つからなくても自分で商売を始められるんですね。ただ、蒋長揚に出資を頼むとは意外でした。これからも彼とは何かと関わることになりそうです。
清涼山での救出と寧王の縁談
矮牡丹を探して清涼山に入った何惟芳は寧王の禁猟区に入り込んでしまいます。寧王と狩猟をしていた蒋長揚は何惟芳を見つけると、彼女の髪に矢を放ち、誤射を装って天幕へ運ばせました。
助けるためとはいえ、髪を狙って矢を放つとは大胆すぎます。少し狙いが外れれば大けがをしそうですが。
そのころ寧王は蒋長揚に吉安県主との結婚を勧めていました。しかし蒋長揚は県主と劉暢の仲を理由に断り、陳章の官職の話に変えてしまいます。一方、県主自身も縁談を阻止するため、清涼山へ急いでいました。
この会話を聞いた何惟芳は蒋長揚が官職を売買していると思い込みます。戻ってきた蒋長揚に皮肉を言いますが、彼が褒美の箱を開けると驚いてしまいました。
何惟芳は蒋長揚を信用していないようですが、彼が何をしているのか、まだ十分には知らないのでしょう。
国色芳華 9話 懐袖香の商売
利益の9割を要求する蒋長揚
何惟芳は牡丹の栽培に必要な資金を蒋長揚に出してもらうため、利益を折半する契約書を用意しました。ところが蒋長揚は利益の9割を自分が受け取り、事業が失敗した場合には元金を全額返済するよう要求します。
利益の9割を持っていくうえに、失敗しても元金は返せというのですから、ずいぶん一方的な条件です。
それでも何惟芳は商売を始めるため、契約を結びました。
吉安県主と劉暢の婚姻
吉安県主は狩場にいる父親の寧王を訪ね、劉暢と結婚したいと訴えます。ただ結婚を許してほしいと頼むのではなく劉暢を婿に迎えれば劉家を利用できると説明しました。
寧王は娘が損得を考えるようになったことを喜び、結婚を認めます。さらに劉暢を長安へ呼び寄せ戸部員外郎の官職を与えました。
吉安県主は劉家の旧宅まで買い戻していましたが、劉暢は自分の能力で認められたいと考えていました。
でも寧王から官職を与えられたのでは、自分の実力を証明したことにはなりませんよね。吉安県主にとっては望みどおりの結婚でも劉暢にとっては複雑な話でしょう。
矮牡丹の開花と懐袖香の販売
何惟芳と秦勝意は清涼山から採ってきた矮牡丹を鉢に植えて世話を続けました。やがて花を咲かせることに成功して袖に香りが残ることから「懐袖香」と名付けます。
二人は懐袖香を1鉢80文で売り出しました。手頃な価格が好評で用意した花は売り切れ、予約する客まで現れます。
蒋家の裏庭と馬歯莧の商売
何惟芳たちは牡丹を育てる場所を確保するため、新しい住まいを借りました。ところが仲介人に騙され、借りた建物が蒋家の裏庭にあることが判明します。
蒋長揚は二人を追い出そうとしますが、何惟芳は牡丹が売れれば蒋長揚にも利益が入ると説明して住むことを認めさせました。
それにしても出資を受けた相手の屋敷に住むことになるとは、出来過ぎでしょ。
蒋長揚も利益の9割を受け取る契約を結んだ以上、牡丹の栽培ができなくなっては困りますよね。
さらに何惟芳は庭に生えている馬歯莧が薬草になることを利用し、10文を払えば自由に採ってよいことにしました。
草取りには本来、人手や費用が必要ですが何惟芳は薬草が欲しい人に採ってもらうことで、その手間まで省いてしまいます。しかも10文を受け取れるのですから、なかなか抜け目がありません。
登場人物
-
何惟芳(蒋小花): 牡丹の栽培技術を持つ女性。蒋長揚の協力で新しい戸籍を得て、秦勝意とともに牡丹の商売を始めます。蒋長揚とは利益の9割を渡す契約を結びました。
-
蒋長揚: 長安で暮らす官僚。何惟芳の戸籍取得に協力し、牡丹の栽培にも出資します。何惟芳と秦勝意が借りた家が自分の屋敷の裏庭にあったため、二人がそこで暮らすことを認めました。
-
秦勝意(五娘): 王擎の妻だった女性。何惟芳の協力で離縁し、秦勝意と名乗って新しい生活を始めます。何惟芳と一緒に牡丹を育てて販売するようになりました。
-
王擎: 女性を騙して舞坊などへ売っていた男。妻の五娘を虐待していましたが、十貫と引き換えに離縁状を書き、蒋長揚から賠償金を要求されます。
関連記事
- 次回のあらすじ
国色芳華 10話・11話・12話 義姉妹の誓いと蒋長揚の秘密 - 前回のあらすじ
国色芳華 4話・5話・6話 何惟芳が死を装い長安で再出発 - ドラマ全体の流れを知りたい方はこちら。
国色芳華 あらすじ ネタバレ一覧


コメント